火山大国日本 この国は生き残れるか

2024年12月14日 12時35分07秒 | 社会・文化・政治・経済

 ―必ず起きる富士山噴火と超巨大噴火

迫りつつある危機にどう備えるか!

「なんか、噴火多いよね、最近。大丈夫なの?」と素朴な不安感を感じる人は多いはず。
日本列島は2011年3月11日に1000年に一度とも言われる超巨大地震が発生し、火山噴火
の状況が大きく変わり、富士山の大噴火がぐっと近いものに。3・11直後、富士山近く
で大きな地震が発生し、極めて危険な地殻変動のデータが計測されたのだ。

日本列島が今の形になったのが300万年前、この時から現在まで、現代の日本人が経験
したことのない、超巨大地震「巨大カルデラ大噴火」と大地殻変動が何度もこの列島を
襲っている。巨大噴火は地震と違って、予測が可能。世界に例がない300もの火山が密集
する火山大国なのに「大変動」知らずの日本人は、「備える」ことに目覚める必要がある!

●巻頭に「日本列島の待機火山分布地図」と「火山災害カレンダー」付き

巽 好幸(たつみ・よしゆき)
1954年、大阪府に生まれる。日本の火山学の第一人者。理学博士。専門はマグマ学。
1978年、京都大学理学部を卒業。1983年、東京大学大学院理学系研究科博士課程を修了。
京都大学総合人間学部教授、同大学大学院理学研究科教授、東京大学海洋研究所教授、
独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)地球内部ダイナミクス・プログラムディレクター、
神戸大学大学院理学研究科教授を経て、2016年、同大学海洋底探査センター教授となる。
2003年に日本地質学会賞、11年に日本火山学会賞、12年に米国地球物理学連合(AGU)
N.Lボーエン賞を受賞。
著書には『地球の中心で何が起こっているか』『富士山大噴火と阿蘇山大爆発』(以上、
幻冬舎新書)、『地震と噴火は必ず起こる』(新潮選書)、『なぜ地球だけに陸と海があるのか』
『和食はなぜおいしい』(以上、岩波書店)などがある。

 

御岳山、草津白根山、西ノ島、箱根、阿蘇山、新燃岳、硫黄山、桜島、口永良部島・・・
本の「はじめに」に出てきた数々の火山噴火。
火山列島に生きる我々は常に火山の災禍のリスクを背負いつつ、実は、
日本列島は過去により巨大なカルデラ噴火と呼ばれる破局的災害に見舞われたことはあまり知られていない。
噴火のメカニズムを最新の科学に基づいて紹介した良本です。
ただ、この本が、火山研究者向けに書かれたのか、一般市民向けに警鐘を鳴らす観点で書かれたのか、一考する。
なんにせよ、火山学の第一人者として、今後の研究に期待しています。
 
 
プレ-トテクトニクスの根本から日本列島の成り立ちや火山のメカニズムを丁寧に説明してあり、たいへん勉強になった。
今までの類書には見られなかった、マグマ内の水の存在によって浮力と流動性が変わり、それが噴火や岩屑なだれの性格に影響するという解説に啓発された。
中国・四国地方の地形と地震・火山の活動形態がフィリピン海プレートの方向によって決定されている、という解説も目新しかった。
防災という視点で見ると、災害規模と頻度の関数として地震や台風と比べて決して低頻度とは言えないという論証も著者の問題意識が具体的に示されて教えられた。
末尾の部分で、自然災害を漫然とあきらめて見送るのではなくて、水害や地震と同列に観察しながら防災の手立てを組み立てようとする意志が述べられており素晴らしいと思った。
確かに、有珠山の観察を継続的に行って噴火予測を的中させた札幌大学の和田教授のような姿勢を、今日の探査技術を持って主要な火山に適用すれば、いずれは火山噴火予知も相当のレベルに実行できるという道筋を教えられた。それは現在の無知を自覚して、手立てを考えていく「科学革命」(ユヴァル・ノア・ハラリ)と同様の認識である。
原子力規制委員会や裁判所が「火山噴火リスクを考えないのが社会通念だ」という退嬰的な独断を意思決定基準にしていることに大いに異議を申し立てたい。

内容はすばらしいのだが、本の作りがいまいちなので一言。
1)文章表現と図の説明とに粗いところがあって、せっかくの内容の品位を落としている。
2)表5-1の噴火マグニチュードと噴火発生確率の表は有意義であるが、通常VEIで表現されている指標との比較表示があった方が、現在一般に流布している評価とのリンクがしやすい。

