宗教とは何か

2022年11月04日 22時32分33秒 | 社会・文化・政治・経済

 

 

 
八木誠一  (著)
 
理性と言語による現実把握の限界をどう超えるか。
ニーチェの生の哲学から実存主義、現象学、フロイト、ウィトゲンシュタイン、構造主義、さらには京都学派の哲学までを総覧し、それらを超えて現代人のための宗教に至る道筋を鮮やかに指し示す。

文庫化にあたり、著者による「補論 初版以後の展開」を付す。
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我々は、商品化以前の自然を見失ってはならないように、言語化以前の現実を見失ってはならない。……しかし、いったい言語化以前の現実などというものがあるのか、それはそもそも如何にして現前するのか。本書の全体はこの問いに――肯定的に――答えようとするのである。(本文より、略記)
何を神と呼ぶのか。理性と言語による現実把握の限界を超え、現代人のための宗教に至る道筋を示す。
「補論 初版以後の展開」を増補。
【目次】

文庫版への序
はしがき

第一章 現代思想の観点から
はじめに
第一節 実存主義(実存・存在・超越)
第二節 生の哲学と深層心理学
第三節 構造主義
第四節 現象学
第五節 言語哲学――ウィトゲンシュタインを中心として――
第六節 京都学派
付 論 滝沢克己と八木誠一

第二章 倫理の観点から
第一節 倫理とは何か
第二節 自我
第三節 自我とエゴイズムの諸相
第四節 個人倫理
第五節 対人倫理
第六節 社会倫理

第三章 宗教とは何か
第一節 神秘とその言語化――神について語るということ――
第二節 神秘と神・作用的一について
第三節 「神」を語る言葉について(1)――宗教と科学――
第四節 直接経験(1)
第五節 直接経験(2)
第六節 直接経験(3)

第四章 宗教の言語
第一節 通念的言語世界と直接経験A
第二節 通念的言語世界と直接経験B
第三節 通念的言語世界と直接経験C
第四節 記述言語 表現言語 要求・約束言語
第五節 「神」を語る言葉について(2)
第六節 宗教的自覚の言語化について

第五章 例証――イエスの言葉に即して――
はじめに
第一節 イエスにおける出会いの直接経験
第二節 イエスにおける自己
第三節 イエスにおける自然・神の支配・神
むすび

あとがき

補論 初版以後の展開

文庫版へのあとがき
 

内容(「BOOK」データベースより)

理性と言語による現実把握の限界をどう超えるか。ニーチェの生の哲学から実存主義、現象学、フロイト、ウィトゲンシュタイン、構造主義、さらには京都学派の哲学までを総覧し、それらを超えて現代人のための宗教に至る道筋を鮮やかに指し示す。文庫化にあたり、「補論 初版以後の展開」を増補。

著者について

1932年生まれ。専攻、新約聖書神学、宗教哲学。
東京工業大学教授、ベルン大学(スイス、客員教授)、ハンブルグ大学(客員教授)、横浜桐蔭大学教授を経て、現在東京工業大学名誉教授、文学博士(九州大学)、名誉神学博士(ベルン大学)。
著書に『〈はたらく神〉の神学』『パウロ・親鸞*イエス・禅』など多数。
 
 

 
テリー・イーグルトン (著), 大橋洋一 (翻訳), 小林久美子 (翻訳)
 

内容(「BOOK」データベースより)

ドーキンスらの科学万能主義が蔓延する現代にあって、宗教はやはり阿片にすぎないのか。後期資本主義の格差・貧困を打開する可能性は、革命と救済を目指す宗教にあるのではないか。知の巨人・イーグルトンによる画期的宗教論。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

イーグルトン,テリー
1943‐。現代イギリスを代表するマルクス主義批評家、文化理論家のひとり。ケンブリッジ大学卒業後、オックスフォード大学特別研究員、同大学教授。その後マンチェスター大学教授(2008年退官)。現在、ランカスター大学教授

