「副作用救済給付の決定に関する情報」の平成27年度10月分

2015年11月17日 14時51分17秒 | 医科・歯科・介護
┏━━━━━━━━━【PMDAメディナビ】━━━━━━━━━┓

「副作用救済給付の決定(平成27年度10月分)」掲載のお知らせ
                      (2015/11/13配信)
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本日、「副作用救済給付の決定に関する情報」の平成27年度10月分を
ホームページに掲載致しましたので、ご案内致します。

「副作用救済給付の決定に関する情報」については、下記のアドレスから
ご覧いただけます。
  http://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-sufferers/0043.html
 公表の目的及び注意事項に目を通していただいた上で、
「はい」をクリックしていただくと、情報を閲覧することができます。

また、医薬品副作用被害救済制度について特設サイトを設けておりますので、ご案内いたします。
●医薬品副作用被害救済制度の特設サイトはこちら
→ http://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/index.html

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PMDA(医薬品医療機器総合機構)健康被害救済部企画管理課
・健康被害救済制度ホームページ
 http://www.pmda.go.jp/relief-services/index.html
・救済制度のご相談は
 kyufu@pmda.go.jp
┏━━━━━━━━━━━【PMDAメディナビ】━━━━━━━━━━┓

医薬品リスク管理計画の掲載のお知らせ
( 2015/11/16 配信)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

今般、「RMP提出品目一覧」のページを更新しましたのでお知らせします。
http://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/items-information/rmp/0001.html


RMP提出品目一覧に、以下の医薬品のRMPを新たに掲載しました。

■販売名:ピートルチュアブル錠250mg/500mg
一般名:スクロオキシ水酸化鉄
製造販売業者:キッセイ薬品工業株式会社

■販売名:ラジカット注30mg/ラジカット点滴静注バッグ30mg
一般名:日局エダラボン
製造販売業者:田辺三菱製薬株式会社

■販売名:ヨンデリス点滴静注用0.25mg/ヨンデリス点滴静注用1mg
一般名:トラベクテジン
製造販売業者:大鵬薬品工業株式会社

■販売名:レミケード点滴静注用100
一般名:インフリキシマブ(遺伝子組換え)
製造販売業者:田辺三菱製薬株式会社



※「RMP提出品目一覧」のページにつきましては、
前週分の新規RMP掲載をとりまとめてお知らせさせていただきます。


RMPの詳細については、医薬品・医療機器等安全性情報No.300、324にも
解説されていますのでご参照ください。
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【医薬品・医療機器等安全性情報No.300】
http://www.pmda.go.jp/files/000143744.pdf#page=3

【医薬品・医療機器等安全性情報No.324】
http://www.pmda.go.jp/files/000205972.pdf#page=3
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numata727 さんが 2014年11月16日 に書かれた記事をお届けします

2015年11月17日 14時48分37秒 | 医科・歯科・介護

「自分ならではの言葉」で語る



★「危険を回避する能力」事故防止のため、あらかじめ危険を想像しておく。危ない場所をしっかりと思い浮かべ、自分なりの事故防止策を人にも伝える。危険を予測する力を高める。★「詩は意識下から生まれる」僕は言葉というのは他者との共有物だと思っている。最初は全部、他人の言葉。それを自分に取り入れて、さまざまな経験の中で...
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万葉の風を感じて生きる



★「QOL」とは、「生命の質」「生活の質」言い換えれば、その人はその人らしい生を全うすること。生命を尊重し、死を自然の過程と認めた上で、最後まで自分らしい人生を送ることが、緩和ケアの最大の目的。終末医療はまさに全人的ケア。「生と死の問題に向き合えば、人間は宗教的なものに帰着していかざるをえない」「つくばセント...
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人の命を守り、支える農漁業は、万人が生きる根本



★地球の半径は約6400?ありますが、実際に人類が掘削できているのは10?ほど。まさに地中は未知の宝庫です。人類は地球のことを知っているつもりでも、実はまだまだわかっていない。石ころ一つでも地球を想像できる。石の中に隠れた鉱物などは、ハンマーで割ってみなければ見えず、そのわくわく感が醍醐味です。国立科学博物館...
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numata727 さんが 2014年11月13日 に書かれた記事をお届けします。

クラブ規制の問題点は?

