自由診療の規制も検討 

2016年04月29日 17時27分59秒 | 医科・歯科・介護
臨床研究法案で自民付則

共同通信社  2016年4月28日

 医薬品や医療機器の臨床研究を適切に行うための法案を審査していた自民党の厚生労働部会は27日、クリニックなどで行う「自由診療」や手術方法の臨床研究についても、政府が2年以内に規制の在り方を検討するとの付則を了承した。
 法案は、未承認や適応外の医薬品・医療機器を使ったり、企業から資金をもらったりして医師が行う臨床研究を直接の規制対象にしている。実施の際は、患者への十分な説明や、研究が正しく進んでいるかの点検、企業から提供された資金の公開などを義務付けるとした。今国会での成立を目指す。
 臨床研究は国の指針に従って行われてきたが、降圧剤ディオバンの研究でデータの改ざんや企業と医師の癒着、計画を審査する委員会の機能不全といった問題が起き、厚生労働省が法規制を検討していた。

せき止め薬、適正量の10倍投与

2016年04月29日 17時26分15秒 | 医科・歯科・介護
病院側に60万円支払い命令

読売新聞 2016年4月28日
 2012年に島根県東部の80歳代の男性が肺がんの治療で松江医療センター(松江市)に入院中、投薬ミスで抗がん剤治療が受けられず、死亡時期が早まったなどとして、遺族が病院を運営する独立行政法人・国立病院機構に約2640万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、松江地裁であった。
 杉山順一裁判長は、投薬ミスと死亡などとの因果関係は認めなかったが、投薬ミスで男性が精神的苦痛を受けたとして、機構側に慰謝料60万円の支払いを命じた。
 判決などによると、男性は12年7月に入院中、薬剤師らのミスで適正量の10倍のせき止め薬を20日間近く投与された。その後、男性は全身の状態が悪化し、予定されていた抗がん剤治療が中止され、同年12月、肺がんのため82歳で死亡した。機構側は投薬ミスの事実は認めていた。
 杉山裁判長は判決で、薬の過剰投与と治療の中止や死亡時期が早まったことなどとの関係性を否定した。一方で、薬の過剰投与が原因で幻覚などが生じる「せん妄」状態になり、看護師らに体を拘束されるなど精神的な苦痛を受けたと認定した。
 判決について松江医療センターの上甲尚史事務部長は「(控訴は)判決文を見て相談したい」とし、原告側の代理人弁護士は「控訴は原告と検討したい」と話した。

医師不在で死亡診断書…

2016年04月29日 17時21分55秒 | 医科・歯科・介護
埼玉の特養ホーム

読売新聞2016年4月28日
 埼玉県春日部市銚子口の特別養護老人ホーム施設「あすなろの郷」で3月下旬、女性入居者(当時101歳)が死亡した際、医師が不在だったにもかかわらず、施設で老衰の死亡診断書を作成していたことが27日、県などへの取材でわかった。
 施設の嘱託医は、事前に日付を空欄にした死亡診断書を施設に渡していたという。県は26日に施設の立ち入り検査を実施して調査しており、医師らの行為が医師法に抵触する可能性があるとみて、県警にも報告する。
 県などによると、死亡した女性入居者は、3月18日に危篤状態に陥った。嘱託医は19日から旅行の予定が入っており、死因を「老衰」と記載して署名し、日付を空欄にした死亡診断書を作成して、施設に預けた。
 20日に女性が死亡し、施設職員が嘱託医に連絡を取ったが、施設に戻れなかったため、看護師が死亡診断書の死亡年月日と発行年月日を記入した。診断書は遺族に渡されたという。
 医師法では、死亡診断書の作成について、医師以外できないと定めている。県医療整備課によると、入居者が死亡した際に、担当の嘱託医が不在であれば、救急車を呼ぶなどして、他の医師の診断を受ける必要がある。
 県福祉監査課によると、施設に嘱託医は2人おり、施設のマニュアルには、1人に連絡がつかない場合、残る1人に連絡を取るよう定めていたが、施設の職員らはそれを順守していなかった。
 施設によると、この看護師は「他の医師を探している間、女性を連れ回したくなかった」などと説明したという。看護師は3月末で退職した。
 日付を空欄にした死亡診断書を施設に渡したとされる嘱託医は、読売新聞の取材に対し、「話すことはない」としている。施設によると、この医師は26日、5月末で嘱託医を辞めると伝えてきたという。
 施設を運営する社会福祉法人「あすなろ会」の斎藤美嗣専務理事は「悪いことをした認識はある。職員の責任の範囲を超えた行動だった」と説明している。
 今回の問題について、県や保健所への報告がなく、県福祉監査課は「報告を怠るなど、事後処理も問題がある。必要に応じて調査を行い、再発防止に向けて速やかな報告などの指導を行う」としている。
 同課によると、「あすなろの郷」は2008年4月設立。定員90人の特別養護老人ホームのほか、ショートステイ(定員10人)、デイサービス(定員25人)、居宅介護支援を行っている。

元東大病院部長らを比例擁立 

2016年04月29日 17時19分19秒 | 社会・文化・政治・経済
 “日本のこころ”参院選に

共同通信社 2016年4月28日 
 日本のこころを大切にする党は27日の議員総会で、参院選比例代表に東大病院部長を退官した矢作直樹(やはぎ・なおき)氏(60)、ノートルダム清心女子大教授 保江邦夫(やすえ・くにお)氏(64)の2人を擁立すると決めた。いずれも新人。矢作氏は「おかげさまで生きる」の著作がある。

私の健康法

2016年04月29日 11時55分29秒 | 日記・断片
今日は老人会の会報を持って会員宅を訪問した。
昨日からの雨があがり、快晴、気持ちの良い日であった。
午前5時20分、何時ものように散歩へ出て、午前9時に寺川さん(仮名)と回る。
会報には各人の「私の健康法」が記してある。
88歳の佐々田さん(仮名)は好き嫌いのない食事。特に海藻は多く食べる。
みかん、金柑の皮は全部食べると記していた。
84歳の鶴川さん(仮名)は朝晩の柔軟体操。
木刀の素振り、約1万歩の散歩。
81歳の久田さん(仮名)は友人の介護に全力を尽くすこと。
80歳の林さん(仮名)日々の地域活動、カラオケ。
リハビリに挑戦中。
79歳の川原さん(仮名)散歩と太極拳、頭の体操としてクロスワードパズルで認知症予防。
66歳の赤峯さんは病気をして健康の大切さを分かりました。
今は仕事をすることが私の健康法。
30人余の会員のそれぞれの健康法を興味深く読んだ。
小堀(おおほり)の赤峯宅では今日もご馳走になった。
奥さんの栃木の実家のトマトもとても美味しかった。
初めての赤峯さんの奥さんが元タレントでテレビにも出ていたことを聞く。
昔の藤代、取手などの話となる。