能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

広島クリスタルプラザ バブル経済のあだ花・・・どうせ税金投入なら再活用して広島の活性化につなげたいものです

2019年11月09日 | まち歩き

今日も社労士会の働き方改革研修会。
会場は、平和大通りにある広島クリスタルプラザ。
この二階と三階に貸し会議室のTKPが入っています。



中はかなり老朽化しており、空きテナントもかなりあります。

実は、このビル、バブル期、1992年に建てられた20階建てのビル。
県も多大な負債を抱えており、返済の目処もたっていないようです。


維持費もかかり、厳しい状況・・・バブルの負の遺産。このまま行くと、おそらく税金の投入しかありません。

でも、どうせ税金投入となれば、広島の明日に繋がる投資であってほしいものです。

広島平和公園も近いし国連の平和機関やユネスコの出先に入ってもらえば国際平和都市のシンボルになるでしょう。


残念だったのは、県立大学の新学部を作るにあたり幟町の広島国際大学の広島キャンパスを40億円で購入したこと・・・。

これまた、税金投入なのですが、クリスタルプラザでは駄目だったんでしょうかねえ。

大崎上島に造ったバカロレア対応の中高一貫校「叡智学園」、今回の県立大学の新学部「叡啓大学(?)」・・・県は少数のエリート育成のために多大な投資をしています。

将来、明日のことを考えれば教育への投資はありだと思うのですが、それよりも前にやるべきことはあると思います。

経済的な理由で高校や大学に進学できない子供たちへの支援、働く両親をサポートする保育園の設置、いじめ対策などなど県内にはたくさんの課題が山積しています。


平和大通りという一等地。

ベンチャー企業育成のためのインキュベーション施設の設置や経済産業省と組んで新産業創出のための器を創る・・・。

イノベーションハプの発展形もアリです。

転んでもタダでは起きない広島人スピリッツを取り戻したいところだと思います。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« えべっさん 広島の秋を彩る... | トップ | 渋谷パルコ、11月22日にオー... »
最新の画像もっと見る