「夢の幅」

2024年12月14日 12時13分32秒 | その気になる言葉

▼良き出会いには、人生を変えるほどの力がある。

<この人とは、もう二度と会えないかもしれない>との思いで希望の励ましを広げていきたいののだ。

▼窮屈に考えなくてよい。

ありのままの自分で、誠実に語っていけば、真心は通じる。

新たな友情は結ばれる。

▼新年には、何かで「飛翔」してみたいものだ。

▼「人生の次のステップ」踏み出す。

「自分はこのままでいいのか」

「本当にやりたいことは何か」

▼「なんのため」という「信念」が大事である。

▼若者が「夢の幅」を広げるためには、いろいろなことを経験することだ。

▼触発を送りなだら、共に動き、成長していくことが大切だ。

ともに<作業服>を着る思いで、一緒に働き、生活していくところに人が育っていくのである。


わが一期一会

2024年12月14日 11時59分47秒 | 社会・文化・政治・経済

井上 靖 (著)

(1907-1991)旭川市生れ。

京都大学文学部哲学科卒業後、毎日新聞社に入社。戦後になって多くの小説を手掛け、1949(昭和24)年「闘牛」で芥川賞を受賞。1951年に退社して以降は、次々と名作を産み出す。

「天平の甍」での芸術選奨(1957年)、「おろしや国酔夢譚」での日本文学大賞(1969年)、「孔子」での野間文芸賞(1989年)など受賞作多数。1976年文化勲章を受章した。

ひろい人生に置いても、その四字の持っている輝きはいささかも消えない。

人生というものは長くもあり、短くもある。この長くもあり、短くもある人生について語ることは難しい。ただ一つ言えることは、私は、人生は使い方によっては充分長いものであり、充分尊いものであり、また充分美しいものであると思う。少なくとも、自分が与えられた人生を終える時は、そういう考えをする立場に立ちたいと思う。

この『わが一期一会』では、自分の過去を埋めている茫々たる磧の中から、そこだけはきらめいて見える小さな石ばかり拾って来たが、若い人たちはもっと積極的に、一期一会の精神を日々の生活の中に生かしてもらいたいと思う。

「おそらくすばらしいものとの出会いは、自分から進んで積極的に自分のものとすべきであろうし、そしてそれは決してできないことではないと思う。」

いつか著者のように世界中を旅してその土地の人や歴史に触れることをしてみたい。

 

一度きりであっても、その価値は輝きを失うことなく、人生を照らし続ける―出会いとは、そういうものだろう。

 

 
某誌で井上靖のわが一期一会の中に『努力する人は希望を語り怠ける人は不満を語る』というのがあり、探したのですが見当たりませんでした。
購入本が1991年3月10日 第10刷 わが一期一会(普及版)だったからでしょうか。
 
筆者が高校時代に柔道部員として活動しているときや、ヒマラヤに行ったときや友人の死など、いろいろな状況で筆者が考えたことを書いている。
その時期時期に筆者が考えた内容は、私にとってもうなずける内容多く、読みやすかった。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

Celine Dion の「愛の賛歌」を聴く

2024年12月14日 11時22分16秒 | 日記・断片

パリのオリンピックでの、  Celine Dion の「愛の賛歌」は実に感動的であった。

多くの観衆を感動の渦に巻き込む。

https://www.youtube.com/watch?v=bYodg42FAd4

https://www.youtube.com/watch?v=qybwnHQoieE


イスラエルに武器を提供するアメリカ

2024年12月14日 08時46分45秒 | 社会・文化・政治・経済
イスラエルはガザ南部ラファでの軍事作戦を計画している。そのことが、アメリカが爆弾の提供を一時停止する理由の一つ

ジェイムズ・ランデイル外交担当編集委員

アメリカはイスラエルに対して唯一、真の影響力をもつ国だ。しかしイスラエルは、パレスチナ自治区ガザでの戦争を通して、その最も友好的な国の忠告のほとんどをあえて無視し続けている。

米政府は、イスラム組織ハマスを相手とする戦争への支持は「鉄壁」だとしている。だが、イスラエル軍が民間人を守らず、ガザの人々が人道支援を受けられていないことについては、繰り返し懸念を示している。

アメリカは7カ月の長期にわたり、イスラエルへの圧力を徐々に強めてきた。内々に忠告し、公に警告してきた。国連では、イスラエルへの非難決議に拒否権を行使するのをやめた。パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のイスラエル人入植者らに制裁を科した。

ジョー・バイデン大統領は、1カ月前の電話協議でとりわけ断固とした姿勢を示した。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に対し、イスラエルが支援物資のトラックをガザに入れないなら、アメリカは支援を縮小すると告げた。

しかし、こうした忠告や説得の多くに、イスラエルは耳を貸さなかった。そこでアメリカは今や、最も強硬な手段に訴え始めた。

なぜ強硬策に訴えるのか

イスラエルにとってアメリカは、武器と弾薬の最大の供給源だ。イスラエルに毎年38億ドル(約5900億円)の軍事支援をすることが法律で決まっている。イスラエルを近隣諸国より優位に立たせるのが目的だ。米議会は先月、追加で140億ドルの軍事支援を提供する予算案を可決した

