<自分が一番苦しいのだ>との錯覚

2018年02月23日 13時12分04秒 | 社会・文化・政治・経済
人間は往々にして、<自分が一番苦しいのだ>との錯覚に陥りがちです。
しかし自分以外の存在に触れることで、同じように苦しむ人がいることを知り、自分の人生が、救いを必要とする周囲のために役立つことに気付くのです。
そして他者を救う行動の中で、自分自身の人間性を再発見することもできます。
そこに宗教団体の存在意義があります。
一人で信仰しようとすることは、聖書で描かれる<羊飼いなき羊>のようなものです。
ローマ教皇フランシスコは信仰者は教会の外へ出て、路上の人々を助けなければならないと語ります。
宗教的であることは、真に人間らしく生きることであり、それは宗教が<再び結び付ける>との意味をもつように、他者とつながることなのです。
私たちは、高校生がローマのスラム街で始めた貧困者支援の運動に源を発しています。
世界を変える確かな道は、人々の心の変革を通じてでしかありえません。
その点において、宗教は心の変革を促し、人々に新しい価値観を与えるものです。
私は、第2バチカン公会議で発表された数々の革新的アイデアの中で、最も重要だったのは対話の方向性を明確にしたことにあると考えています。
聖エジディオ共同体は在家信徒の団体です。
在家を意味する「lay」はギリシャ語で「人々」を意味する言語に語源があります。
つまり在家には<人々と共に、民衆と共に>との意味が込められており、あらゆる人に開かれた対話の実践に励んでいるのが、私たちの活動だと理解しています。
平和教育を通じて、より良い世界を築けつという信念なのです。
友情が、宗教の差異を超えて人々を結び、平和の行動へ突き動かしているのです。
昨今のヨーロッパを見るにつけても、民主主義は機能しているとはいえず、人々を分断させる働きは、依然として大きい。
そのことに私は強い危惧を抱いています。
だからこそ、信仰心を持ったリーダーが育たなくてはんりません。
人々を結ぶ宗教の責任は、いよいよ大きくなっています。
聖エジディオ共同体 アルベルト・クァットルッチ事務総長

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聖エジディオ共同体
カトリックの在家運動体として30年余、祈りの精神を基盤に国内外の社会的弱者への奉仕活動を展開。
国際紛争の調停にも積極的にかかわり、1987年以降は、諸宗教の対話を促進するため、「人びとと諸宗教の出会いと平和の祈りの集会」を開催している。「 聖エジディオ共同体のメンバーは誰もが、貧しい人びとやホームレスの人びとと日夜接しており、その中に友情と呼び得る個人的な絆を少しずつ築いています。実際、私たちは、 誰かを支援したり、助けようとしたりするよりは、福音書がか弱き人と呼ぶ人びとの兄弟姉妹 ...
この共同体は、1968年にローマの一人の高校生アンドレア・リカルディとその仲間たちによって始められました。
貧しい人への援助に始まって、紛争地域での和平の調停にも成功し、ノーベル賞にもノミネートされ、下町の国連とも言われています。
日本にも、諸宗教対話や死刑廃止運動などの目的で会員が ...

自分の価値を高めよう

2018年02月23日 11時41分12秒 | 医科・歯科・介護
時代の変化が加速する中で、特に若い世代に身につけてほしいのは、
1)働き続ける力 2)学び続ける力 3)助けを求める力 4)つながる力です。
特に「つながる力」は重要。
同じ問題意識を持った子とつながると「これでいいのだ」と思えるそうです。
今が変える時です。
若い世代は「社会に構造的な問題があるから変えよう」といいより、必要以上に自分に非があるという「自己責任」を刷り込まれていると感じます。
一概に努力不足とは言えません。
社会は変わっていくもの。
声を上げていく主体は、これから時代を担う若い世代です。
権利、機会、責任が平等になる社会へ。
受け身ではなく主体的生き、自分の人生の価値をさらに高めていかれることを願っています。
大崎麻子さん
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「逃げるは恥じだが役に立つ」
海野つなみによる日本の漫画作品。
『Kiss』にて2012年22号より連載を開始し、2017年2月号まで連載された。

脚本 野木亜紀子
演出
金子文紀、土井裕泰、石井康晴
制作TBS
放送局TBS
放送期間

2016年10月11日 - 12月20日
話数 全11話

ハンガリーのことわざ「Szégyen a futás, de hasznos.」の和訳で「恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切」の意。
各話サブタイトルもことわざである。
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人間開発とは | 国連開発計画(UNDP)
人間開発とは、人々が各自の可能性を十全に開花させ、それぞれの必要と関心に応じて生産的かつ創 造的な人生を開拓できるような環境を創出することです。
人々こそがまさしく国家の富なのです。
各々にとって価値ある人生を全うすることを人々に可能とす る、選択肢の拡大こそが開発なのです。
従って、経済成長は、開発にとって重要ではあるものの、人々の選択肢を拡大するための一つの手段にしかすぎないので す。
このような選択肢の拡大の基礎となるのが、人々が人生においてできること、なれるものの幅を広げる ...