大橋/洋一
1953‐。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は英文学、批評理論

小林/久美子
1978‐。ミシガン大学アナーバー校博士候補生、日本学術振興会特別研究員(PD)。東京大学大学院人文社会系博士課程満期退学。専門は米文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
 
 内容(「BOOK」データベースより)
ドーキンスらの科学万能主義が蔓延する現代にあって、宗教はやはり阿片にすぎないのか。後期資本主義の格差・貧困を打開する可能性は、革命と救済を目指す宗教にあるのではないか。知の巨人・イーグルトンによる画期的宗教論。
 
 
神は妄想ではない
 
マルクス主義批評の大家によるキリスト教と宗教の弁証論。
世界的ベストセラー『神は妄想である』の著者であるリチャード・ドーキンズおよびネオコン・ジャーナリストのクリストファー・ヒッチンスによる反神学/宗教論を徹底的に批判するため、彼等の宗教に関する無知と欺瞞をユーモアと皮肉たっぷりの言語表現を駆使して叩きつつ、キリスト教を筆頭とする宗教の何たるかについて、鋭い洞察と深い思慮に満ちた議論が展開される。痛快きわまりない。
キリスト教を世界に関する誤謬だらけの説明モデルと理解する見解に対して、著者は、神学で問題となるのは、そもそも私たちはなぜ世界に関する説明を求めるのか、また一定の説明が可能だと信じられるのか、といった別次元の事柄である、という認識を示す。
あるいは、信仰とは、特定の存在を信じるか否かの判断ではなく、参加と連帯の問題であり、虐げられた人を含め万人に対して、高質の人間関係を提供するために行動し、現状を変革することであると述べる。
信仰は理性に反すると考える素朴な思い込みに対しては、人間の「知」というものは何かに対する積極的な関与を前提としなければ成立せず、その関与を支えているのが信仰であると主張する一方、人間は理性だけでやっていけるという信念こそ一種の「狂信」に他ならないと論じる。
著者のキリスト教/宗教への根深い信頼とマルクス主義への揺るがぬ傾倒から、非常に興味深い見識が次々と開示されていく。
著者に言わせれば、こうした基本的な見識を持たないドーキンズらによる神学批判など「たとえば、小説を読んで、ここはすばらしい、またちょっとやばいところもあるが、最後は泣かせるという程度のコメントをして自分を専門家と思い込む人間の文学評論めいている」。浅はかなのだ。
むろん、ドーキンズらは米国などにおける強烈なキリスト教熱を冷ますためにも反宗教論を展開しているのであって、そうした背景についてあまり言及をせず論敵を倒そうと躍起になっている著者のもの言いには多少の違和感がなくはない。
とはいえ、過去も現在も宗教が人間社会において果してきた重要な役割を知っているがゆえに、「神は妄想」という単細胞な割りには妙に人気のある理性(科学)主義的なお話には納得できない読者にとって、本書は大いなる魅力を放ち、そして厚い賢慮を提供してくれることだろう。
 

現代イングランドを代表するマルクス主義文芸批評家による、邦訳としては初めての宗教書です。
 まず、本書は『宗教とは何か』と名付けられていますが、各宗派の教義・信仰形式に関する比較検証や、各派に共通する普遍的価値の解明などを主眼に置くものではありません。
本書の仕事は、「科学と宗教」・「学問と信仰」をそれぞれ切り離し独立させながら「科学の中の宗教的部分」や「学問の中の信仰的部分」を抽出し、反目しがちな「科学と宗教」・「学問と信仰」の架け橋を再構築することです。

 それは以下の記述 「トマス・アクィナスは〔彼が行った神の存在〕証明によって神の存在が自明のものになるとは信じていなかった(p159)」 にも表れるように「神の存在肯定と信仰心」を区別することであり、別箇所の 「アブラハムは神に対する信仰を持っていたが、しかし、まずありえないことだが、神が存在しないという思いが彼の中に生じたとしても、おかしくはない(p145)」 という文にも認められます。
これは科学〔絶対〕主義や信仰〔絶対〕主義から本来の宗教的なるものを取り戻す試みであると同時に、学究(学問、理性)と信仰が根源的に両立するという著者の強い信念の表れでもあり、特に後者は他の人文書籍がほとんど提供しない鋭い視点で新鮮に感じました。

