心配とは非常に感情的なこと

2016年04月09日 23時22分59秒 | 社会・文化・政治・経済
★君には青春という素晴らしい味方がいる―作家・ワイルド
★不器用なことは決して不利ではない。
素直な心の人が勝つ。
★真面目に地道に行動する人が最後が得をする。
★教育の目的は、支配抑圧ではなく、尊厳や連帯の世界を目指すことにある。
★分析だけではなく、平和構築の方途のを吟味する必要があある。
★人々と同苦する“慈愛の人”
★遠く離れた他者の痛みに思いをはせる人間性の観点が不可欠。
★「心配」は人間生き延びるために必要な機能。
しかし、ものごとには両面があある。
つまり心配もなど危機的問題も判断は2極化できない。
★心配とは非常に感情的なこと。
一筋縄ではいかない「心配」の種。










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あの一言があったから、いまの私がある

2016年04月09日 04時47分16秒 | 社会・文化・政治・経済
私にも人生を変えた一言があった・・・
南海に入団して間もないころ、朝、
球場で鶴岡一人監督にすれ違いざまにかけられた一言、
この言葉で私の人生はまぎれもなく変わった。
いまでも50年以上前の、
監督のあの声の響きが私の耳に残っている。
あの一言があったから、いまの私がある。
言葉にはそれだけの力があるのだ。
「言葉」がその人の考えを変え、行動を変化させ、ひいては習慣を変え、ついには人生をも変える・・・
どんなとき、どんな相手に、どのような言葉が響くのか。
個々の能力を伸ばし、組織を強固にする。
知将の「言葉」へのこだわりをすべて明かす。
「野村再生工場」を可能にしたのは「言葉の力」だった!!
「言葉一つで、人生は変わる」野村克也著

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日蓮が優れた宗教家であったのは、当時の庶民を「言葉」で励ましたことであった。
人生の達人日蓮が人の生きる道を説いたのだ。
生活即宗教(信仰)
社会(世間)即宗教
その意味で宗教は、生きることに密着しているのだ。
阪神の金本監督も「言葉の力」を体現している阪神再生工場の監督・指導者と言えるだろうか。
沼田利根
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日本人とは何か、日本とは何か

2016年04月09日 04時26分21秒 | 社会・文化・政治・経済
司馬遼太郎の問いかけ
複眼で描いた日本が魅力

彼には中国大陸でのつらい軍隊経験があった。
昭和の戦争をどう考えていたのか、結局小説には書かず亡くなった。
それを今でも残念に思っている。
司馬さんはずっと日本人とは何か、日本とは何かを考えてきた。
私には、夏目漱石や森鷗外が文学の王道であり、時代小説は大衆文学だという偏見があった。
今はただ、岡本太郎、湯川秀樹、そして司馬遼太郎という後世に残る人たちと同時代を生きて付き会えたことを幸せに思う。
哲学者・梅原猛さん

歴史の忘却と郷愁の間に

「日本」や「日本人」はこうあるべきである、という指針を出し続けた。
日本、日本人のアイデンティティーが揺らいだり、迷いが生じたりするとその作品は再び注目される。
文学、歴史とは、それが書かれた時代がどうであったのかを考え、さらにいまそれをどう捉えるかという2段階で読み解く必要がある。
戦後の過程は、朝鮮半島や台湾を植民地としてきた歴史を忘却する歩みでもあった。
作品で使われる「私たち」には植民地の人たちは入っていない。
固定化した読み方ではなく、丁寧に読み込むことが求められる。
グローバル化で、日本は多様な人たちで構成されるようになった。
日本、日本人が自明ではなくなり、司馬がしばしば用いた「私たち」が使える国民文学はもう生まれないだろう。
その意味では最後の国民作家だったと思う。
日本女子大学教授・成田龍一さん

熱い人間像 若者の夢に

幕末の長州には、貧しいながらも大義と気概を持って生き抜いた男たちがいた。
そういう姿を知れば、今の若者も何か夢を持てるのではないでしょうか。
歴史を勉強する意義は、過去から学び、よいよい未来を作ること。
若い人たちこそ司馬さんが描く男たちと出会ってほしいですね。
今、悩んでいることが「たいしたことないな」と思えるようになると思います。
特に「二十一世紀に生きる君たちへ」は小学生向けに書かれた短文ですが、「いたわりの心が大切」という思いがよく伝わります。
あの名文が心の中にあれば、むやみに他人を批判したり、不満がたまったりすることもなくなくでしょう。
間もなく親になるボクたちの世代が今度未来に伝えていきたいですね。
俳優・東出昌大さん
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