能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

大前研一「世界の潮流2020−2021」withコロナ、アフターコロナの世界・・・日本はどうすべきか?

2020年06月02日 | 本と雑誌

新型コロナウイルスにより、壊滅的な打撃を受けた世界経済、日本経済・・・。 
政府や中央銀行がリーマンショックの時を上回る金融支援を打ち出しているものの、それが一時的なものですむのか、それとも旧日本軍特有の「戦力の逐次投入」を続けていかなければならないのか?誰にも分かりません。

日本を代表する経営コンサルタントの大前研一さんが、「大前節」で提言。


世界の潮流2020−2021 
大前研一著 プレジデント社 1300円+税 

目次 
第1章 世界経済の動向 日本化=低欲望化する世界 
第2章 世界情勢の動向 分断される社会 
第3章 21世紀のあるべき姿 分断から連帯へ 
第4章 日本の動向 劣等感の塊になってしまった日本 
第5章 日本はどうすればいいのか? 

読み甲斐があるのが、「第4章 日本の動向 劣等感の塊になってしまった日本」と「第5章 日本はどうすればいいのか?」。
様々な切り口から、これから日本が取るべき進路を提言されています。

クオリティ国家を目指す
メガリージョンとメガシティ・・・そしてイタリアモデル(都市国家)という繁栄の方程式
円の価値を高めて、購買力を上げる
答えがない時代の教育のあり方
外国人労働者と「ワンチーム」

同書の各章には、「キーワード集」という用語解説が付いており、これもなかなか便利です。
2時間で読める同書・・・世界観、国際的な情勢を理解することが出来るコスパの高い一冊です。
withコロナ、アフターコロナの世界・・・日本はどうすべきか?
様々なヒントをあたえてくれる一冊です。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 6月・水無月に入りました ... | トップ | 広島は快晴・・・梅雨入り前... »
最新の画像もっと見る