 私は未読ですが(本書が批判する)リチャード・ドーキンス『神は妄想である』を「心の底では神を信じきれない負い目を払拭する本」と措定できるなら、本書は「心のどこかで神を信じてしまう羞恥心をやわらげる本」と言えるでしょう。
日本人は信仰を持たない宗教音痴だという言葉を時折耳にしますが、キリスト(イスラム)教圏でも度合いは違っても私たちも共感できる内容を議論していることが伺える好著です。

 ただ一方、本書はマルクス主義と社会主義に対する著者の信仰告白書でもあり、神学と政治的実践の結合を目指す内容にもなっています。
そのため資本主義経済システムへの糾弾、ドーキンスとヒッチンス(併せてディチキンスと略されます)に代表される科学・合理主義イデオローグへの告発や人格攻撃が大部分を占めます。
著者の筆舌は快刀乱麻と評される以上に過度であるため、不必要な誤解・黙殺を引き寄せないことを祈るばかりです。
 帯を取るとぐっと厳かな雰囲気になる表紙は、他の宗教書は勿論、ジャック・デリダやエマニュエル・レヴィナスへの追悼文集などにもおとらず落ち着きがあり、読者の政治的立場を問わない貴重な主張が本書に含まれていることの一端を表しているように感じました。詳細な索引有。
 
 
 
 

本書は神を信じないドーキンスやデネットの読者に向けて書かれたもの、と思いきやそうでもないようだ。
かといってプロヴィンシャルな宗教哲学者や哲学者に向けられたものでもない。
訳に関してはすべからくの誤用等も見られるが読みやすさは可もなく不可もなくといった所。
神を世界観として解釈する哲学に対し豊富な文学的修辞の宝庫として提示している。
だがアクィナスの世界誕生仮説と世界観の違いがさっぱりわからない。
アクィナスをどう解釈すればそう読めるのか。
ムージルにはそんなことは書いていない。
言語ゲームについて言及した2章でも宗教間の相互通約可能性について理解しているとは言い難い(これは彼の監修した映画ウィトゲンシュタインについても言えることだが)。
4章のマルクス主義が居場所をなくし移動した先が神学だったというのは大いに賛同できるし宗教学では常識に属することだが、ナンシーの仕事などをみるにつけむしろ先人が放棄しやり残した仕事を仕方なく行っているといった様子(ナンシーの仕事自体は評価できるがでは何故イーグルトンはそのような仕事を行わないのか)。
ただ結論で日本のスピリチュアルブームと同じく、人類が本来の姿をとりもどすと云々いったくだりには落胆の念を禁じ得ない。
 

宗教とは何かとのタイトルに惹かれて手に取るとがっかりさせられる本。
翻訳によるものか、原文が交錯してるためか不明だが、少なくとも宗教
に関する明確な論議がなされているとは感じられず、衒学的な記述の
羅列としかかんじられない。
 
 
 

 

 

 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 

 


利根輪太郎の競輪人間学 惨敗する

2022年11月04日 20時13分43秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅢ 防府競輪  周防国府杯争奪戦

2日目(11月4日)

利根輪太郎の競輪人間学 惨敗する

6レース 

1-9-6 2-4-8  7-5-3


レース評
G1で勝負している太田のスピードは一級品。持ち味の自力戦で混戦を突破。復調気配の伊藤が奮起なら任せる園田の出番も。

1番人気 1-9(2.6倍)

1-9と1-5の3連単で勝負する。
だが、1番太田 竜馬選手は先行して惨敗。

結果

7-5 2,630円(9番人気)