なぜダンスはダメなのか?!秋元議員×ジブラさん対談朝日新聞2013年10月28日20時40分風俗営業法違反の疑いで摘発されるクラブが相次ぐ中、政府の規制改革会議や国会議員も、ダンス営業規制の見直しに動き始めた。ダンス文化推進議員連盟事務局長でクラブ文化への関心が深い秋元司衆院議員(自民)と、アーティストやクラ...
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ダンス規制緩和へ改正風営法案を閣議決定 教室など除外

この世で本当の無知と良心的な愚かさほど危険なものはないマーチン・ルーサー・キング八木拓郎朝日新聞 2014年10月24日10時51分 客にダンスをさせる営業の規制見直し政府は24日、客にダンスをさせる営業の規制を緩やかにする改正風俗営業法案を閣議決定した。暗い空間で大音量の音楽を流すクラブについては、ダンスで...
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H26.11.11(火 塩崎厚生労働大臣閣議後記者会見概要



(9:42 〜 9:51 ぶら下がり)【厚生労働省広報室】会見の詳細《閣議等について》(大臣) おはようございます。私の方から、エボラ出血熱について冒頭一言申し上げたいと思います。先週金曜日に、東京都内と、それから関西国際空港においてエボラ出血熱の流行国の滞在歴のあった方が発熱の症状を呈している旨の報告があり...
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「私の歯科人生」 

2009年2 月 5日 (木曜日)連載  (第1) 山本嗣信  医療ジャーナリストの立場から「私の歯科人生」を綴りたいと考えています。出会った方々の全てを実名にすべきか? と最初に筆が止まります。でも止まった筆は筆ではなくイメージであり、パソコンのキーボードを前にした私の想念であり、戸惑いです。 昭和52...
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常軌を逸したバカ笑いも不快

泣いたり、喚いたりするテレビドラマはあまり好きではない。怒り、苦しみを抑制した役者の演技が好ましいのであるが、多くの役者は喚き散らし、現実離れしたほどに号泣するのだ。だから常に白けてしまう。もう少し何とかならないものか。常軌を逸したバカ笑いも不快でしかないのだが・・・




美登里の青春

2012年2 月 7日 (火曜日)「私が休みの日に、何をしているのか、あなたには分からないだろうな?」北の丸公園の安田門への道、外堀に目を転じ美登里は呟くように言った。怪訝な想いで徹は美登里の横顔を見詰めた。徹を見詰め返す美登里の目に涙が浮かんでいた。「私が何時までも、陰でいていいの?」責めるような口調であっ...
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冤罪の構図

2011年12 月31日 (土曜日)1)何故、冤罪が起こるのか?夏目徹は考え続けた。眠れない夜であった。書棚から判例集を出して読んでいた。時計を見ると、午前2時を回っていた。終電車は既に終わっていた。結局、待ち人は外泊をしたのだった。徹は居たたまれない想いに駆られ、絨毯の上に仰向けになる。そして、昼間、澤田奈...
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娘夫婦が同居した日々

2012年1 月 6日 (金曜日)娘夫婦は東京の北千住のマンションに住んでいたが、子どもが生まれて実家に戻って来て、貴子たち同居することになった。半年が経過した頃から、貴子はイライラが募ってきた。孫娘は夜中によく泣いた。貴子は熟睡ができずに睡眠不足のまま朝を迎え家事をした。夫は午前5時30分に起きて、自動車で...
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「バカは罪悪だ!」

銀司は痛烈に言い放った。「バカは罪悪だ!」大沢友紀絵が、いわゆる振り込み詐欺で1500万円を騙し取られたのである。「銀ちゃん、酷いじゃないか」地元の取手市内の友紀絵の知人や友人たち皆が同情を寄せていた。銀司は「騙される人間が居るから、詐欺犯を冗長させてきたんだ」と冷酷に言い放った。そして、「バカは死ななきゃ、...
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エボラ疑いの発熱、「絶対に医療機関行かないで」

厚労省、入国者対策を強化朝日新聞 2014年11月11日(火) 配信  エボラ出血熱を疑われる男性が一般の医療機関を受診し、陽性ならば感染を広げる恐れがあったことを受け、厚生労働省は、検疫で流行国からの入国者に配る指示書に受診しないよう明記するなど対策を強化することを決めた。塩崎恭久厚労相が11日の閣議後会...
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厚労省が医療改革公表中止

解散前に負担増提示回避か 共同通信社 2014年11月12日(水) 配信  厚生労働省は11日、13日に予定していた医療介護改革推進本部の開催を中止すると発表した。高齢者の負担増を含む医療保険制度改革の厚労省試案を公表する予定だったが、安倍晋三首相が衆院解散の検討に入ったため、急きょ中止したとみられる。厚労...
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診療所元代表ら2人再逮捕 

 薬の無資格販売疑いで共同通信社 2014年11月12日(水) 配信  岐阜県羽島市の診療所「陽光クリニック」の医師法違反事件で、県警は11日、医薬品を許可なく販売したとして薬事法違反の疑いで元代表・仲嶋淑人(よしひと)容疑者(48)と元事務長・高橋雅樹容疑者(51)を再逮捕した。仲嶋容疑者は「医師の処方で...
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感染症法改正案成立へ

