新型コロナウイルスのワクチン接種、神奈川県内、医療機関から報告された副反応との関連性が疑われる事例のうち、接種後に死亡した県内在住者が105人いた。
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ナワクチン接種後の死亡例は1255件(2021年10月3日時点)。
このうち1248件については、「情報不足等によりワクチンと死亡の因果関係が評価できない」という。
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新型コロナウイルスワクチン接種後の死亡例の病理解剖について(文献等)
新型コロナワクチン接種後に死亡に至ることが稀ながら報告されております。
米国疾病
対策予防センター(Centers for Disease Control and Prevention, CDC)の Vaccine Adverse
Event Reporting System (VAERS)では、新型コロナワクチン接種者の死亡が 0.0026%の頻
度で報告しております 1が、これら報告例には、ワクチン接種との因果関係が必ずしも明確
ではない症例も含まれていることには留意する必要があります。
最近になり、新型コロナワクチン接種後死亡症例の病理解剖の報告も相次いでなされて
います。
報告においては、血栓症や心筋炎、頭蓋内出血を含む様々な所見が提示されており
ますが、病理解剖で見出された所見・死因とワクチン接種の因果関係については慎重に判断
する必要があり、世界保健機関(WHO)の示すワクチン接種と有害事象の因果関係評価の
手法が評価の上で参考になります 2,3。尚、CDC は現時点で新型コロナワクチン接種後の重
篤な有害事象として、心筋炎・心外膜炎、アナファラキシー、血小板減少を伴う血栓症、ギ
ランバレー症候群の 4 つの病態を挙げております 1。
個々の症例についての病態・死因の解明に留まらず、ワクチン接種と有害事象との因果関
係を明らかにするためにも、病理解剖を通した知見の積み重ねが求められており、新型コロ
ナワクチン接種後の死亡例については積極的に病理解剖を行い、不確かな因果関係を述べ
ることは避けつつ、見出された病変についての詳細な記録に努める必要があると考えます。
ワクチン接種後死亡例の病理解剖に特別な手技は必要ありませんが、血清・血漿を用いた
生化学的解析が有用な場合もあり、生前検査の余剰検体がある場合には、臨床医に保管を依
頼する、あるいは法医学教室と分析等で連携するなどが望ましいと考えます。
愛知県愛西市の集団接種会場で、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた女性が、接種直後に容体が急変し死亡した問題で、愛知県医師会は15日、専門の委員会を開いて、当時の対応に問題がなかったか検証を行いました。医師会では、17日記者会見を開き審議の状況を報告するとしています。
11月5日、愛知県愛西市の集団接種会場で、新型コロナワクチンの4回目の接種を受けた飯岡綾乃さん(42)が、接種から5分後に息苦しさを訴えたあと容体が急変して救急搬送され、およそ1時間半後に死亡しました。
これについて愛知県医師会は、重大な事案だとして、医療事故の検証を行う医療安全対策委員会を、15日午後緊急に開催しました。
委員会は非公開で行われ、女性の体調が急変した経緯やその後の処置などについて確認したうえで、女性がアナフィラキシーショックを起こしていたかどうかや、現場での対応に問題がなかったか詳細に検証を行ったものとみられます。
愛知県医師会では、17日の夕方に記者会見を開いて審議の状況について報告するとしています。