7-5-4 24,750円(56番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 7 伊藤 颯馬   10.2   飛付3半鋭
× 2 5 園田 匠 1/2車身 10.1   伊藤颯巧追
3 4 古屋 琢晶 3/4車輪 10.1     自ら捲追込
4 1 太田 竜馬 1/4車輪 10.6   B 赤板で先制
5 9 橋本 強 1/4車輪 10.5     太田番手も
6 3 坂本 健太郎 1車身 10.2     直線内詰り
  7 8 江守 昇 1車身 10.1     切替も後方
  8 2 小畑 勝広 1車身1/2 10.1     鐘前叩返ず
  9 6 内村 泰三 9車身 11.0     3番手競負

 

戦い終わって

戦い終わって写真

 赤板で斬った九州勢を太田竜馬-橋本強が叩いて先制。伊藤颯馬は内村泰三を飛ばして3番手を確保。太田が力強く踏み上げるが、伊藤の3角捲りに屈す。園田匠が伊藤にピタリ続いて2着。
 3番手に飛び付き捲り快勝の伊藤は「作戦通り、後ろから一回斬ってからと。来なければ駆けたけど、早目に来たので、スピードが合った所に飛び付こうと。それが3番手でした。2角から仕掛けられたら良かったんですが、太田さん、橋本さんの名前に負けて行けませんでした。仕掛けた後は止まるかと思ったが、意外と伸びてくれました」。
 2着に続いた園田は「車番が悪かったし、我慢して後ろから行こうと。伊藤君は何でも出来るし、信頼して付いていた。初日はオーバーワーク気味で迷惑を掛けていたし、今日は集中して臨んでいた。疲れが取れてくれれば、もっとやれると思う。今日は伊藤君のお陰」。
 3着の古屋は「行き切れなかったけど、小畑君がすかさず仕掛けてくれた。集中して走っていました。最後は自分で仕掛けて行ったがきつかったですね。外外を踏んだ割には我慢できた。暖かいので身体が動いている感じ」。

8レース

並び予想 3-9 7-1-8 5-2 4(単騎)6(単騎)

レース評
強烈なスピードで駆ける渡辺を盛り立て、佐藤が存在感を誇示。野原−東口の痛快弾や、総力戦の伊藤−小川も侮れない。

1番人気2-5(4.1倍)

2-5 2-3の3連単勝負する。

結果

9-3 1,250円(4番人気)

9-3-5 6,320円(21番人気)

天候 晴/風速 2.0m




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 9 東口 善朋   10.2   野原乗り交
× 2 3 野原 雅也 3/4車身 10.4 B 打鐘カマシ
3 5 渡邉 雄太 3車身 9.7     後方捲追込
4 2 佐藤 慎太郎 1車身1/2 9.6     渡辺マーク
  5 6 中村 昌弘 1/8車輪 9.9     単騎捲上も
  6 4 久保田 泰弘 3/4車輪 9.8     単騎切替も
7 1 小川 勇介 3/4車輪 10.2     伊藤旭追も
8 7 伊藤 旭 2車身 10.5     叩き急追も
  8 8 紫原 政文 2車身 10.2     ライン追走

 

戦い終わって

戦い終わって写真

 斬った渡辺雄太を赤板で伊藤旭が押さえるがべた流し。鐘前から野原雅也-東口善朋が痛快にカマシ、両者でぶっ千切る。最終バックでは両者のマッチレースが濃厚で、東口がゴール前で一気に捉える。渡辺は8番手から捲り追い込んだが3着がいっぱい。
 会心の展開をモノにした東口は「復帰戦で連勝だし、気持ちは楽になってきました。けど、自分の中ではまだバタバタしている感じはある。野原君が抜群のタイミングで仕掛けてくれたし、自分の後ろが離れている感じは分かったし、ワンツーが決まるかなと。けど、渡辺君、佐藤さんの強襲は怖かったけど。脚は問題ないですね」。
 カマして2着に粘った野原は「後ろ攻めはしんどいと思っていたし、前から組み立てたかった。けど、前が取れるとは思っていなかった。緩んだら行こうと思っていたし、展開が向いた。しっかり仕掛けられたが、距離が長くてゴール前では苦しかった。脚は悪くないかな」。
 8番手から何とか3着の渡辺は「ギリギリまで迷ったが、後ろ攻めを選択。斬る時に脚を使って、九州を出す時にも脚を使った上に、伊藤君が流して、自分もバックを踏まされた時に野原さんに行かれたんで。ヤバいと思ったが、何とか3着に届いて良かった。それに佐藤さんが後ろで緊張していたので」。

