曇天の広島市。
気温は20度。
リバーサイドを吹くそよ風が心地良いです。
広島市のサクラは満開です。
週末の土日あたりがピークでしょうか?
ニッポンの桜・・・本当に美しいですね。
心が洗われるようです。
その儚さが、その魅力を倍増させます。
みんなで、お花見を楽しみたいですね!
曇天の広島市。
気温は20度。
リバーサイドを吹くそよ風が心地良いです。
広島市のサクラは満開です。
週末の土日あたりがピークでしょうか?
ニッポンの桜・・・本当に美しいですね。
心が洗われるようです。
その儚さが、その魅力を倍増させます。
みんなで、お花見を楽しみたいですね!
今年になって日経平均株価が4万円を突破、バブル経済前の株価を上回りました。
日銀の施策や新型NISA、外国人投資家の買いが背景にあると言われています。
ただ、実体経済にあまり変化はなく、大手企業は賃上げラッシュでも中小企業には波及していません。
さらには人口減少による人手不足、運輸や建設分野での労働時間規制、地政学的なリスク、円安の進展など株価をめぐる環境は、まさにVUCA(ヴーカ/変動制・不確実・複雑・曖昧)な時代です。
さわかみファンドの澤上篤人さんは著書「インフレ不可避の世界」の中で、近い将来のマネーの暴走、カネ余りバブルの終焉を指摘、「売り逃げる」という助言をされています。
市場はお金がジャブジャブ、株価は米国も日本もバブルが膨らむ、円安や人手不足が止まらない・・・といった事があるからだと思います。
個人的にも最小限に絞り込んだ好きな会社の株式、NISAに組み込んだインデックスファンド以外は全て手放しました。
ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の心理
バートン・マルキール著 日本経済新聞社刊 2300円+税
株式投資の基本書として、株主必読の一冊です。
著者は、プリンストン大学教授。
ウォール街で実務を経験、エール大学MBA学部長、米国政府の委員、バンガード社の社外取締役などを務めています。
同書が2007年に一版が出されてから実に9回も改訂されています。
金融の世界もフィンテックやテクノロジー、新商品開発などで、どんどん進化、変化しているということなのでしょう。
新NISAが登場した今年、書店ではNISA本、投資本で溢れていますが、その多くはマルキール博士の長期にわたる研究を流用したものです。
インデックスファンドや「長期・分散・積立投資」の優位性について、著者は主張します。
同書では、縦じまのストライプの高級スーツを着たウォール街の金融スペシャリストたちをイジります。
彼彼女たちが運用するファンドの成績が、猿が投げるダーツで組んだファンドと変わらない、あるいはそれにも劣ると喝破します(笑)。
MBAホルダーの数字や高等数学を駆使した一見かっこいいテクニカル派やファンダメンタル派もインデックスには勝てないと指摘します。
巷では、オルカンやS&P500、バンガードファンドが人気です。
規則性なく動くランダムウォーク理論。
よく投資と投機は違うと言われますが、様々な要素、環境が交差する株式市場は、ギャンブル的な要素を排除することはできません。
かといって、銀行やゆうちょに貯金しているだけでは、インフレや値上げによって毎年数パーセントずつ現金の価値が低下していきます。
金利が20倍になったといっても、現状では利子も微々たるもの。
自己責任で、自分自身のポートフォリオを組んでいくしかありません。
若い人に質問されることがあるのですが、その時は人的資本に投資したらいいよと助言します。
人は、人的資本、金融資本、社会資本を有しています。
人的資本は職業専門性やキャリア、金融資本は貯金や投信株式、社会資本は人脈やネットワークです。
「ウォール街のランダム・ウォーカー」で著者はライフサイクル論も指摘しています。
同書では34歳と64歳では投資の仕方が異なると解説します。
34歳で投資に失敗しても人的資本(自分で稼ぐ給料や報酬)で取り戻せる可能性が高いが、64歳ではそうはいかないと指摘します。
34歳であればアクティブ型ファンドでも良いが、64歳ではインデックス型ファンドでということだと思います。
今まで株や投資信託を指南してくれたのは、この「ウォール街のランダム・ウォーカー」と次の2冊の本です。
2冊の本は、いずれも大好きなホイチョイ・プロダクションが制作した漫画本です。
ホイチョイは映画「わたしをスキーにつれてって」「彼女が水着に着がえたら」「バブルへGO!」やマンガ「気まぐれコンセプト」で一世を風靡したクリエイティブ集団。
この2冊の漫画でMBAのファイナンスレベルの学習が出来ます。
ただし、投資は自己責任、ご利用は計画的に!です。