アメリカの人気の連載漫画「ディルバート」。
著者のスコット・アダムスさんは、銀行やテレコム会社に長年勤めたベテランのサラリーパースン。
彼が描く主人公ディルバートは名門マサチューセッツ工科大学卒で情報産業のエンジニアとして日々サラリーマンしています。
無能な上司、出来の悪い同僚に囲まれての「社畜」ライフは、笑いを誘います。
日本でいえば、ホイチョイプロダクションの「気まぐれコンセプト」に近い感じがあります。
ディルバートの法則の一つに「損害を最小限にするために会社はバカを選んで昇進される」があります。
無能な社員を上司として隔離することで、他の社員が仕事に集中でき、組織の成果が上がるという理由だそうです(笑)。
ピーターの法則というのも、同じですね。
ピーターの法則とは、能力主義の階級社会において、誰しもが有能さを発揮できていた地位から、無能ぶりを露呈することになる限界の地位まで昇進させられることにより、組織全体に上に行くほど、無能な人間があふれてしまう法則のことです。
社内での管理監督者への昇進も昇格も、運やタイミングが8割だそうです。
日本でも「サラリーマン川柳」が人気です。
サラリーマンの哀歌、いつの時代も高架下、ガード下で一杯やりながら、盛り上がります。
がんばれ!企業戦士たち