検体の採取可能に共同通信社 2014年11月12日(水) 配信 衆院厚生労働委員会は12日の理事会で、感染症法改正案を13日の委員会で採決する日程で合意した。先に審議した参院で無所属議員を除き各党が賛成して可決されており、今国会での成立が確実となった。 改正案はエボラ出血熱や結核、新型インフルエンザなど国民...
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ピロリ菌研究、大分大に拠点 

米大学と提携、DDC設立構想も大分合同新聞 2014年11月12日(水) 配信  大分大学医学部は胃がんを引き起こすとされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の「世界最高峰の研究拠点」づくりを目指す。本年度から3カ年、米国の大学に研究者を派遣。アジアを中心に20カ国で集めた遺伝子データを活用し、共同で病原因...
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デング熱ワクチン、国内販売検討

武田薬品、18年にも実用化読売新聞 2014年11月12日(水) 配信  武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長は読売新聞の取材に応じ、海外で開発中のデング熱予防ワクチンを国内で生産、販売することを検討していると明らかにした。 現在、世界的にデング熱に有効な薬やワクチンはない。国内でも今夏に感染者が多数現れ...
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賞味期限切れのマヨネーズ

無料で配布の病院が謝罪読売新聞 2014年11月12日(水) 配信  静岡県富士市立中央病院(富士市高島町)は11日、市内のショッピングセンターで賞味期限切れのマヨネーズを約220人に配ったと発表し、謝罪した。 今のところ健康被害の報告はなく、早急な廃棄を呼びかけている。 発表では、マヨネーズはこの病院が今...
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解散・総選挙は安倍政権の命取りになるだろう

DIAMOND online田中秀征 政権ウオッチ 【第257回】 2014年11月13日 解散風が一段と勢いを増している 11日、ついにNHKはお昼のニュースで“解散風”をトップで報じた。APEC、日中関連ニュースを二の次にしたのである。 解散風を突風にしたのは政府に近い...
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徹の青春 

2012年3 月 7日 (水曜日)1高校生の徹は、ある大学の芸術学部を目指していた。映画界や芸能界にその大学の出身者が多く名を連ねていた。また、その大学の芸術学部の出身者には、いわゆるマスコミ関係者も多い。徹が住む材木町の近所に住んでいた先輩の一人がその大学に合格し、帰郷した時に大学の話を誇らしげにしたのを徹...
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ガムの売り上げ伸ばしている隙に解任された

2015年11月17日 14時44分30秒 | 社会・文化・政治・経済
ロッテホールディングス前副会長・重光宏之氏が激白
日経ビジネスオンライン 2015年11月13日(金)配信

 ロッテがお家騒動で再び揺れている。騒動の発端は、2014年末から今年にかけて、日本事業の持ち株会社であるロッテホールディングス(HD)の責任者だった創業家長男の重光宏之氏が、グループ内の26社の取締役を立て続けに解任されたこと。父である創業者の重光武雄氏も代表取締役を解職された。これらはロッテHDの佃孝之社長と創業家次男の昭夫氏(韓国ロッテ会長)らによってなされたという。創業家で役割を分担してきた日韓ロッテグループの経営体制が大きく変わった。
 その後、表舞台にほとんど姿を見せなかった宏之氏が12日に反撃に出た。ロッテHDの佃孝之社長と日本の中核事業会社であるロッテやロッテ商事などグループ4社に対し、損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こした。
 日韓にまたがる財閥の後継者争いは第2幕を迎えた。12日夜、日経ビジネスの単独インタビューに応じた宏之氏は、「社内にいる時間が少なく、その隙に解任された。うかつだった」と語った。(聞き手は西 雄大)


重光 宏之氏:1976年青山学院大学理工学部卒業。78年同大学大学院理工学研究科経営工学専攻修了。78年三菱商事入社。87年ロッテ商事入社。88年取締役。91年ロッテ常務。2001年副社長。2009年ロッテホールディングス副会長。2015年1月に解任された(写真:北山 宏一、以下同)
西 雄大:日経ビジネス記者/2002年同志社大学経済学部卒業。同年、日経BP社に入社。日経情報ストラテジー、日本経済新聞社出向、日経コンピュータ編集部を経て、2013年1月から日経ビジネス編集部記者。電機、ネットなどを担当する。