 

9レース

レース評
S班の吉田が主軸。数的優位を生かして果敢に先制アタック。番手・神山との逃げ差し争い本線だが、稲毛のスピードも強烈。

1番人気 

5-1(1.7倍)

5-1を外して、5-3 5-2の3連単で勝負
抑えは3-5 2-5の2車単

結果

3-4 3,710円(8番人気)

3-4-5 10,210円(27番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 3 柏野 智典   9.6   河端乗り交
2 4 河端 朋之 1車輪 9.8 B 鐘前カマシ
3 5 吉田 拓矢 3車身 9.3     急追捲追込
4 1 神山 拓弥 1/2車身 9.2   S 吉田マーク
  5 9 阿部 大樹 3/4車身 9.1     ライン追走
6 2 岡本 総 1/2車身 8.9     稲毛共倒れ
× 7 7 稲毛 健太 1/2車輪 9.1     後方機無く
  8 8 大西 健士 9車身 9.7     藤田大共倒
  9 6 藤田 大輔 大差 11.1     カマされて

 

戦い終わって

戦い終わって写真

 3番手に入った吉田拓矢は中々動けずにいるとジャンを目掛けて河端朋之の一気カマシ。マークの柏野智典を連れて一気に叩いた。二人旅状態となり絶好の柏野が寸前差し。3着に吉田が何とか入った。
 柏野は「みんな河端の先行待ちだと思っていたし、河端のいける所から。2周前のホーム来で行く雰囲気があったので、僕も構えていました。全然タレてこなかったし、別人でしたね。体感だけど凄く出ておいると思う」。
 河端は「稲毛君が斬った上を行くパターンだと思っていたけど、行かなかったのでみんな僕待ち。下りを上手く使ってペースに入れられた。風もあったしキツかったけど何とか頑張りました」。
 吉田は「3番手に入ったのが逆に敗因。弱気になってしまった。そこから仕掛けたけど前がカカっていた。悪い感じはしないけど、もう少し欲しい部分はありますね」。

 

 


取手・利根川の光景

2022年11月04日 19時04分46秒 | 日記・断片

同じ散歩道では、同じ写真しか取れない。

日々の散歩は、新しい刺激である。

早朝散歩の仲間は、定まってレールを歩むように、脇道やまわり道、寄り道はしない。

取手・利根川の小堀の渡し船
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利根川の光景
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取手・利根川の光景
動画リンク
 
取手・利根川の光景

利根輪太郎の競輪人間学 2番なら5番も抑えるべきだった

2022年11月04日 10時33分33秒 | 未来予測研究会の掲示板

利根輪太郎の競輪人間学 

GⅢ 防府競輪 周防国府杯争奪戦

初日(11月3日)

9レース

並び 1-9-7 5-2-8 4-3 6(単騎)

レース評
野原の出脚、スピードが上位。マーク神田との一戦が有力視されるが、馬力全開する小畑や、乗る阿部のタテ脚に警戒が必要だ

1番人気1-9(2.0倍) 

1-9-5で勝負

抑えは

1=2 359の3連単

だが、9番1番を追走できずにが離れてしまう。

最終的に、1-5-2の展開となる。

5-2の並びなので1-2を抑えたら、当然、1-5も抑えるべきだったと反省。


結果

1-5 2,400円(5番人気)