そしていま、バイデン政権は初めて、イスラエルへの軍需品の輸送を一時停止している。政権高官はBBCに、2000ポンド爆弾など数千発の爆弾の運び入れを停止中だと明らかにした。

この高官はまた、他の武器についても売却の見直しを進めていると述べた。対象には、自由落下爆弾を精密誘導弾に変えるための機器などが含まれるという。

なぜアメリカは、イスラエルに対しておそらく最大の影響力をもつ手段を、ついに行使することにしたのか。理由の一つ目として、ガザ南部ラファでの対ハマス軍事作戦が挙げられる。アメリカと多くの西側諸国は、この作戦が民間人の多大な犠牲と人道上の大惨事を招くとしている。

米当局は輸送を延期している爆弾について、ラファの密集した都市環境で使われれば、壊滅的な結果をもたらすはずだと説明。イスラエルによるラファ攻撃をアメリカは望んでおらず、そのメッセージを強調する一つの方法が、今回の延期だとしている。米紙ワシントン・ポストは、今回の武器輸送の延期を、アメリカの懸念がいかに深刻かをイスラエルに伝える「警告」だとする米当局者の話を伝えた。

二つ目の理由は、ハマスとの停戦合意を支持するようイスラエルに圧力をかけ続けたいという、アメリカ側の強い意向だ。停戦と人質解放に向けた交渉は、エジプト・カイロで続いている。アメリカとしては、イスラエルが妥協しないならそれに伴うコストを拡大するという状況を作りたいのかもしれない。

アメリカ国内政治の問題

理由の三つ目は紛れもなく、アメリカの国内政治だ。バイデン氏には民主党支持者らから、イスラエルへの支持を抑えるよう大きな圧力がかかっている。

今年は米大統領選挙の年だ。世論調査は、一部の民主党支持者(特に若い世代)が11月の投票日に、バイデン氏への投票をためらうかもしれないと示している。ガザでの戦争でアメリカが果たしている役割が原因だ。投票率が低ければ、共和党のドナルド・トランプ前大統領との争いで、バイデン氏は大打撃を受ける可能性がある。

イスラエルへの軍事支援を差し控えるという決定は、アメリカにとってリスクを伴う。イスラエルはまたも、アメリカの発言や対応をただ無視して済ませる可能性がある。長期的なアメリカの軍事支援は続くはずだと見越して、アメリカ政府の警告は、はったりに過ぎないとあしらうかもしれない。

そうすれば、世界におけるアメリカの影響力低下を公然と示すことになる。ただしイスラエルも、最大の友好国との間に歴史的な亀裂が入るのは嫌うかもしれない。イスラエルは防空システムを全面的にアメリカに依存している。ほんの数週間前にはその防空システムが、イランのドローン(無人機)とミサイルによる大規模な攻撃からイスラエルを守った。

大きな試練は、アメリカの兵器を使ってイスラエル軍が人権侵害を犯しているのか、米国務省が判断するときにやって来る。調査については近々、声明が出る予定だ。

最後に、アメリカはイスラエルの唯一の友好国ではないことも指摘しておく。アメリカがイスラエルへの武器売却を延期すれば、イギリスなどの国々にも同様の措置を取るよう圧力がかかるだろう。そうした制限は、実際的というより象徴的なものだ。それでも、イスラエルの外交的孤立を助長することにはなるだろう。


ハン・ガンさんのノーベル文学賞記念行事

2024年12月14日 08時37分46秒 | 社会・文化・政治・経済

今年のノーベル文学賞に決まった韓国の作家、ハン・ガンさん(54)が7日夕(日本時間8日未明)、ストックホルムで受賞記念講演を行い、自身を執筆に駆り立ててきたのは、世界に対するさまざまな「問い」だったと語った。

 「世界はどうしてこんなに暴力的で苦しいのか」「同時に、世界はどうしてこんなに美しいのか」

 韓国語で行った講演で、ハンさんは自身を執筆に向かわせてきた動力は、「この二つの問いの間の緊張と内的な闘争」だったと話した。

 ハンさんは1970年、韓国南西部の光州で生まれた。家族と共に光州から引っ越してまもなく、戒厳令下で民主化を求める市民や学生が軍に武力弾圧された光州事件が起きた。

 12歳の時、起きた出来事を証拠として残すために秘密裏に制作された「光州アルバム」という冊子を大人たちに内緒で読んだ。殺害された人々の写真とともに、献血のために大学病院に並ぶ人々の写真もあった。「人間は人間にこんな行動をするのか」という疑問が自身の中に刻み込まれたと言う。

 「ずっと前に私は人間に対する根源的な信頼を失ったが、どうしたら世界を抱きしめることができるのか。その不可能な謎に向き合わなければ前に進めない」と気づき、取りかかったのが、光州事件をテーマとする「少年が来る」の執筆に向けた作業だった。