――昨年12月26日にロッテHDの取締役会で副会長の解職が決議された。それまでに動きはなかったのか。
重光:なかった。私は2011年から販売会社であるロッテ商事の社長を担っており、北海道から沖縄まで出張で忙しくしていた。都内にいても取引先や工場に出向いていることが多く、本社で座っている時間が短かった。その隙を佃社長らに狙われてしまった。
 私はこの4年間、自宅で食事をする日がほとんどないほど全国を飛び回っていた。我々の売り上げの柱であるガムの市場規模は年々小さくなり、苦労している。2003年には1200億円ほどあったが、今や720億円にまで縮小している。
 私が思うにガムを食べるのは、移動中などのひまつぶし。そのひまつぶしはスマートフォンに奪われた気がする。ヘビーユーザーからの支持は変わらないが、ライトユーザーが減っているので厳しい。そんな中でも私は営業に力を入れて、ロッテのシェアを毎年かなり高めてきた。売り上げの減少を食い止めるために、営業に加え、新商品の開発などで全国を走り回っていた。
 取締役会で私の解職が決議されたのは昨年の12月26日。臨時株主総会が今年の1月8日だった。でも私は個人的に知っている弁護士がいなかった。年末年始で休暇中の先生が多く、連絡を取るのも大変だった。そんな隙を狙って、佃氏らは私と父を排除しようとしたのだろう。
■父に「辞めなさい」と言われても辞めなかった佃氏
――12日に東京地裁へ佃社長と日本の中核事業会社4社を提訴した。なぜ今なのか、そして理由は。

重光:裁判を起こすための証拠集めに時間がかかった。今回は、証拠がそろった佃氏らを対象にした。
 やはり私の解任理由が納得できない。私が重大なコンプライアンス(法令順守)の違反をしたからだという。(具体的には)私が独断で新規事業を始めて、損失を出したからだと説明された。
 これは明確に違う。その新規事業は私が社長を務めていた子会社の社員による発案だった。応援したくて、必要な手続きを経て認められたものだ。取締役会の全会一致で承認を得られたし、議長は佃氏だった。
 佃氏は私の父(武雄氏)に対して、私が悪い友人に会社のお金を騙し取られたと報告していた。実際の契約相手は私の友人ではなく、大手企業の子会社だった。こうした虚偽や誇張した報告を聞いた父は、私にお灸を据える意味で一時的に役職を外すことに合意したようだ。ガムの件で説明したように、私は会社の成長に貢献してきた。解任される覚えはない。
 損害賠償請求額の公表は控える。任期満了までに得られるはずだった私の報酬や退職金、慰謝料などが含まれる。
――創業者である武雄氏はあなたの解任に同意した。その後どうなったのか。
重光:新規事業の件が事実でないことを知った父は7月3日、佃氏に対して「辞めなさい」と通告した。それを受けて佃氏は「長い間お世話になりました」と言った。にもかかわらず、週明けには何事もなかったかのように出社し、現在に至っている。
 ロッテにおいて会長である父に「辞めなさい」と言われて辞めなかったのは、佃氏だけだ。佃氏が社長ではあったが、人事権は会長の父が握っていた。佃氏も人事を決める時は父の了承をもらってから昇格などをさせていた。いまだに父は「(佃氏は)もう辞めたはずではないか」といぶかしがっている。今思えば7月3日の時点で佃氏に辞表を書いてもらえばよかった。
 私たちはメーカーの人間。悪いことをする人はいないと思ってきた。つい人を信じてしまう。売り上げを伸ばしたり、生産性を高めたりするなど実績を上げた人だけが評価される。それ以外はうかつにも想像していなかった。
――今回の提訴でお家騒動は第2幕を迎えたことになる。あなたは経営陣からは外れたものの、筆頭株主(重光氏の資産管理会社、光潤社の社長)である。今回の提訴は経営に復帰する第一歩なのか。
重光:そうだ。光潤社と個人で所有している株式を合わせると、3割になる。(弟の)昭夫は1%ほどしか持っていないので安定的とは言えない。2番目に大きい株主は従業員持株会だ。これが象徴するように父は社員を大事にしてきた。しっかりと説明していけば、理解してもらえると思っている。
 ロッテにはこれまで守ってきた大事なものがある。良い原料を使って、良い設備で商品を作ることだ。これを70年も守り続けてきた父から代表権を取り上げて名誉会長にするような経営陣ではそれはできない。大切なことを守り続けられるのは、私だけだ。
――弟の昭夫氏とは話し合わないのか。
重光:話し合いを拒否しているわけではない。騒動が起きてから、2~3度、顔を合わせた。弟からは「自分が倒れるか、そっちが倒れるかまで戦うんだ」と言われた。残念だ。
――今回の騒動は、今春に起きた大塚家具の創業家内対立と似た構図に見えるが。
重光:大塚さんとは違う。佃氏は虚偽の説明をして父の代表権を取り上げた。大塚さんは経営方針の違い。(我々の場合は)製造業に精通した父と私、金融業界から来た現社長の考えの違いにすぎない。(昭夫については)名指しで言いにくいが、こちら側にはいない。ロッテをあるべき姿に戻して成長させたい。
■弟とは違う道を歩んできたが、補完し合う面もあった