1-5-2 6,570円(15番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 1 野原 雅也   9.5 B H一気捲り
2 5 小畑 勝広 7車身 9.9   赤板逃粘る
× 3 2 阿部 大樹 1車輪 9.8     小畑マーク
4 3 阪本 和也 1車身 9.7     切替仕掛け
  5 6 野村 典嗣 1車輪 9.8     掬い関東続
6 4 新納 大輝 1車身 9.8     叩かれ機無
  7 8 藤原 浩 2車身 9.9     関東続掬れ
  8 7 藤原 誠 1車身1/2 10.0     切替外一杯
9 9 神田 紘輔 大差 10.8     野原に切れ

 

戦い終わって

戦い終わって写真

 下げて7番手の野原雅也は大事を取ってか構えて捲り勝負。さすがに力の違いで一気に前団を飲み込んだ。意外だったのは神田紘輔が離れたことで小畑勝広-阿部大樹の逃げ残りで2着3着に入った。
 野原は「前から考えていた。1回タイミングがあったけど、見ちゃってしまって。神田さんはそこがキツかったと思う。僕自身も行けるか分からなかったので。踏み出しは良くなかったけど、伸びていった感じはありました」。
 小畑は「作戦は野原さんの後ろから。一番良い形の組み立てになりました。前回ゴール落車で強度の強い練習をできなかったせいか、苦しく感じた。阿部さんの仕事のおかげですね」。
 阿部は「斬って斬って先行の作戦だったし理想通り。野原のスピードが違い過ぎました。セッティングや練習をしっかりしてきたので脚の感じは凄くいい」。


利根輪太郎の競輪人間学 見るべきレース

2022年11月04日 09時52分37秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅢ 防府競輪 周防国府杯争奪戦

初日(11月3日)

10レース

並び予想 7-1-9 6-2 5-3 4(単騎)8(単騎)

レース評
渡辺が勝率、破壊力でリード。
巧者内藤との南関ワンツーが大本線。
石毛が3番手固め独占だが、伊藤慶利す真崎や、山口も注

ラインの7-1-9で決まると思われた。
だが、あえて、その車券を外して、7-1-3 7-1-2の3連単で勝負した。
2車単は7-2 7-3

だが、別のラインの選手は何もできなかった。

他のラインの選手の誰かが、7-1-9ラインのどこかに飛びつく選択肢もあっただろうか、何もできなかったのだ。

柏の競輪ファンのノムさんは、「見るレース」と勝負を降りていた。
それが正解であった。


7-1(1.8倍)

結果

7-1 180円(1番人気)

7-1-9 360円(1番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 7 渡邉 雄太   9.8 B 打鐘カマシ
2 1 内藤 秀久 1/2車輪 9.8   渡辺マーク
3 9 石毛 克幸 3/4車身 9.8     本線3番手
  4 8 工藤 文彦 1車身 9.7     終始南関続
5 2 山口 富生 1車身 9.7     堀追切替え
  6 4 伊藤 大彦 1車身1/2 9.8     終始岐阜続
× 7 3 真崎 新太郎 3/4車輪 9.6     伊藤慶共倒
8 5 伊藤 慶太郎 5車身 10.3     叩かれ不発
  9 6 堀 兼壽 大差 12.2     叩き叩かれ

 

戦い終わって

戦い終わって写真

 伊藤慶太郎と堀兼壽が赤板前から主導権争いを演じるが、下げた渡辺雄太が鐘から一気にカマシ、内藤秀久-石毛克幸らまでしっかりと出切る。渡辺のカカリは良く、直線に入っても態勢はそのまま。トリオで上位独占となった。
 カマして押し切った渡辺は「当所は以前落車していたが、この1着で払拭できたかな。前は取らされると思っていたし、特に問題はなかった。出切ってからは前だけを見て踏んでいたがきつかった。最終バックを目掛けて駆けていたんで、惰性で残れたんじゃないかな。練習での感じが良かったし、実戦に出てくれて良かった」。
 マーク2着の内藤は「前受けは想定内。ここで行くんだろうなって思った所で雄太が仕掛けてくれたし、付いて行き易かった。自分は走っている時にオーバーワークだったと気付いた。直前、久々に山登りの練習をしていたんで。けど、ケアすれば問題ないと思います」。
 3着に続いた石毛は「落車明けで左肘に違和感はあるけど、走る分には大丈夫。雄太の3番手で離れずに付いて行けたし。集中していたし、雄太も良いタイミングで行ってくれた」。


