「私は今、悩んでいることがあります。どちらの道に進めばいいか答えが出ないのです。判断に迷うとき、どのように決断しますか」
「どっちの道に進んだっていいのよ。やりたいことを夢中にやっていれば自然とキラキラして生きていけるの。ただし、周りにどう思われようと自分を貫いていく覚悟が必要ね」作家・瀬戸内寂聴さん
講演会で、質疑応答の際にある女性が質問した。
この時、私は雷に打たれたかのようにハッとしました。
まるで私自身に向けて投げられた言葉のゆに感じたのです。
当時の私は離婚して、傷ついた心で実家に身を寄せていました。
出戻ってきた私に晩年の面倒を見てもらえると父は嬉々として元気を取り戻したいました。
そんな父を見て、このまま親孝行して喜んでもらえるのならそれも悪くないか。
けれど、本当にそれでいいのか。
もう一度仕事にチャレンジしたくはないのか。
そう悶々としていた私の心に作家の言葉が突き刺さりました。
そうだ、いい人を演じるのはやめよう。
私は自分の意思によって人生を歩んでいきたい。
翌日、両親に「一人暮らしする」と宣言し、手ごろな物件を借り、愛犬と実家を出て心身を整え、1年後に一般社団法人手紙文化振興協会を設立しました。
むらかみ かずこさん
「どっちの道に進んだっていいのよ。やりたいことを夢中にやっていれば自然とキラキラして生きていけるの。ただし、周りにどう思われようと自分を貫いていく覚悟が必要ね」作家・瀬戸内寂聴さん
講演会で、質疑応答の際にある女性が質問した。
この時、私は雷に打たれたかのようにハッとしました。
まるで私自身に向けて投げられた言葉のゆに感じたのです。
当時の私は離婚して、傷ついた心で実家に身を寄せていました。
出戻ってきた私に晩年の面倒を見てもらえると父は嬉々として元気を取り戻したいました。
そんな父を見て、このまま親孝行して喜んでもらえるのならそれも悪くないか。
けれど、本当にそれでいいのか。
もう一度仕事にチャレンジしたくはないのか。
そう悶々としていた私の心に作家の言葉が突き刺さりました。
そうだ、いい人を演じるのはやめよう。
私は自分の意思によって人生を歩んでいきたい。
翌日、両親に「一人暮らしする」と宣言し、手ごろな物件を借り、愛犬と実家を出て心身を整え、1年後に一般社団法人手紙文化振興協会を設立しました。
むらかみ かずこさん