 当初は、「現在が過去を助けることができるか」「生者が死者を救うことができるか」という問いが浮かんでいた。だが、次第にこうした問いは覆され、「過去が現在を助けている。死んだ者たちが生きている者を救っている」と感じるようになったという。肉食を拒否し、日に日にやせ細っていく女性を描いた「菜食主義者」は、「私たちはどれほど深く暴力を拒否できるか」という問いから生まれた。多数の住民が犠牲になった済州島4・3事件をテーマとする最新作「別れを告げない」を書いた時には、「私たちはどれだけ愛せるか。どこまでが限界か。どれだけ愛すれば私たちは人間のままでいられるか」という問いの中にいた。

 

 一つの長編小説を書くたびに、「問いに耐えながら、その中に生きる」といい、一つの問いが終わりに近づき小説が完成すると、「次の問いが鎖のように、またはドミノのように重なって続き、新しい小説を書き始める」のだという。

 今後は「ゆっくりとしたペースではあるが書き続ける」つもりだ。「今まで書いた本を後にしてもっと前に進む。いつのまにか角を曲がって、過去の本が見えなくなるまで。生が許す限り、できるだけ遠くまで」と話す。

 「温かい血が流れる体を持つ私が感じる生々しい感覚を電流のように文章に吹き込もうとし、その電流が読む人に伝わると感じる時には驚き、感動する。言語が私たちをつなぐ糸だということを、生命の光と電流が流れるその糸に、私の問いがつながっているという事実を実感する瞬間に。その糸につながってくれるすべての方々に感謝する」と結んだ。

 授賞式は10日にストックホルムで開かれる。

[キム・ヘリン]
[映像=ノーベル賞 YouTubeチャンネル]

韓国人として初であり、アジア女性としても初めてノーベル文学賞を受賞した韓国の作家、ハン・ガン氏が7日(現地時間)、スウェーデン・ストックホルムで受賞記念講演を行った。

「光と糸」と題された記念講演会でハン氏は、1979年、自分で書いた8句の詩を集めて作った本をはじめ、『菜食主義者』『風が吹く、行け』『ギリシャ語の時間』『少年が来る』『別れを告げない』などの作品に触れ、執筆当時の悩みや感じたことを語った。

特に、『少年が来る』を書いた背景について、かなりの時間をかけて語った。12歳の時、「光州写真集」を見て大きなショックを受け、それが人間の暴力性に対する問いにつながったと説明した。

また、「世界はどうしてこんなに暴力的で苦しいのか。同時に、世界はどうしてこんなに美しいのか」という問いが自分の執筆の動力源だったと明かした。

その上で、「初めて書いた小説から最近の作品までを振り返ってみると、私のすべての問いの最も深いところにあるものは結局、愛に向かっていたのではないか。それこそ、私の人生を貫く最も古い、根本的な響きではなかっただろうか」と自分に問いかけた。

次回作については、「完成時点を予測するのは、いつものように不可能だ。でも、とにかく私は、ゆっくりとしたペースではあるが書き続けるつもりだ」とし、「今まで執筆した本を後にして、もっと前に進む」と強調した。

また、「生々しい感覚を、電流のように文章に流そうと意識している。その電流が、読む側に伝ったと感じた時は、驚きと感動がある」と打ち明けた。続けて、「言語は私たちをつなぐ糸であり、命の光と電流が流れるその糸に、私の問いがつながっているという事実を実感する瞬間に、その糸につながるすべての方々に感謝する」と結んだ。 授賞式は10日の午後4時、スウェーデン・ストックホルムで開かれる。

 


認知症の人不明

2024年12月14日 08時30分53秒 | 医科・歯科・介護

警察庁の発表によると、2023年に認知症やその疑いがあり、家族などが警察に捜索願を出した行方不明者は全国で1万9039人に上りました。これは2012年の統計開始以来、11年連続で最多を更新する数です。

認知症の行方不明者、23年に1万9000人 11年連続増加

 (更新)
 
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認知症やその疑いがあり、2023年に全国の警察に届け出があった行方不明者が延べ1万9039人に上ったことが4日、警察庁のまとめで分かった。前年から330人増え、12年の統計開始以来、11年連続での最多更新となった。80歳以上が1万1224人、70代が6838人だったのに対し、60代以下は977人。70代から危険性が高まる傾向がうかがえる。

行方不明者全体の人数は延べ9万144人。新型コロナウイルス禍の20年は過去最少の7万7022人だったが、3年連続の増加となった。

認知症の行方不明者数は12年の9607人から増え続け、近年は2倍に迫る状況で推移。高齢化の進行を背景に今後も増えるとみられる。一部自治体が高齢者に配布している全地球測位システム(GPS)機器や、ドローンによる捜索が早期発見につながったケースがあり、警察庁は関係機関と連携し、取り組みを推進するとしている。

都道府県別では、兵庫県が2094人と最多で、大阪府が2016人、埼玉県が1912人と続いた。男女比は、男性が55.7%、女性は44.3%。23年以前に届け出られた人も含めると、1万8221人が生存した状態で見つかり、うち1万7988人は届け出から3日以内だった。553人は死亡していた。

不明者全体の年齢層別は、10代が1万7732人、20代が1万7600人、80歳以上が1万4640人の順だった。動機別では、認知症を含む「疾病関係」が27.8%、「家庭関係」15.2%、「事業・職業関係」が10.7%と目立った。

松村祥史国家公安委員長は4日の定例記者会見で「保護が迅速かつ適切に行われるよう警察を指導したい」と述べた。〔共同〕

“認知症”行方不明 のべ1万9000人余 過去最多 備える工夫は?