――「あるべき姿に戻す」とは、どのような状態なのか。
重光:父が望んでいるのは、私が日本、昭夫が韓国を見る体制。この体制に戻したい。弟とは性格こそ違うが、仲が悪いことはなかった。私は工学系、弟は文系で違う道を歩んできた。補完し合う面もあった。
 もともと佃氏と昭夫は仲が良くなかった。最初の3年くらいはよく言い争いをしていた。私がかばっていたつもりだった。しかし、いつしか仲が良くなったようだ。
 ロッテは日韓を合わせてうまく成長してきた。バラバラでは、今の姿はない。日本は(経済の)成長率は低いが、金利が安い。韓国は金利は高いが、成長も速かった。私どもは金利の安い日本の資金を使い、重点的に投資を行って成長してきた。一体であったからこそ今の姿がある。
 私は復権に向けて韓国で新しい会社も作り、父の世話もしている。父が作った愛着のある会社にこだわりがある。守っていくのは、私の果たすべき務めだ。

中医協、在宅医療に厳しい評価の方針

2015年11月17日 14時42分04秒 | 医科・歯科・介護
厚労省案、患者状態や居住場所別に点数設定

m3.com 2015年11月11日 (水) 配信 成相通子(m3.com編集部)

 中央社会保険医療協議会総会(会長:田辺国昭・東京大学大学院法学政治学研究科教授)が11月11日に開かれ、在宅医療について議論した。厚生労働省は、訪問看護や在宅薬剤管理、在宅歯科医療を推進する方向での評価を提案。一方、医科に関しては、在宅医療で患者の状態や居住場所に応じた評価の導入が掲げられ、在宅時医学総合管理料(在総管)等の算定要件の厳格化を求める声もあり、他の在宅系に比べて厳しい改定になりそうだ。
 在宅医療をめぐる論点のうち、問題となったのは「同一建物同一日」の訪問に係る在総管等の算定方法。2014年度改定では、高齢者向け集合住宅への訪問を規制する観点から減額されたが、同一日を避ければ減額の対象外とされた(『「夫婦」への訪問診療、在総管の減額対象外』を参照)。
 厚労省は、改定後に複数日に分けて同一建物に訪問するなど、非効率的なケースが出ているとして、高齢者向け集合住宅と居宅を区別して評価することや、同一建物における診療報酬上の評価を、重症度や診療患者数で細分化して評価することなどを提案した。
 これに対し、支払側は、「きめ細かい対応は分かるが、要件設定に合わないものは減額的な設定も必要」(全国健康保険協会理事の吉森俊和氏)、「通院できる人も訪問診療を利用しているのが、そもそもの問題。自立や要支援の方など、通院可能な方は訪問診療の対象から外すべき」(健康保険組合連合会理事の幸野庄司氏)など、要件の厳格化、減額設定の明確化を主張した。
 診療側からは「診療患者数ごとの細分化は違和感。前回改定は一部不適切な医療機関の排除が目的で一定の効果はあったかもしれないが、訪問診療行う医師のモチベーション下げた。現状を見る必要がある。丁寧な議論が必要」(日本医師会常任理事の松本純一氏)、「細分化すると、(患者の人数を集める仲介業者など)ネットワークを持った在宅専門業者が現れるかもしれない。またモラルハザードが起きないようにすべき」(日本医師会副会長の中川俊男氏)など、慎重な議論を求める声が相次いだ。

■診療患者数も評価の指標に
 厚労省は、在宅医療の評価体系の論点として、(1)高齢者向け集合住宅等か居宅等かで差を設定、(2)診療患者数によって細分化、(3)集合住宅の診療患者数に応じた評価、(4)一般のアパート・団地等において複数の患者に訪問診療した場合については一定の配慮――を挙げた。
 在総管と特医総管(特定施設入居時等医学総合管理料)の評価方法については、患者の重症度を加味し、現行の「同一建物居住者」「それ以外」の2分類から、「重症患者(月2回以上訪問)」「その他(月2回以上訪問)」「その他(1回訪問)」の3つに分類。その上で、集合住宅内の診療患者数に応じて評価を細分化することを提案した。
 診療側からは慎重な議論を求める声のほか、「医師の移動時間と患者の重症度で評価を分ければ、居場所で分けなくてもいいのではないか」(全日本病院協会副会長の猪口雄二氏)といった意見や、支払側からも「集合住宅と一口に言っても簡易宿泊所のようなところもある。またモラルハザードが起きないようにしっかり検討を」(連合総合政策局長の平川則夫男氏)といった意見が出た。
■1カ月に1回訪問を評価
 患者の重症度に応じた評価に関しては、(1)人工呼吸器が必要なケースや、悪性腫瘍や肺高血圧症などの長期にわたる医学管理の必要性が高い患者について、疾患・病状に応じた評価を導入、(2)1カ月に1回の医学管理を評価――の2点を厚労省が提案。
 厚労省は背景として、在総管では重症度に関わらず一括で評価しているが、実際は健康診断のみの患者から人工呼吸器が必要な患者まで、患者像は幅広いことや、患者の状態に関わらず1カ月に2回の訪問が要件になっているものの、1カ月に1回の頻度の訪問診療と、1カ月に2~3回の訪問診療では、患者の重症度や満足度に大きな違いは無いとする資料を提示し、医学的に必要な回数を超えて診療が行われている場合もあると指摘した。
 松本氏は「患者の訪問診療が必要かどうかは医師の判断に任せるべき」と主張。猪口氏は「長期だけでなく、急に状態が悪くなった時も手がかかるので、短期の評価も必要」と指摘し、診療訪問の回数については、「1カ月に1回が2回になったからと言って、仕事量が半分になるわけではない」と述べ、2回目以降の評価の在り方を慎重に議論するよう求めた。
■小児の在宅医療を評価
 このほか、厚労省はNICUにおける長期入院児が増加し救急受け入れできない事例が生じていることや、在宅での人工呼吸器管理が必要な子供や小児慢性特定疾患の患者も増加傾向で、長期療養の子供への在宅支援の充実が求められていることを指摘。
 機能強化型の在宅療養支援診療所等の実績要件として、在宅看取り実績だけでなく、超重症児等に対する医学管理の実績を加味して評価する方向性を示した。診療側、支払側から特に異論は出なかった。

