能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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横断歩道は歩行者優先!横断歩道のある交差点とない交差点における歩行者について、微妙に違うルールになっています 道路交通法38条

2025年02月13日 | 社会・経済

先日、横断歩道で道路を渡ろうとする小学生3人に出会いました。

停止線の前で停車して小学生たちを渡らせたところ、3人がこちらに向かって、おじぎ。

何だか、ほっこりした次第です。

先生や親御さんから、そうするよう指導されているんですかね。

道路交通法では、横断歩道は歩行者優先が38条に定められています。

違反すると、罰則、反則金と2点減点になります。

横断歩道のある交差点とない交差点における歩行者について、微妙に違うルールになっています。

でも、この条文、読めば読むほど分からなくなります(笑)。

 

(横断歩道等における歩行者等の優先)
道路交通法第38条 車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。
2 車両等は、横断歩道等(当該車両等が通過する際に信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等により当該横断歩道等による歩行者等の横断が禁止されているものを除く。次項において同じ。)又はその手前の直前で停止している車両等がある場合において、当該停止している車両等の側方を通過してその前方に出ようとするときは、その前方に出る前に一時停止しなければならない。
3 車両等は、横断歩道等及びその手前の側端から前に三十メートル以内の道路の部分においては、第三十条第三号の規定に該当する場合のほか、その前方を進行している他の車両等(特定小型原動機付自転車等を除く。)の側方を通過してその前方に出てはならない。

  (横断歩道のない交差点における歩行者の優先)
第38条の二 車両等は、交差点又はその直近で横断歩道の設けられていない場所において歩行者が道路を横断しているときは、その歩行者の通行を妨げてはならない。

  (横断の方法)
第12条 歩行者等は、道路を横断しようとするときは、横断歩道がある場所の付近においては、その横断歩道によつて道路を横断しなければならない。
2 歩行者等は、交差点において道路標識等により斜めに道路を横断することができることとされている場合を除き、斜めに道路を横断してはならない。

  (横断の禁止の場所)
第13条 歩行者等は、車両等の直前又は直後で道路を横断してはならない。ただし、横断歩道によつて道路を横断するとき、又は信号機の表示する信号若しくは警察官等の手信号等に従つて道路を横断するときは、この限りでない。
2 歩行者等は、道路標識等によりその横断が禁止されている道路の部分においては、道路を横断してはならない。

○ 罰則等

・横断歩道等における歩行者等の優先
 罰  則 3月以下の懲役又は5万円以下の罰金等
 反 則 金 大型車1万2千円、普通車9千円、二輪車7千円、原付車6千円
 基礎点数 2点

・横断歩道のない交差点における歩行者の優先
 罰  則 3月以下の懲役又は5万円以下の罰金
 反 則 金 大型車1万2千円、普通車9千円、二輪車7千円、原付車6千円
 基礎点数 2点

安全運転を心がけていきましょう。

ご安全に!


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