去年、認知症やその疑いがあり、行方不明になった人は、全国でのべ1万9000人余りと、これまでで最も多くなったことが警察庁のまとめでわかりました。500人以上が亡くなって発見されています。

備える工夫は?認知症と思われる人を見つけたら、どうすればいいのでしょうか?記事の後半でご紹介します。

10年で1.8倍近くに

警察庁によりますと、認知症やその疑いがあり、はいかいなどで行方不明になったとして、去年、届け出があったのは前の年よりも330人多いのべ1万9039人で、統計を取り始めた2012年以降もっとも多くなりました。

都道府県別
兵庫県 2094人(最多)
大阪府 2016人
埼玉県 1912人
神奈川県 1843人
愛知県 1577人 など

届け出のあった1万9039人のうち、95%に当たる1万8175人は去年のうちに所在が確認されましたが、502人は亡くなって見つかり、250人は去年のうちに発見されませんでした

行方不明になる人の数は、10年前、2014年(10783人)の1.8倍近くに急増していて、各地の警察は、地域や行政と連携した取り組みを続けています。

 

家族や自治体が認知症の人の服や靴に取り付けたGPSの装置を活用して発見につなげたケースが去年71件あり、埼玉県で行方不明になった人を、300キロ余り離れた仙台市で保護したケースもあったということです。

高齢化が進む中、認知症で行方不明になる人の数は、今後さらに増加していくと見込まれていて、警察庁は、GPSやドローンなどの技術も活用しながら、早期発見と事故防止の取り組みを強化していくとしています。

備える工夫 いろいろ

高齢者などの行方がわからなくなった際、迅速な発見につなげるための取り組みが県内の自治体で進められています。

まずはこちらの動画をご覧下さい。

【動画】靴の底には…

<iframe src="https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240704/movie/k10014500931_202407041719_202407041722.html" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>

 

前橋市は行方不明のおそれがある高齢者などにGPS端末を貸し出す事業も行っています。

「高齢で認知症のある方になると、手に何も持たないで外出してしまう場合もあるので、GPSを持ち歩く手段がないこともあります。ですから、こういった靴を使って履いて出かけていただくのが確実というか」

このGPS端末はベルトポーチやコインケースなどに入れて、体に身につけることもできるほか、専用の靴の中にも装着することができます。

月額1000円で貸し出していて、家族などがコールセンターに問い合わせると、その位置情報が確認でき、早期発見につながることが期待されています。

このGPS端末は事業を始めた8年前からこれまでに344台貸し出されていて、身につけて外出し、行方がわからなくなった人のうち7割以上が1時間以内に保護されたということです。

キーホルダーには7桁の番号

また、認知症などで自分の名前や住所などが伝えられない人のために「見守りキーホルダー」を無料で提供する取り組みを3年前から始めています。

キーホルダーには7桁の登録番号が書かれていて、行方不明になって発見された際に、警察や市役所の担当者が事前に登録された番号と照合し、人物の確認ができる仕組みになっています。

前橋市長寿包括ケア課の担当者「GPSを利用することで、市外にいた高齢者を保護した事例もある。家族や支援者の負担の軽減にもつながるので活用してほしい」と話していました。

見つけたら、読み込んで知らせて

福井市は、行方不明になった認知症の人をスムーズに保護できるように、QRコードが記載されたシールを活用して、家族に連絡できる仕組みを導入しました。

 

このシールは縦2.5センチ、横5センチの大きさで、QRコードが記載されています。

認知症の人が行方不明になった場合に備えて、服やバッグ、つえなどに貼り付けて使用します。

見つけた人が、このQRコードをスマートフォンで読み取ると、発見された人の性別や身体的な特徴のほか、行方が分からなくなった日時や場所などの情報が表示されます。

鳥取県米子市でも導入

現在の居場所や健康状態などを入力して送信すると、家族にメールで知らせる仕組みになっていて、スムーズな保護につながることが期待されています。対象は福井市に住む人で、市役所や地域包括支援センターなどで無料で登録を受け付けています。

