世界で最も平均年収が高いアメリカ
特に高収入な職業トップ10
アメーバニュース 2015年11月10日 配信
先日、平均年収が世界でいちばん高い国はアメリカ合衆国だというランキングが発表されました。
それでは実際、アメリカではどんな職業が高収入なのでしょうか? そのランキングを転職サイト『Career Cast.com』からご紹介いたします。(1ドルあたり121.48円換算)
■10位:薬剤師
平均年収: $120,950(1,469万円)
専門性が高く、アメリカでは大学院を卒業し資格を取らなければなりませんが、多くの学生が卒業後、薬剤師になるそうです。保険適用となるお薬が増え、医療の現場での薬剤師の需要が高まっており、年収もそれに比例しているようです。
■9位:航空管制官
平均年収: $122,340(1,486万円)
飛行機の自動運転機能と同様、航空管制もオートメーション化によりこのポジションの需要は年々少なくなってきています。しかし仕事内容はストレスが高く、専門知識や経験が必要とされており年収も高くなっています。
■8位:データサイエンティスト
平均年収: $124,150(1,5082万円)
データサイエンティストは、いまいちばん注目されている職業といえます。まだ比較的新しい分野であるにも関わらず、まだまだ専門家の数が足りないので、年収もうなぎ昇りだとか。
■7位:歯科矯正医
平均年収: $129,110(1,568万円)
歯科矯正全般に保険が適用されるようなって、より多く仕事が増えてきたようです。
■6位:石油技術者
平均年収: $130,050(1,580万円)
エネルギー資源のひとつである石油は、アメリカ経済の重要な基盤。石油が採れる油脈を探したり、採掘したりするための技術者は年々需要が高まっており、年収が上がっているようです。
■5位:歯科医
平均年収: $146,340(1,777万円)
この職業もまた、専門の教育や研修を受けなければならず、就職までに長い時間と膨大な学費が必要とされています。それに見合った年収といえるかもしれません。
■4位:会社役員(重役クラス)
平均年収: $173,320(2,104万円)
会社役員としてトップに立ち会社を指揮するポジションは、常にストレスにさらされ続けながら、数々の困難に立ち向かわなければなりません。その分、年収が高いのも当然だといえるかもしれません。
■3位:開業医(一般診療)
平均年収: $180,180(2,187万円)
アメリカは健康保険加入が義務づけられていないので、治療費は実費を支払います。そこで個人で保険に加入する人が年々増え、一般的な診療全般をみる開業医に沢山の患者が来るようになり、彼らの年収も上がったようです。
■2位:精神科医
平均年収: $181,880(2,208万円)
アメリカでは精神科医として職業につくには、大学の博士号が必要とされています。また近年では、専門院など従来の職場ではなく、かなり多くの精神科医がケア施設などで働いているそうです。
■1位:外科医
平均年収: $352,220(4,277万円)
外科医といってもさまざまな専門分野がありますが、おしなべて年収が高く、平均年収ではアメリカでもっとも高くなりました。しかし、この職業もまた、就職するまでにかなりの時間とお金を勉強や研修に費やさなければならないという側面があります。
*
アメリカは、保険には個人で任意に加入しなければなりません。年々増える加入者に比例して、医療関係の仕事が増え、年収が上がり、ランキングの多数を占めているのが実態のようです。
ただし、医療関係の職業はどれも専門性が高く、一人前になって仕事ができるまで膨大な時間と金額を勉強や研修に費やさなければなりません。外科医になるまでに6,000万円もの学費ローンを組んでいる人もいるそうです。年収が高いのもそれに見合った額と言えるかもしれませんね。
注目すべきは、IT関連のデータサイエンティストと石油関連の技師でしょう。どちらもこの10年で需要が高まり、大学卒業の学位だけで平均年収が約1,500万円に到達しています。または会社役員を目指すなら、大学院でMBA号を取得するのが早そうです。このポジションなら、医療関係と違って長い勉強や研修期間を必要としません。
(文/Zoe)
※The Highest Paying Jobs of 2015-CareerCast.com
特に高収入な職業トップ10
