看板が好きです。
街歩きの際に、気になる看板があると思わず、たたずんでしまいます。
ITの時代、今ではデジタルサイネージが主流になっていますが、個人的にはペンキで書かれた看板が好きです。
工務店、工事会社などは、実力本位、実績本位で、マーケティングからは遠い存在に見えますが、そうではありません。
ドラッカーやコトラーが言うように、コンセプト一つ、言い方ひとつで売上が大きく変わります。
今回は、街で見た二つの看板を紹介させていただきます。
一つ目は、小さな看板ながら、おカネがかかっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/c6/ab726dbdac0099a5be61d74089eaa691.jpg?1597707154)
雨漏特捜隊トメルンジャー
面白いネーミングです(笑)。
通常だと、雨漏り専門〇〇工務店とか、△△組といった商号なんでしょうが、それが「雨漏特捜隊トメルンジャー」。
このフレーズ一つで何の会社か分かります。
そして、二つ目は、顧客の視点から、商号やキャッチフレーズを作っているリフォーム会社。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/d2/52008391566e444e57c093edd051ef68.jpg?1597707338)
会社名が、「営繕本舗」。
建物オーナーや総務部スタッフが目を引く会社名です。
また、webの検索エンジンのSEOにも有効だと思います。
ナントカ工房というのは、よくあるパターンですが、言葉に手垢がついています。
「本舗」の方が強いです。
さらに、キャッチコピーが「建物の価値を磨く」「建物の長寿命化」「入居率アップ」「予防清掃にあり」・・・オーナーのココロをくすぐっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d1/c655675fbf84e6936b940e9f5edf2b59.jpg?1597707371)
経営者の方が熟考したか、プロのコピーライターやデザイナーが生み出したものか???
見事なコンセプトワークです。
コンセプト一つ、言い方ひとつで売上が変わる・・・マーケティングのチカラを見せつけられました。