福井市は「積極的に登録してほしいです。QRコードをつけている人を見かけたら、手助けをお願いしたいです」としています。

福井県内では福井市のほかに9つの市と町でもこの通知の仕組みを導入しているということです。

《認知症 声かけ 7つのポイント》

認知症と思われる人に接するとき、どんな点に気をつけたらよいのか。

認知症の人や家族を支えるサポーターの育成に関わる団体「全国キャラバン・メイト連絡協議会」にポイントを教えてもらいました。

まず、次の3つの「ない」を心がける必要があるといいます。

1.驚かせない
2.急がせない
3.自尊心を傷つけない

その上で、以下の7つの点が大事だと指摘しています。参考にしてみてください。

対応 7つのポイント

1.まずは見守る
認知症と思われる人に気づいたら、本人やほかの人に気づかれないように、一定の距離を保ち、さりげなく様子を見守ります。近すぎたり、ジロジロ見たりするのは禁物です。
2.余裕を持って対応する
こちらが困惑や焦りを感じていると、相手にも伝わって動揺させてしまいます。自然な笑顔で応じましょう。
3.声をかけるときは1人で
複数で取り囲むと恐怖心をあおりやすいので、できるだけ1人で声をかけます。
4.後ろから声をかけない
一定の距離で相手の視野に入ったところで声をかけます。唐突な声掛けは禁物。「何かお困りですか」「お手伝いしましょうか」「どうなさいました?」「こちらでゆっくりどうぞ」など。
5.相手の目線に合わせてやさしい口調で
小柄な方の場合は、体を低くして目線を同じ高さにして対応します。
6.おだやかにはっきりとした滑舌で
高齢者は耳が聞こえにくい人が多いので、ゆっくりとはっきりした滑舌を心がけます。早口、大声、甲高い声でまくしたてないこと。その土地の方言でコミュニケーションをとることも大切です。
7.相手の言葉に耳を傾けてゆっくりと
認知症の人は急がされるのが苦手です。同時に複数の問いに答える事も苦手です。相手の反応を伺いながら会話をしましょう。たどたどしい言葉でも、相手の言葉をゆっくり聴き、何をしたいのかを相手の言葉を使って推測・確認していきます。

(出典:認知症サポーター養成講座標準教材)


第二次世界大戦約240万人が亡くなった

2024年12月14日 08時20分42秒 | 社会・文化・政治・経済
第二次世界大戦(アジア太平洋戦争)で日本国内で亡くなった人の数は、1977年に厚生省が発表した数字によると、約310万人です。このうち、軍人・軍属・准軍属の戦没者は約230万人、外地で戦没した日本人は約30万人、内地での戦災犠牲者は約50万人です。
 
戦没兵士の約60%以上は、栄養失調に起因するマラリアや赤痢などの病死を含めた広義の「餓死」で亡くなったとされています。これは、補給をまったく考慮しない大本営の無謀な作戦によるもので、兵士たちは野ネズミやヘビやコウモリまで食べるという悲惨な状況で亡くなりました。
 
戦後、日本政府は侵略戦争と認めることを拒否し、犠牲者数をなるべく過小に計算する見地で資料を作成しました。
残る112万の遺骨。
 

少女に性的暴行をした罪 米空軍兵に懲役5年 那覇地裁

2024年12月14日 08時15分22秒 | 事件・事故
<iframe class="video-player" src="https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20241213/movie/5090030252_20241213190215.html?movie=false" width="360" height="202" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>

沖縄のアメリカ軍嘉手納基地に所属する空軍兵が沖縄本島で、面識のない16歳未満の少女を自宅に連れ込み、性的暴行をした罪に問われた裁判で、那覇地方裁判所は「性的侵害の大きい犯行で悪質さが際立つ」などとして懲役5年の判決を言い渡しました。

嘉手納基地に所属するアメリカ空軍の兵長、ブレノン・ワシントン被告(25)は去年12月、沖縄本島中部の公園で面識のない16歳未満の少女にわいせつ目的で声をかけて自宅に連れ込み、性的暴行をした罪に問われました。

これまでの裁判で、▽被告が少女を16歳未満だと認識していたかどうかや、▽同意の有無が争点となり、検察は懲役7年を求刑した一方、被告は無罪を主張していました。

13日の判決で、那覇地方裁判所の佐藤哲郎裁判長は「少女がジェスチャーなどで年齢を伝えたという証言は防犯カメラの映像からも十分に信用できる。被告は少女が16歳未満と認識していた」と指摘しました。

そのうえで「少女が『ストップ』などと発言し、同意していない可能性があることを被告は認識していた。面識がなかったという2人の関係性や年齢差を踏まえると、性的侵害の大きい犯行で悪質さが際立つ」などとして、懲役5年を言い渡しました。

この事件などを受け、沖縄県警はことし7月、アメリカ軍関係者による性暴力事件については、逮捕や書類送検をした時点で県に伝えるという新たな通報体制を整えました。

【傍聴の倍率は8.6倍】
那覇地方裁判所では、判決を傍聴しようと、13日午後0時50分からの傍聴抽選券の配布にあわせて多くの人が訪れていました。

裁判所によりますと、33席の傍聴席に対して傍聴を希望したのは284人で、倍率は8.6倍だったということです。

【裁判を傍聴した人は】
裁判を傍聴した宜野湾市に住む40代の大学教員は「被害者の少女の証言が全て認められているのにもかかわらず、懲役が求刑の7年に対して5年だった。裁判官も被告の悪質さが際立つと指摘していた中で、はたして5年が十分な量刑なのか疑問を感じる」と話していました。