監視資本主義: 人類の未来を賭けた闘い

2022年11月04日 09時30分39秒 | 社会・文化・政治・経済

ショシャナ・ズボフ (著), 野中 香方子 (翻訳)

『2021年ベスト経済書』(週刊ダイヤモンド)第1位
2021年「エコノミストが選ぶ 経済図書ベスト10」(日本経済新聞)第3位

2021年11月6日朝日新聞<ひもとく>蘭で紹介(評者:本多由紀氏)
2021年10月26日号週刊エコノミスト書評欄で紹介(評者:諸富徹氏)
2021年10月18日公明新聞読書欄で紹介(評者:根井雅弘氏)
2021年9月23日NHKBS1スペシャル「欲望の資本主義」特別編に著者出演
2021年9月5日WIREDウェブサイトで紹介(評者:池田純一氏)
2021年8月21日日経新聞書評欄で紹介


監視資本主義という言葉を生み出した
ハーバード・ビジネススクール名誉教授が示す、
資本主義と人類の未来のビッグピクチャー

原書は2019年に刊行され、世界的な話題書に。

『ニューヨーク・タイムズ』ノータブルブック・オブ・ザ・イヤー選出
『フィナンシャル・タイムズ』ベストブック・オブ・ザ・イヤー選出
『サンデータイムズ(UK)』ベストビジネスブック・オブ・ザ・イヤー選出
『ガーディアン』が選ぶ21世紀のベストブックの一冊に選出
バラク・オバマ元大統領が選ぶ2019年ベストブックの一冊に選出
フィナンシャル・タイムズ&マッキンゼーが選ぶブック・オブ・ザ・イヤー最終選考選出

この本は現代の『資本論』であるーーゼイディ・スミス(『ホワイト・ティース』著者)
稀に見る大胆な仮説、美しい筆致、深刻な警告を併せ持つマスターピースーーロバート・ライシュ(『最後の資本主義』著者)
デジタル時代の自己防衛を必要とする全ての人が読むべき本ーーナオミ・クライン(『ショック・ドクトリン』著者)
 
著者について
ショシャナ・ズボフ
ハーバードビジネススクール・チャールズ・エドワード・ウィルソン名誉教授
シカゴ大学にて心理学の学位を、ハーバード大学にて社会心理学の博士号を取得。
1981年よりハーバードビジネススクールに参画、同スクールの教授陣のなかでテニュア(終身在職権)を取得した最初の女性の一人であり、寄付講座を持った最も若い女性である。
2014-15年にかけて、ハーバードロースクールのバークマン・センターでファカルティ・アソシエイトを務めた。
著書にIn the Age of the Smart Machine: The Future of Work and Power, The Support Economy: Why Corporations Are Failing Indivisuals and the Next Episode of Capitalism(James maxminとの共著)がある。
 
 
 
GAFAMの躍進等、書籍に記載されていることは、いちいちごもっともなことです。ただ、内容が少し難しくて本が余りにも分厚いので、最後まで読みきれずにギブアップしました😥
 
 
 
