能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

エディオンピースウイング広島には、たくさんの会議室がありました・・・それにしても、AI、ChatGPTの進化は驚異的です

2024年09月10日 | 日記・エッセイ・コラム

AI、ChatGPTの勉強会出席のために、エディオンピースウイング広島に行ってきました。

エディオンピースウイング広島は、今年2月にオープンした3万人収容のサッカー専用スタジアム。

Jリーグのサンフレッチェ広島のホームグラウンドです。

このサッカースタジアムでの勉強会。

まさかピッチのそばで?とは思ったのですが、このスタジアムには、たくさんの会議室がありました。

裏口のような所から入り、迷路のような暗い廊下を進むと会議室がありました。

それにしても、AI、ChatGPTの進化は驚異的。

画像AI、動画AI・・・何でもできます。

数年先には、ドラえもんのようなAGIが誕生すると、ソフトバンクの孫さんやイーロン・マスクさんが話されています。

時代に置いて行かれないよう、AIに振り回されないよう頑張って行かなければなりません。

たいへんな時代になったものです(笑)。


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人事部クライシス 人的資本経営、本丸を立て直せ 日経ビジネス誌の特集記事・・・これからの人事部の過酷なセクション!?

2024年09月10日 | マネジメント

欧米の企業では部門やラインマネジャーに人事権が付与されていますが、日本では長らく中央集権の人事部に人事権がありました。

全体最適、部門間の調整という意味では機能していたのですが、昨今では評判がよくありません。

好き嫌い人事、秘匿主義、人事権濫用・・・時代とミスマッチを起こしつつあります。

日経ビジネス誌2024/9/9号の特集記事は「人事部クライシス 人的資本経営、本丸を立て直せ」。

ニッポンのカイシャの奥の院、人事部を特集しています。

調査によると90%の社員が人事部に不満を持っているそうです。

嫌われ者の人事部です。

 

Contents

Part1 不信感と役割増、業務過多で残業三昧 9割「人事部に不満」DX活用に期待の声

Part2 向き合える組織へ 変革の3つの処方箋

Part3 AIで業務効率化 人事プロの相棒に

 

この特集記事では、日立、IBM、アサヒビール、味の素、みずほHDなどの事例が紹介されています。

伏魔殿と言われる会社、組織・・・従来の人事部の仕事では時代についていけなくなっています。

経営陣、投資家も含めた人的資本経営、人事ビジネスパートナー(HRBP)、DX活用、AI活用、人事のアウトソーシング、シェアードサービスなどの対策を打ち出しています。

 

ジョブ型雇用、職務給導入などが進めば、欧米企業のように事業部、カンパニーのライン長への人事権の移管が進んでいくと思います。

また、AIやDXの進化により、社員ごとに人事評価、査定がスコアリングされ、これに基づき人事のプロフェッショナルが昇進・昇格・異動などを行うことも進んでいくと思います。

人的「資本」経営では、財務諸表のように人材が「数字」「スコア」化されていくと思います。

これにより、成果主義人事、業績主義人事が加速していくことになります。

人口減少による人手不足、疲弊する労働現場、ダイバーシティ&インクルージョン、働き方改革をはじめとする労働法改正・・・。

人事部の仕事は、外部環境、経営陣からの要求と社員、労組との板挟みになり、過酷なセクションになっていくと思います。

今までのような、奥の院的なデスクワークでは持ちこたえられないでしょう。

会社、組織にとって最も大切な経営資源は、人財。

ヒトのチカラを最大限に発揮できる「場」を作っていただきたいものです。


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