人間開発のための四つのWoRK
1)無償の労働:家事・育児・介護など家庭内の労働
2)有償の労働:報酬のある仕事、職業
3)ボランティア・地域活動:PTA・町内会・などの地域活動、社会奉仕、社会貢献など
4)創造的な活動:音楽やアートなど、自分の創造力を使って何かを生み出したり表現する活動、趣味など。

「エンパワーメントとは」

2018年02月23日 11時10分19秒 | 社会・文化・政治・経済
生きていくための総合力

「エンパワーメントとは」
幸せな人生の土台です。
幸せの形はそれぞれ違いますが、自分の可能性を開花させ、尊厳のある人生を送るには、
1)健康 2)教育3)生計手段・経済力4)社会・政治への主体的な関わり、が必要です。
この四つつの要素を手に入れる過程で、人生の選択肢を広げ、自分の意思で選び取って生きる力を身に付けるのが、エンパワーメント。
生きていくための総合力です。
特に大事なのが「自分で選択できる」こと。
周りではなく、自分の価値基準で決められるか。
「今が一番楽しい!幸せ!」と、イキイキしている先輩に共通するのは、自ら人生を選択してきたので、たとえ失敗しても、ただの失敗で終らせない点。
必ずそこで学んで次に生かし、失敗した時の心の痛みが、他者への共感力になっています。
一方、「あの人が~」「ああしていれば」とか、愚痴や不満の多い人は、自分で選択してこなかったケースが多いように感じます。
女性のエンパワーメント専門家 大崎麻子さん

ケート選手 元競輪選手

2018年02月23日 08時22分38秒 | 未来予測研究会の掲示板
今井裕介 日本の元スピードスケート選手、元競輪選手
植松仁 元ショートトラックスピードスケート選手、元競輪選手。
1998年長野オリンピックショートトラックスピードスケート男子500m銅メダリスト。
牛山 貴広 オリンピック初出場となるトリノ大会では1000mで1分11秒21で28位、1500mで1分50秒59で35位、5000mで6分51秒53で27位、団体追い抜きで8位に終わり、世界との差はあまりにも大きく、惨敗だった。
武田豊樹 高校時代は同学年で後に長野オリンピック500m金メダリストとなる清水宏保よりも好成績を収める。
高校卒業後に王子製紙スケート部に入部するも伸び悩み、競輪学校入学を目指すために現役を一時引退し同スケート部を退部
西谷岳文 長野オリンピックでは500メートルで金メダルを獲得し、19歳と1ヶ月と日本の冬季オリンピック史上初の10代のメダリストとなり、2014年ソチオリンピックで平野歩夢が15歳にしてスノーボードハーフパイプで銀メダルを受賞するまで、日本選手団としては冬季オリンピック史上最年少のメダリストであった。

輪子の競輪日記

2018年02月23日 07時25分52秒 | 未来予測研究会の掲示板
「好奇心はいつだって、新しい道を教えてくれる」ウォルト・ディズニー
「思い込みを排して新鮮な目でみること」
ドラマは<人間>を描くことができれば成功する。
人を描くためには、いつも好奇心を持って<人>を観察している。
「なるほど、そうなのね」
輪子は新聞や雑誌から得た言葉が、勝負の分野でも応用できることを感じていた。
競輪場には、多くの見過ごせんない人たちがいるものだ。
輪子は好奇心が強い。
それは、看護師の職からもきていた。
人間の<病>と<老い>や<生死>が日常的の中にあった。
そして、趣味の競輪には人間臭さがあった。
競輪ファンたちも人間臭い人たちばかりだと思えた。
競輪ファンの大半が高齢者であり、30代、40代、50代の人は少ない。
杖を突いて歩行が困難の人や骨折した人の話も聞く。
「左目が白内障でな、段差で転んで手首負った」
「それで、包帯しているのか。元ちゃん競輪で見かけないと思っていたら、腰の骨折っていた」
「入院しているのか?」
「もう退院している、直に来るでね~か」
「元ちゃ<ごじゃぺ>だからな」
30代後半と思われる若者が輪子の傍に来た。
「当たっている?」
「まだ」
「俺、競輪選手になりそこねたんだ」
「そうなの」と輪子はその男を改めて見た。
体格はそれほどではない、細身である。
「スケートの清水宏保知っている?」
「長野オリンピックで金メダルの?」
「そう、彼と一緒に練習していたんだ。お互いに競輪選手になれなかった」
「そうだったのね」
「ああ、それで今、俺、学習塾のセンコウ」
輪子は黙って笑った。

人間が人間らしく生きていくために

2018年02月23日 06時20分06秒 | 社会・文化・政治・経済
人間主義「生命・生活・生存」を最大限に尊重する。
「誰一人取り残さない」
<人間が人間らしく生きていくために>
人間主義の基本理念である。
働き方、生き方、学校教育問題、貧困の解消、少子化問題、認知症問題、介護問題、医療の問題、環境問題、食品ロス削減、核兵器廃絶など課題は多い。

2月22日(木)のつぶやき

2018年02月23日 03時28分39秒 | 医科・歯科・介護