はじめに
借り入れ金利の低さや繰り上げ返済手数料の安さ、充実した団信、申し込みのネット完結等、ネット銀行の住宅ローンは、メガバンクや信用金庫等、店舗型の住宅ローンと比較しても、様々なメリットがあることから、近年人気を集めています。
なかでも、特に高い人気を誇っているのがauじぶん銀行と住信SBIネット銀行。どちらのネット銀行も低金利での住宅ローンの新規借り入れ・借り換えに対応しています。さらに、団信が充実している点も魅力です。
これから住宅ローンの利用を検討している方の中には、auじぶん銀行または住信SBIネット銀行を有力な候補として考えている方も多いはず。
そこで今回の特集では、auじぶん銀行・住信SBIネット銀行(※)が提供する住宅ローンに注目。住宅ローン金利・団体信用生命保険(団信)・諸費用・審査期間等、様々な角度からauじぶん銀行と住信SBIネット銀行が提供する住宅ローンを比較していきます。
auじぶん銀行と住信SBIネット銀行で住宅ローンのどちらを選ぶべきか迷っている方はもちろん、住宅ローンを組む際、ネット銀行の利用を検討している方も、ぜひチェックしてみてください。
- 本記事では、住信SBIネット銀行が提供する「WEB申込コース」の住宅ローンを紹介しています。
- この記事でわかること
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- auじぶん銀行と住信SBIネット銀行の共通点と相違点
- 複雑な団体信用生命保険(団信)を年齢ごとに比較
- 記事の【まとめ】にある比較表で、一目で確認可能
auじぶん銀行と住信SBIネット銀行の住宅ローンを比較
- auじぶん銀行 住宅ローンの特徴
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- 低水準の住宅ローン金利が魅力!三菱UFJ銀行とKDDIが出資する「auじぶん銀行」の住宅ローン
- 満50歳までであれば、がんと診断された場合に住宅ローン残高が半分になる「がん50%保障団信(※4疾病保障+全疾病長期入院保障含む)」が無料付帯する等、団信が充実
- 事前審査から契約まで、住宅ローンの手続きがすべてネットで完結
金利 ※2025年1月実行金利
変動 | 年0.479%(全期間引下げプラン)
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10年固定 | 年1.365%(当初期間引下げプラン) |
20年固定 | 年1.945%(当初期間引下げプラン) |
30年固定 | 年2.360%(当初期間引下げプラン) |
- 審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。 金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。
基本情報
団信 |
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取り扱い事務手数料 | 借り入れ金額の2.2%(税込) | ||||||||||||||
保証料 | 無料
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一部繰り上げ返済手数料 | 無料 | ||||||||||||||
その他 |
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- 住信SBIネット銀行 住宅ローン(WEB申込コース)の特徴
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- 数ある金融機関のなかでも、トップクラスの住宅ローン貸し出し実績を誇る「住信SBIネット銀行」の住宅ローン
- 業界最低水準の住宅ローン金利を実現しているほか、保証料、一部繰り上げ返済手数料が無料。さらに返済口座への資金移動も0円!
- 団信に全疾病保障が基本付帯。住宅ローン契約者が40歳未満の場合は、「3大疾病保障」も基本付帯する
金利 ※2025年1月実行金利
変動 | 年0.448%(通期引下げプラン)
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変動 | 年0.448%(通期引下げプラン)
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10年固定 | 年1.383%(当初引下げプラン) |
20年固定 | 年1.803%(当初引下げプラン) |
30年固定 | 年1.853%(当初引下げプラン) |
- 【新規・当初引下げプラン】表示金利は、最下限金利となります。(物件価格の80%以下で住宅ローンをお借入れの場合)
- 審査結果によっては、表示金利に年0.1%~0.3%上乗せとなる場合があります。
- 借入期間を35年超~40年以内でお借入れいただく場合は、ご利用いただく住宅ローン金利に年0.07%、40年超でお借入れいただく場合は住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。
基本情報
団信 |
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取り扱い事務手数料 | 借入金額の2.2%(税込) | |||||||||||||||
保証料 | 無料 | |||||||||||||||