あるいみ、やっぱりかとは思った。
ゲイツもジョブズも、成長資本主義の速度に巻き込まれて初心を忘れ・そうならざるを得なくなったのだから。
 いらないと思っていた(余剰)情報でも、量子(デジタル)化すれば、未来永劫消えることはない。
そこに、統計的処理やAIを駆使したら、予測ができた。
これを売らない手はないし、こうやって儲けないとビジネスが成り立たないとした、せき立てた要求はやっぱり経済にあったらしい。
 そこからはもうその方法で、予測を売りだしたうえで、サブリミナルにも個人への情報を送って行動修正して票を操れた。
そうなれば、もうその予測情報はさらに価値が上がりだし、その連鎖に歯止めは効かないだろう。
彼らの顧客は検索者ではない、予測情報を買い、行動修正をさせたい資産家になる。
 しかし、それだけなら、批判が来るから、検索者に甘味を送る、スマートシティはこれになりかねないと思う。
貴方に合った選択権をお選びしましょうといって、満足させられたように感じるが、そうではない、行動修正が混ぜ込まれる。そして、スマートフォンを只でも配りたいだろう、すべてのデータから行動予測ができるからだ。でもそうしない、怪しまれるからだ。
 内部が透明でないから、我々の個人情報はもう使われているだろうし、私がここで書いていることすら、そのうち間違いも含めて、予測情報なのだろう。
 おもえば、30年前、オブジェクト指向入門 (ASCII SOFTWARE SCIENCE Programming Paradigm)を食い入るように読んだ記憶がよみがえる。オブジェクトクラス化され、コンピュータは仮想化される。ITは重層下請けになるだろうとおもった。
 そして、今度は、我々自身が人間オブジェクトのインスタンスなのかもしれない。
スキナーの自由についての考えがああいう形で出てきたのには驚いたが、ピースをはめれば自由は幻想だというのはあまりにも怖い。
 しかし、予測情報を出すためのアルゴリスムでは、本当にプログラマーが人間オブジェクトクラスを作っているだろう。
プログラミングの世界では抽象化というが、文系でのそれではない、ただの実行命令とデータを型として一緒に定義しただけだ、そこからもたらされるのは、予測結果としての売れる可能性のある因子でしか無い。
つまりは、検索者から見ればあなたに合った選択肢でしょうということになるが、自由の本来は、選択肢を選ぶことではないのが当たり前なのに、これをあっさり受け入れてしまうかもしれない。
そして、その予測を豊富にするために、スマホをもってすべてのデータをロギングさせて、さらには選択させる。
しかし、気づいていない、彼らの真の顧客の混ぜ物がしてあっても、混ぜ物が少なければ表示する義務などないのだろうが・・・そこから選ぶのだ。
 さいごに、信頼・信用といったことばが出てきたとこだけですら、私は勇気づけられた思いがする。
 労働が商品でないことを、ある公務で倒れるまで、説得しつくしていたときが私にはあった。法的な正義を追求した日々・・・最後に残ったのは、信頼でしかない。
 日本の理系は、論理がガラス製だと思い込み、冷笑する。そうして、法の番人が説く正義が本当は模索であることがわかっていない。
かのヒルベルトプログラムが、不完全性定理で破城しても、不完全性定理が成り立たない高階の論理体系はあるのに・・・ヒルベルトが完全性を求めたのは理想であることであって、たとえそれがその時の理論で破城してもなんら冷笑する必要はない。高階の論理を探る希望はまだあるのである。
 だれでも、未来はわかるなら飛びつきたい、未来を動かせるなら動かしたい。ほんらい、行動が影響されずに未来があるので、見えざる手はあったはずだと思う。
 やはり、そんなものは、ない。
 
 

本書はiOS14.5 Update革命前夜の話である。いまやアナーキストは再び自由を取り戻そうとしている。

意思を持って行動しているように見えてネットの情報に誘導されている。
これをガブリエルは「『シリコンバレーの魔女たち』を王座から退位させろ」とポズナー&ワイルは「データ労働の不払い」と指摘している。
ニュースで採り上げられたことがすべてだと信じてしまう人はあきらめるという意識を持ってエコシステムの一部となってしまうという自由意志はいかがであろうか。
 
 
 

「愛しの待ち人」来るかの心境

2022年11月04日 07時57分21秒 | 日記・断片
将棋番組などを観ていて、今日も午前5時からの早朝散歩へ行かなかった。
午前7時になって、利根川堤防へ向かう、昨日の夕刻に見た黒い富士山ではなく、白い富士山が見えるか?と期待する。
だが、晴天なのに、地平線は霞んでいる。
しばし、佇み待つ。
「愛しの待ち人」来るかの心境である。
 
昨日の夕刻・取手利根川緑地公園の光景
 
動画リンク