また、金武町出身の専門学校に通う21歳の女性は「私の地元は外国人が多くいて一緒に暮らしているから、身近にこういう事件があったら少し残念だ。女性の気持ちになったら懲役5年は少し短いかなという印象だった」と話していました。

【「米軍兵士の価値観を反映するものではない」】
嘉手納基地に所属する空軍の兵長に懲役5年の判決が言い渡されたことについて、嘉手納基地トップのニコラス・エバンス准将は「被害者と家族を傷つけた兵長の行為に深く心を痛めており、このような事件が起きたことを心から遺憾に思う。私たちは、有罪判決を受けた人物が裁判所で言い渡された刑期を全うできるよう、引き続き地元当局と協力する」としたうえで、「性的暴行は重大な犯罪であり、日米同盟を支えるため、べいぐん沖縄で名誉ある任務に就いている大多数のアメリカ軍の兵士の価値観を反映するものでは断じてない」とするコメントを発表しました。

【知事「決して許すことはできない」】
嘉手納基地に所属する空軍の兵長に懲役5年の判決が言い渡されたことについて、玉城知事は13日午後、県庁で記者団に対し「女性の人権や尊厳をないがしろにする重大かつ悪質な事件は決して許すことはできず、ましてや未成年者が被害者になるなど絶対にあってはならない」と述べました。

そのうえで「われわれは事件の防止は、まずアメリカ軍の綱紀粛正と徹底した教育が必要であるということを意見交換する場も必要ではないかと考えている」と述べ、事件のあと、アメリカ軍が設けることを表明した「フォーラム」などを通じて、実効性のある再発防止策を議論したいとする考えを示しました。

また、記者団から13日から沖縄を訪れている中谷防衛大臣との面談の中でもこの問題について申し入れを行うのか問われ、「日米両政府にとって非常に重要な案件だったという認識をしていただいていると思うが、フォーラムの開催なども含めて早急に対策が講じられるような体制をつくりたいということは大臣にも話し、協力を求めたい」と述べました。

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米兵の性犯罪 沖縄の悲劇

2024年12月14日 08時05分00秒 | 事件・事故

相次いで発覚した米兵性暴力事件(前編)

~沖縄・女性史研究家の受け止めは~
  • 2024年7月17日

沖縄県内では、6月25日にアメリカ空軍の兵士が少女に性的暴行をしたなどとして起訴されていたことが明らかになったのをはじめ、女性への性暴力事件について、報道されるまで政府から県に連絡がないケースが相次ぎました。

事態を把握していた外務省や沖縄県警がすぐに県に報告しなかった理由として強調したのが“被害者のプライバシーの保護”でした。

この対応については、県や地元自治体に連絡がなければ、地域や関係機関がすみやかに対策を取ることができないとして批判が高まりました。

沖縄でアメリカ軍関係者によって繰り返されている性暴力事件とその後の対応について専門家はどう受け止めているのか。

次の被害者を生まないためにと性犯罪の記録をまとめ続けてきた、女性史研究家・宮城晴美さんへのインタビューを2回にわたってお伝えします。

宮城晴美さん
1949年生まれ。沖縄女性史家。沖縄県史編集委員会委員として『沖縄県史』の執筆、編集に携わる。沖縄大、琉球大、沖縄国際大で非常勤講師を10年務める。

また、正しく伝えられなかった

写真は、宮城晴美さんが制作の中心となり、県内の市民団体が去年完成させた「米兵による女性への性犯罪」をまとめた年表です。様々な記録から情報を集め、1996年の初版から改訂を重ね去年13版を発行しました。

沖縄戦でアメリカ軍が上陸した1945年から2021年までに県内各地で発生し た約1000件がまとめられています。

埋もれていた記録の発掘や、新たな事件の発生により、掲載される件数は版を重ねるごとに増え続けています。

長年、アメリカ軍関係者による沖縄の女性への性犯罪と向き合ってきた立場として、宮城さんは事件について強い憤りを感じつつ、政府や県警の対応は意外ではないと話します。

やはりこれだけこうアメリカ軍基地が沖縄に集中する中で、こういった事件っていうのは必然として起こっていますので、ずっと記録してきた人間からすれば、とにかく許せない。許せないのはやはりもちろん加害者もそうですし、沖縄の女性を取り巻く環境、これも絶対許していけないと思っています 。
私自身、今回のニュースは新聞社から電話があって、初めて分かったのですが、「またか」っていう気持ちになったんですね。それは、警察とか政府が公表しないことに対する「またか」という思いですね。沖縄戦のアメリカ軍の上陸から現在まで、性犯罪についてずっとこれまで記録してきて、その中でも迷宮入りであったり、処罰がされてなかったり、あるいは県警の発表と私たちが調べた犯罪の件数が違ったりすることは多々ありました。アメリカ軍の事件が正しく知らされないということが戦後ずっとあったので、今回のことも「またなんだな」って。