おじさんもキレイに 

2015年11月17日 14時40分17秒 | 医科・歯科・介護
印象アップに迫られ 「スクランブル」

共同通信社 2015年11月12日 (木) 配信

 仕事のため、美容整形でしわやしみを取る中高年男性が増えている。「険しくなった表情を和らげ、顧客の印象を良くしたい」「再就職を有利にしたい」。出勤前の時間を節約できるひげの脱毛も人気だという。成果を求める重圧を前に、「男は中身」といった美学は姿を消しかけている。
 東京都の会社員の浩(ひろし)さん(52)=仮名=は5月、美容整形外科で皮下に薬剤を注射し、年々深くなる眉間のしわを取り去った。「抵抗感は全くなかった」。仕事は人に会う機会が多いコンサルティング業。普通にしているのに不機嫌に見られるのが気になっていた。
 「表情が柔らかくなったためか、先方がよく話をしてくれて、仕事がうまくいくようになった。年を取った時こそ周囲が不快にならないよう、容姿に気を使わなければ」
 別の男性会社員(51)は目の下のしみをレーザーで取った。「転職したいので、就職活動が有利になるよう、外見だけでも若々しくしたかった」。ダイエットや運動の延長線上だと思っている。
 湘南美容外科(東京)によると、男性の整形希望者は年々増え、2014年は前年の1・4倍の約14万人が訪れた。ここ数年、中高年の営業マンや会社経営者が目立つ。エステティックサロンを運営するTBCグループ(同)では、男性らしさの象徴であるひげの脱毛に踏み切る人も。「世の中が清潔感を求めるようになり、職場に女性が増えた。きれいに見せたい気持ちが強くなっているためでは」と担当者。
 ひげを脱毛した男性会社員(30)は「毛深く、うまくそれなかった時は一日中ゆううつだった。朝の時間が浮き、仕事先でも肌がきれいとほめられます」と満足そうだ。肌の手入れも広がる。調査会社のインテージ(東京)が今年、20~50代の男性800人に聞くと、26%が化粧水を使い、20代では41%に上った。
 きれいになりたい男性について、「草食男子」の名付け親でコラムニストの深沢真紀さんは「清潔にはしてほしいがやりすぎは嫌で、好ましいと思う幅はかなり狭い」と辛口だ。「歴史的にも男性は昔から着飾って外見を気にしてきた。制服のようなスーツで働いた高度成長期以降が例外で、本来の姿に戻ってきたのでは」と分析する。一方、博報堂ブランドデザイン若者研究所の原田曜平(はらだ・ようへい)さんは「男らしくしなくてもいいという価値観が生まれ、生きやすくなった。この傾向は今後も世代を超えて広がるのではないか」と話した。

下甑島の診療所、後継なく集約へ/薩摩川内市

2015年11月17日 14時29分07秒 | 医科・歯科・介護
font color="darkgreen">下のニュースは、Dental Today を手伝ってもらっていたデザイナーの
浜田さんの生まれた島(正確には橋でつながった隣の上甑島)の話です。
浜田さんが生まれた1948年ころは全島で25000人位の人口だったそう
ですが、いまは5000人位の島民だそうです。
数年前TVドラマになった頃は話題になりましたが、離島・僻地には
なかなか若い医者は行きたがらないのが現実ですね。
医学部に入るのはほとんど有名進学校からばかりという時代ではね…。

