能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

広島県呉市の日本製鉄の製鉄所跡地、防衛省が活用する案が急浮上しています バックヤードとしての弾薬庫がメインのようです

2024年03月06日 | 社会・経済

昨年末、広島県呉市の日本製鉄の製鉄所(旧日新製鋼)が閉鎖されました。

日鉄の経営の構造改革の一環ということですが、巨大工場の閉鎖は雇用されていた社員や家族、地域経済に多大なインパクトを与えています。

地場の産業、会社、職安、行政などが雇用対策のために様々な施策を打ち出しています。

 

そして跡地問題。

カープの本拠地マツダスタジアム36個分という広大な敷地。

製鉄所の施設の撤去、土壌問題など課題山積です。

中国新聞のスクープ・・・一面トップで防衛省が活用するという案が急浮上したという報道。

地元呉市や広島県で大きな話題となっています。

防衛省は、バックヤードとしての弾薬庫としての活用がメインのようです。

 

個人的には、防衛省の新施設は、呉市の雇用を生み、地元の飲食店やホテル旅館、商店街などの活性化に結び付くため賛成です。

ただし、安全性の確保が大前提です。

呉市は、海軍の街として発展してきた歴史があります。

海軍鎮守府、海軍工廠があった呉市は、戦前人口が40万人を超えていたそうです。

現在も海上自衛隊呉総監部が設置されています。

この伝統の上に防衛省の施設を置くということは、アリだと思います。

呉市の製鉄所跡地問題、これから当分目が離せません。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世界遺産航路・・・平和公園... | トップ | カープCafeというよりカ... »
最新の画像もっと見る