“プライバシー保護”にどう向き合うのか

アメリカ軍関係者による犯罪が後を絶たない中、県民に広く伝えて次の犯罪防止につなげる「公益性」と、被害者の「プライバシー保護」のバランスが難しい課題となっています。今回宮城さんは「プライバシーの保護が何よりも大切」という立場ですが、再発防止に向けた対策をとる機会が失われた事態を重く受け止めていました。

女性史研究家・宮城晴美さん

「プライバシーの保護」ということばを出せばすべて許される。そして国民もそうなんだっていうふうに納得する。このこと自体を私は非常に危険だと思っています。「プライバシーの保護」は当たり前のことで、その上で(政府や県警は)少なくともまずは沖縄県には連絡するべきだったと思います。そうすると沖縄県は県なりに、もう二度とこの問題が起こらないように対策を考えられるわけですよね。今回はその権利すら奪ってしまった。
また、政府や県警は、事件を公表しないのであれば、できる限りの対策を練るべきです。政府として公表しなかった理由として、「裏でこれだけ解決に向けて対策を考えてきました」という具体的な提案がなされたのであれば、「なるほど」と納得できることもあるかもしれません。けれども、ただ在日アメリカ大使館に対して綱紀粛正を求めて抗議をしたという、それだけでは意味をなしませんよということなんですね。

 ー 一方で、情報が公開されることで二次的被害を恐れる被害者も多いのではないですか?

被害者を守るというのは私たちにも問われていることなんですね。女性がレイプされると、被害者女性に非があるというふうにどうしても結びつけてしまうところが、いまの社会にはあると思います。でも絶対そうじゃないんだと。いつ誰の身に起こってもおかしくない、そういう問題なんだということを私たち一般市民が理解していかないと、被害者を封じ込んでいくことになります。だから被害者を救うためにも、被害者には全く罪はない。100%加害者が悪いっていうことを、私たちが受け入れないといけないのです。

 ー 被害者のプライバシーを守りながら公表するうえで、注意すべきことは何ですか?

今回の事件でとても考えさせられたのは、「プライバシーを守る」ということばが被害者を封じ込めてしまっているのではないかということです。本当は被害者の心のケアが最も大切なんですけれど、今回のこの封じ込み方を見ていますと、政府や県警が被害者に対して、どのようなケアを行っているかという“対策”が全く見えませんよね。そうすると、同じように性暴力にあった被害者も追い込むことにつながるんじゃないかと思いました。
事件を公表したことで、もちろん過去には二次被害・三次被害を焚きつけるようなこともありましたけれど、だからといってみんながみんなそういうふうにプライバシーが暴かれたわけじゃないんです。ですから、政府も沖縄県も「今後こういうふうにやっていきます」という具体的な方向性を出せるような、そういう事前のお互いの約束、取り組みをした上で、県民に対してこういった事件があったと伝えるなど、プライバシーを守りながら伝えることはできると思います。

↓後編はこちらから↓

なぜ“伝わらなかった”のか ~相次ぎ発覚 米兵性暴力事件~

【NHKプラス】
7月19日(金)午後7時57分まで 2週間配信



悪太郎

2024年12月14日 00時33分40秒 | 創作欄

利根輪太郎は、悪太郎である。

競輪の合間に、カラオケ喫茶へ向かう。

店のマスターは、心得ていて、2曲を輪太郎のために割り込みで入れてくる。

午後3時に訪れ、酒を2本飲み、輪太郎は2曲を歌い退場。

だが、彼が歌う間に、おしゃべりする客がいれば、黙っていない。

「お客さん、ここは喫茶店ではないよ!出て行くんだよ!」と輪太郎が罵声をお客に向かって浴びるには、マスターも呆ればかり・・・


食堂「さかえや」物語

2024年12月14日 00時01分52秒 | 未来予測研究会の掲示板

輪太郎利根は、取手競輪場の正門の左側路地奥の食堂「さかえや」へ向かう。

ここでは、取手競輪場内では味わえな濃密な人間の交流が味わえるからだ。

輪太郎利根は、昼食を自宅で食べてから取手競輪場へ来たが、他の競輪ファンたちは、「さかえや」で昼食を食べて酒、ビール、酎ハイなどを飲む。

輪太郎は、常に飲んでも1200円の客であるが、大半の客が2000~3000円の支払いだ。

なかには、頼まれて車券を代理で買い、見返りに酒などをご馳走になるお客もいる。

食堂「さかえや」物語の創作の構想が浮かんだ。