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Dr.コトー」退職 

下甑島の診療所、後継なく集約へ/薩摩川内市


南日本新聞 2015年11月13日 (金) 配信

 薩摩川内市は、下甑(しもこしき)島の3診療所を来年4月から1診療所に集約する方針であることが12日、分かった。下甑手打診療所長で、漫画やドラマの「Dr.コトー診療所」の主人公のモデルとなった瀬戸上健二郎医師(74)が本年度いっぱいで退職予定で、後継が見つからないため。11日から住民説明会を始めた。
 現在は手打のほか、長浜、鹿島に診療所があり医師が1人ずつ常駐。下甑島の診療所がない地域には、医師が定期的に出張診療している。
 市の方針では、設備の整った手打を拠点とし医師2人が常駐、鹿島と長浜は出張診療所として週2回ずつ医師が出向く。3地区以外の地域には週1、2回送迎車を出し、患者に手打か長浜の診療所に来てもらう考え。
 市の住民説明会は20日まで開かれる。島民からは、救急医療態勢の低下を不安視する意見や出張診療の継続を望む声が出ている。市民健康課は「説明会で寄せられた意見を踏まえて最終的に決めたい」としている。医師の募集も続ける。
 瀬戸上医師は1978年、当時の下甑村に赴任。離島医療の改善に尽力し、全国の大学から研究生を受け入れるなどしてきた。2001年には南日本文化賞を受賞した。
 市の規定で医師は65歳定年。特例で延長してもらっていたが、本年度末で法的期限を迎えるという。住民からは、さらなる延長を望む声も根強い。
 瀬戸上医師は「75歳を区切りに、そこまでは頑張ろうという気持ちでやってきた。今の診療態勢は何十年もかけて作ったもの。それが変わることに住民は不安がある。維持する努力をしてほしい」と語った。

もっとホンネで生きたい

2015年11月17日 13時37分29秒 | 社会・文化・政治・経済
「現代暴力論」栗原康著
「本書は、暴力を7テーマにあつかう。もっとはっきりいえば、暴力を肯定したいとおもっている」と書き出しから刺激的だ。
福島原発。
「あきらかに原発建屋がふっとんで火をふいている。爆発した原発から放射能がとびちっていて・・・だれがどうみてもキケンなのに、官房長官が『直ちに健康に影響はありません』と同じ文句をくりかえしている。ウソっぱちだ・・・ひどい。こわい、おそろしい」からだ。
もっとホンネで生きたい。
かくして著者の最も尊敬する思想家、大正期の大杉栄とかれの兄貴分で明治期の幸徳秋水の登場だ。
どちらもアナキスト。
前時代の国家は、アナキストは国家を転覆するのではないかと恐怖し、抹殺した。
幸徳は1911年「大逆事件」で処刑され、大杉は1923年憲兵隊によって惨殺された。
「アナキズムは、権力による強制なしに人間が互いに助けあって生きてゆくことを理想とする思想」鶴見俊輔(方法としてのアナキズム)
「たいせつなのは、めいっぱい乱れること」
「ああ、習俗打破!習俗打破!」
「さけびあげよう。生の乱調をまきおこせ」
本書の各章に智者が散りばめたいささか破調の雄たけびを聞けば、読者は何か元気が出そうだ。
乱暴な語り口調は若者の特権だ。
ジャーナリスト・長沼節夫評










答えは誰にも分からない

2015年11月17日 10時55分23秒 | 社会・文化・政治・経済

「国連を読む」
田仁揆著
国連は創設時の制度の骨格を維持したまま多くの矛盾に覆われ続ける。
とくに平和と安全の維持に第一義的責任を負う安保理は、五大大国の拒否権制度を変えることなく大国中心主義の弊害を克服し得ないでいる。
なぜ日本が安保理常任理事国のポストを強く欲してきたかがいやというほどわかった。
それほど五大国の特権は極めて大きく、国連改革はこれらの国の特権を超えてはとても成しえない。
かつて国連の大国中心主義に抗して第二国連を作ろうという動きが、1950年代にインドネシアを中心にして第三世界で湧きあがったことがある。
しかし、国連はびくとも動かなかった。
いまでも変わることなく大国中心主義が国連の屋台骨を支える。
日本の国連負担金は第二位でもあるのだが・・・
著者は安保理の改革には国際社会の「革命的変化」は必用という。
こうした変化がいったい何を意味するのか。
答えは誰にも分からない。
早稲田大学名誉教授・山本武彦評













