▽一個の人間を基調とした「人間外交」があってこそ、崩れぬ世界の平和もありうる。
▽過去の悲劇を未来の希望をつくる力に変えていく。
その一念の変革を成し遂げてゆく中に、世界平和への直道がある。
▽悲しいことが続くと、<自分は不幸なんだ>と決め、自ら希望の光を消してしまう人もいる。
しかし、その心こそが自分を不幸にしてしまう。
決して、目が見えないことが不幸なのではない。
<心の眼>を開いて、強く生き抜いていくのだ。
▽<真の人士が互いに深い知己となる交友とは、四季を通して変わらず、衰えないようなものであり、順境と逆境を経るほどに、ますます強固になる>諸葛孔明
孔明が劉備と結んだ生涯にわたる<水魚の交わり>がまさにそうであった。
水魚の交わりは、故事成語の一つ。 「魚は水があったら生きていられる」という例をもって「欠くべからざる友の存在」を喩えたもので、「水と魚のように切っても切れない親しい関係」を「離れることができない、親密な間柄や交際」の喩えなどに用いる。
▽生命力を旺盛にすることが、全ての基本。
▽「真実は人間」を一つに結び、結合させる力を持っている。
▽世界のあちらこちらに分断や対立の悲鳴が聞こえる現代にあって、「生命」という普遍の大地に根差し、人びとを結ぶ言論の光が、今ほど待望される時はない。
▽「諸君は善良なもの高尚なもののすべてを伝え、運び人になるべきだ」-思想家・エマソン
それには人格、人間性が大事である。
そして、いかなる「言葉の力」「対話力」を持つかが勝負となる。
▽生命尊厳の哲理を、一人また一人へと広げ、全世界を強く、明るく照らしていく。
ラルフ・ウォルドー・エマーソン(1803年5月25日- 1882年4月27日)は、アメリカ合衆国の思想家、哲学者、作家、詩人、エッセイスト。
無教会主義の先導者。娘のイーディス(Edith Emerson)がウィリアム・ハサウェイ・フォーブス(英語版)と結婚し、エマーソン家は一層格式の高い門閥となった。
アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンに生まれる。18歳でハーバード大学を卒業し21歳までボストンで教鞭をとる。
その後ハーバード神学校に入学し、伝道資格を取得し、牧師になる。
自由信仰のため教会を追われ渡欧、ワーズワース、カーライルらと交わる。帰国後は個人主義を唱え、米文化の独自性を主張した。
エマーソンは次第に当時の宗教的社会的信念から離れ、1836年の評論'Nature'において、超越主義を世に打ち出した。続いて草分け的な仕事として1837年に'The American Scholar'と題した演説を行い、オリバー・ウェンデル・ホームズ・シニアは、アメリカの「知的独立宣言」であると評した。