日経ビジネス誌2021.10.18号の特集は、マーケティング。
勝ち組企業のCMOが選ぶ最強のマーケター
面白く読むことが出来ました。
CMOとは、チーフマーケティングオフィサー、最高マーケティング責任者のこと。
マーケターという言葉も、馴染んできました。
P2Pのコンセプトを打ち出している「現在マーケティングの父」と呼ばれるコトラー博士の「ステークホルダー重視の経営は時代の要請」という記事もあり、面白く読めます。
脱株主ドリブン、SDGs、ESGというコンセプトは、今後さらに加速していくと思います。
コンテンツ
Part1 マーケティングを見習いたい企業 日清が国内トップ 斬新な戦略に評価
Part2 海外企業ランキング GAFAの実力は?アマゾンが頂点 育成力でP&G上位
Part3 デジタル全盛 変わる成功の手法
Part4 ジョブズ、柳井氏 創業者が上位独占
「マーケティングを見習いたい企業」企業ランキング
5位 ユニクロ
4位 任天堂
3位 キリン
2位 トヨタ
1位 日清食品
1位が食品メーカー、しかもダントツというのもすごいです。
カップヌードルの持つ商品力、年々新しいバリューを生み出し続ける日清食品HDのマーケティング力には脱帽です。
世界500億食を支えた鉄則は、「迷ったら突き進め」だそうです。
海外企業では、4位コカコーラ、3位P&G、2位アップル、1位アマゾンというランキングになっています。
P&Gはマーケティングの教科書のような歴史ある会社ですね。
同社の代々伝わる格言は、「消費者こそがボスである」「あなたの目的は何だ?」。
今でも普遍的に通用する言葉です。
マーケティングに革新を起こしたと思う経営者ランキング
5位 ビル・ゲイツ
4位 本田宗一郎
3位 守田昭夫
2位 柳井正
1位 スティーブ・ジョブズ
それにしても13年前のジョブズのプレゼン・・・すごかったですね。
ジョブズが亡くなって、もう10年。
カリスマの血は、今でも引き継がれています。
デジタルの時代でマーケティングの世界も大きく変化。
ファンマーケティング、SNSマーケティング、動画マーケティング、顧客生涯価値(LTV)といったコンセプト。
あるいは、若年層にも広がるエシカル消費、脱癒し、可処分思考、ニューロマーケティング、ZMOTといった新しい注目キーワードの解説もあります。
ビジネスパースン必読の今週の日経ビジネスです。