アメーバニュース 2015年11月10日 配信
先日、平均年収が世界でいちばん高い国はアメリカ合衆国だというランキングが発表されました。
それでは実際、アメリカではどんな職業が高収入なのでしょうか? そのランキングを転職サイト『Career Cast.com』からご紹介いたします。(1ドルあたり121.48円換算)
■10位:薬剤師
平均年収: $120,950(1,469万円)
専門性が高く、アメリカでは大学院を卒業し資格を取らなければなりませんが、多くの学生が卒業後、薬剤師になるそうです。保険適用となるお薬が増え、医療の現場での薬剤師の需要が高まっており、年収もそれに比例しているようです。
■9位:航空管制官
平均年収: $122,340(1,486万円)
飛行機の自動運転機能と同様、航空管制もオートメーション化によりこのポジションの需要は年々少なくなってきています。しかし仕事内容はストレスが高く、専門知識や経験が必要とされており年収も高くなっています。
■8位:データサイエンティスト
平均年収: $124,150(1,5082万円)
データサイエンティストは、いまいちばん注目されている職業といえます。まだ比較的新しい分野であるにも関わらず、まだまだ専門家の数が足りないので、年収もうなぎ昇りだとか。
■7位:歯科矯正医
平均年収: $129,110(1,568万円)
歯科矯正全般に保険が適用されるようなって、より多く仕事が増えてきたようです。
■6位:石油技術者
平均年収: $130,050(1,580万円)
エネルギー資源のひとつである石油は、アメリカ経済の重要な基盤。石油が採れる油脈を探したり、採掘したりするための技術者は年々需要が高まっており、年収が上がっているようです。
■5位:歯科医
平均年収: $146,340(1,777万円)
この職業もまた、専門の教育や研修を受けなければならず、就職までに長い時間と膨大な学費が必要とされています。それに見合った年収といえるかもしれません。
■4位:会社役員(重役クラス)
平均年収: $173,320(2,104万円)
会社役員としてトップに立ち会社を指揮するポジションは、常にストレスにさらされ続けながら、数々の困難に立ち向かわなければなりません。その分、年収が高いのも当然だといえるかもしれません。
■3位:開業医(一般診療)
平均年収: $180,180(2,187万円)
アメリカは健康保険加入が義務づけられていないので、治療費は実費を支払います。そこで個人で保険に加入する人が年々増え、一般的な診療全般をみる開業医に沢山の患者が来るようになり、彼らの年収も上がったようです。
■2位:精神科医
平均年収: $181,880(2,208万円)
アメリカでは精神科医として職業につくには、大学の博士号が必要とされています。また近年では、専門院など従来の職場ではなく、かなり多くの精神科医がケア施設などで働いているそうです。
■1位:外科医
平均年収: $352,220(4,277万円)
外科医といってもさまざまな専門分野がありますが、おしなべて年収が高く、平均年収ではアメリカでもっとも高くなりました。しかし、この職業もまた、就職するまでにかなりの時間とお金を勉強や研修に費やさなければならないという側面があります。
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アメリカは、保険には個人で任意に加入しなければなりません。年々増える加入者に比例して、医療関係の仕事が増え、年収が上がり、ランキングの多数を占めているのが実態のようです。
ただし、医療関係の職業はどれも専門性が高く、一人前になって仕事ができるまで膨大な時間と金額を勉強や研修に費やさなければなりません。外科医になるまでに6,000万円もの学費ローンを組んでいる人もいるそうです。年収が高いのもそれに見合った額と言えるかもしれませんね。
注目すべきは、IT関連のデータサイエンティストと石油関連の技師でしょう。どちらもこの10年で需要が高まり、大学卒業の学位だけで平均年収が約1,500万円に到達しています。または会社役員を目指すなら、大学院でMBA号を取得するのが早そうです。このポジションなら、医療関係と違って長い勉強や研修期間を必要としません。
(文/Zoe)
※The Highest Paying Jobs of 2015-CareerCast.com