何でこんなことになるんでしょう?
国を挙げて取り組んだマイナンバー制度、マイナカード事業。
多忙な現場での事務作業の増大、末端のアナログにしわ寄せのくる仕組み、個人情報、セキュリティ問題・・・すべてが中途半端です。
富士通をはじめとする日本を代表するIT企業、メーカーの作ったフレームは、かなり無理やり急いで作った感があることは否めません。
今週の日経ビジネス誌の特集は「脱デジタル敗戦国 マイナ騒動が問う変革への覚悟」。
河野太郎デジタル大臣のロングインタビューも載っています。
Contents
PART1 マイナカード総点検の舞台裏 消えぬ懸念に悪戦苦闘 デジタル化の分水嶺に
PART2 デジタル庁、スピードと責任の二律背反 3年目、生みの苦しみ 異質官庁が探る均衡点
PART3 日韓、マイナ活用で明暗 DXの先達に学ぶ戦略
PART4 脱・敗戦へ背水の陣 3段階の進化で挑め
多大な国費を投入したマイナカード・・・埋没原価を考えると、今さら撤収するわけにはいきません。
今回のマイナ問題では、政治家まかせも駄目、行政まかせもダメ、民間企業に丸投げも駄目なことが浮き彫りになりました。
米国のGAFAMに丸投げすることも、日本国の根幹に関わることですので、これも駄目。
みんなで集まってワイワイガヤガヤするのではなく、オードリー・タンさんのような天才の出現を待つしかないのでしょうか。
マイナ事業は、デジタルで便利な日本社会を創る最後のチャンス・・・デジタル敗戦は亡国の道を歩むことになります。
がんばろう!デジタル・ニッポン