「高機会・高リスク社会」とい組み合わせ

2015年11月17日 01時30分58秒 | 社会・文化・政治・経済


「揺れる大欧州」-未来への変革の時
アンソニー・ギデンズ著
社会学者というのは、目の前に起きていることに、正しい名前を与えることによって、私たちの世界に対する認識を変えてくれる人たちにことだろう。
ギデンズは、現代の社会を「高機会・高リスク社会」と呼ぶ。
一昔前は国家の正規軍が持つ以外考えられなかった高性能の武器が、闇市で流通している時代である。
一体私たちは、幸せな時代にいるのか不幸せな時代にいるのか、よく分からなかったが、「高機会・高リスク社会」とい組み合わせであったかと腑に落ちる。
ギデンズにこの本を書かせた直接のきっかけはユーロ危機だが、彼の視野はそれに限定されない。
移民問題を、「世界市民に必要なこと」という枠組みでとらえる。
ある意味今の時代に生きる我々は、みな移民である。
1か所にいても、常にローカルとグローバルが交錯し、現実と、時と空間を超えた仮想現実が数千もの複雑な段階で存在している。
伝統的な意味での帰属意識やアイデンティティは、危機に瀕している。
「超多様性の時代」である。
「多文化主義」ではなく、「文化間主義」が必要であり、絶えざる交渉と話し合いで公共空間が作り直され続けなければならない。
欧州社会モデルの維持のためにも、我々は発想法を根本的に変えなければならない。
社会は「高齢化」しているように見えるが、高齢者は「若年化」している。
「危機に陥っているのは地球の未来ではなく、私たちの未来である」
「自然」を回復させるのではなく、むしろ人工的に新しい多様性、人類が生き残れる環境を創造しなければならない。
岩間陽子さん評







すべての人は繋がっているのだから

2015年11月17日 00時57分15秒 | 社会・文化・政治・経済






「戦争と子ども」山崎光 絵 山崎佳代子 文
30年以上前にセルビア(当時はユーゴスラビアの一部)に渡って結婚した詩人がいた。
やがて生まれた子供たちの血の4分の3は日本人、4分の1はセルビア人。
ユーゴスラビアはまことに複雑な国だった。
「七つの国境、六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字、一つの国家」と呼ばれた複雑な国はチトーという稀な指導者のもとで統一を保っていたが、しかし1980年にチトーが亡くなると結束が緩んで分裂し始めた。
内戦が続き、1999年にセルビアは78日間に亘ってNATOの空爆を受けた。
その時、詩人の子供は12歳で、学校の授業もない不穏な空気の中でひたすら絵を描いた。
空爆が終わった時、この光とい子は絵を捨てると言ったが、母親はそれを20マルクで買い上げ「赤いファイル」に入れて保管した。
その前後10年に亘って母親は内戦による難民を支援する活動をしていた。
故郷を追われる人々を助けながらいくつもの受難の話を聞き、それを記憶に留めた。
記憶はやがて文章化され、それを子供の絵を合わせて本にするという企画が生まれ、その成果がこの本である。

この世界には部外者というものはいないのだから。すべての人は繋がっているのだから。
人に名前があることに意味がある。
我々は知らぬ顔をしているが、内戦と難民は過去のものではない。
シリアに見るとおり現在の問題、未来問題である。
そして子供もその渦中にあるのだ。
池澤夏樹さん









利害だけでは国の行動を説明できない

2015年11月17日 00時29分45秒 | 社会・文化・政治・経済
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現在も変わらない日米の認識のずれに驚かされる。
「日本陸軍の大陸政策が、私の最初の本のテーマでした。次に、それに強く反対したアメリカの中国政策を理解したいと思い、アメリカに留学しました。その時に考えたのは、利害だけでは国の行動を説明できないということ。どんな価値観によるかで物事は違って見えます。アメリカには、日本を知らずに議論しているところがあります」

一方、日本の知識人を扱った後半の章は、日本もアメリカを理解していないという思いから生まれた。
「歴史には人類の偉大さから卑小まで詰まっている。それをどう引き出すかたわれわれの課題です。アメリカの理念を読んでいけば、衝突を避けつつノーと言える場合も少なくないのです」
政治学者・国際協力機構(JICA)理事長・北岡伸一さん







「九勝六負の思想」

2015年11月17日 00時14分13秒 | 社会・文化・政治・経済
「うらおもて人生録」色川武大(たけひろ)さんの1冊。
「毎度すがるような思いでこの本を開く。そして確実にこの本は、新しい一歩を踏み出す力を与えてくれるのである」
「若いことから賭場に出入りし、いろいろな勝負を目の当りにした色川少年は、そこで「人生の真実」を学ぶ。
色川さんが賭場で身に着けたのは「人生のしのぎかた」とも呼ぶべき処世術である。
その要諦のひとつが「九勝六負の思想」だ。
人間の運の総量は決まっている。
だから勝ち続ければ必ずどこかで手痛いしっぺ返しを食らう。
それを防ぐにはうまく黒星を捨うことがコツだと色川さんは説く。
うまく負けるというのは、勝者が称賛されがちな世間とは逆を行く考えで、まさに目からウロコ。
文化放送ディレクター・首藤淳哉さん