能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

ニッポンの企業のDNAを伝承する「研修」・・・中原淳東大准教授の力作「研修開発入門」必読の一冊です

2015年12月15日 | 本と雑誌
 
研修開発入門-会社で教える、競争優位をつくる-企業内「研修」は効果があるのか?

「研修」・・・やれやれ、手垢のついた、ちょっと情けない言葉です(笑)。「この忙しいのに、なんで研修なの?」「2日間、気分転換してきたら・・・」と上司の声。「この際だから...
 

企業内研修・・・その効果性や費用対効果を含めて、その存在意義を問われています。

が、ニッポンの企業の強みを承継してきた「研修」。


今では、米国からワールドカフェやインプロなどの新しい教育手法、方法論が輸入されています。

が、それをそのまま日本の企業でやると、喜劇というかコメディが展開されます(笑)。

中原先生が昨年執筆された「研修開発入門」。

真面目で地味で内容ながら、ニッポンの企業が続けてきた企業内「研修」の要諦が、そこに詰まっています。

座右の書でもあります。

人事教育担当者の方には、必読の一冊だと思います。

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