一部繰り上げ返済手数料 | 無料
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その他 |
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auじぶん銀行が提供する住宅ローンの評判は?住宅ローンの特徴や、直近1年間の金利の推移、審査の基準など、auじぶん銀行の住宅ローンを利用する際に押さえておきたいポイントをわかりやすく解説しています。
住宅ローン金利を比較
住宅ローンを選ぶ際、一番最初にチェックするのは、借り入れる(借り換える)際の住宅ローン金利でしょう。
はじめに、住宅ローン金利の面から、auじぶん銀行と住信SBIネット銀行の住宅ローンを比較していきます。
以下は、auじぶん銀行と住信SBIネット銀行が提供する住宅ローンの2025年1月の「変動金利」、「2年固定」「10年固定」「20年固定」「30年固定」の金利を比較したものです。
auじぶん銀行と住信SBIネット銀行の住宅ローン金利を比較(2025年1月)
auじぶん銀行 住宅ローン ※1 |
住信SBIネット銀行 住宅ローン (WEB申込コース) |
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変動金利(新規借り入れ) | |
0.479% ※全期間引下げプラン |
0.448% ※通期引下げプラン |
2年固定(当初期間引下げプラン) | |
1.090% | 0.983% |
10年固定(当初期間引下げプラン) | |
1.365% | 1.383% |
20年固定(当初期間引下げプラン) | |
1.945% | 1.803% |
30年固定(当初期間引下げプラン) | |
2.360% | 1.853% |
- 金利は年利表記です
- 審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。 金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。
auじぶん銀行と住信SBIネット銀行の変動金利を比較
いずれも年0.5%を切る低水準の住宅ローン金利を実現
変動金利の水準は、0.5%前後が低金利の目安。この点から見ると、auじぶん銀行も住信SBIネット銀行も、平均的な水準を大きく下回る住宅ローン金利を実現しています。
「新規借り入れ」か「借り換え」か、またキャンペーンの有無等によって、auじぶん銀行と住信SBIネット銀行とで適用金利に若干の差はあるのもの、いずれの金融機関でも、他の金融機関と比較して、低金利で住宅ローンを組めることに間違いはありません。
特に、変動金利での住宅ローンの新規借り入れ・借り換えを検討している場合、auじぶん銀国と住信SBIネット銀行は、ぜひチェックしておきましょう。
なお、変動金利は定期的に見直されます。住宅ローンを借り入れる時期によって、auじぶん銀行と住信SBIネット銀行とで、適用金利のより低い金融機関が異なるので、できるだけ低い金利での借り入れを希望する場合は、auじぶん銀行と住信SBIネット銀行それぞれの直近の金利推移を確認しておくと安心です。
auじぶん銀行と住信SBIネット銀行の当初固定金利を比較
固定期間によって、住宅ローン金利の有利な金融機関が異なる
当初固定金利に関しては、auじぶん銀行と住信SBIネット銀行の住宅ローンを比較すると、 固定期間によって、住宅ローン金利の有利な金融機関は異なります。
例えば、「当初2年固定」「当初30年固定」であれば、住信SBIネット銀行に優位性がありますが、「当初10年固定」「当初20年固定」に関しては、auじぶん銀行に軍配が上がります。
また固定期間によっては、2つの金融機関で金利差のほとんどないケースもあれば、適用金利が大きく異なる場合も。
当初固定金利は、借り入れ期間によって、金利水準が大きく異なります。当初固定金利を利用する際は、まず当初固定で住宅ローンを組む期間を決め、その上で、auじぶん銀行と住信SBIネット銀行の住宅ローン金利を比較すると良いでしょう。
auじぶん銀行では「au金利優遇割」を提供!
auじぶん銀行では、住宅ローンと「au回線」「じぶんでんき」をセットで契約すると、住宅ローン金利を最大年0.1%優遇する「au金利優遇割」を提供。もともと低水準の住宅ローン金利を実現していますが、この「au金利優遇割」を利用すると、より有利な条件で住宅ローンを組むことができます。
auじぶん銀行の住宅ローンを検討する際は、「au金利優遇割」についても併せてチェックしておきましょう。
特典を考慮して住宅ローンを選ぶのもおすすめ
金利の低さを重視して、住宅ローンを選ぶのも方法ですが、特典を考慮して、住宅ローンを選ぶのもおすすめです。数ある住宅ローンのなかには、auじぶん銀行や住信SBIネット銀行ほど住宅ローン金利は低くないものの、特典が充実しており、サービス全体をトータルで見るとお得度の高い住宅ローン商品があります。
金利だけではなく、その他の特典も考慮して、住宅ローンを選びたいと考えている方は、下記でご紹介する住宅ローンの情報も併せてチェックしておきましょう。
- イオン銀行 住宅ローンの特徴
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- 「イオンでの買い物が毎日5%OFF」になるサービスが受けられる「イオンセレクトクラブ」の利用等、住宅ローン契約者限定特典が充実
- 変動金利は最大1.85%、固定金利は最大1.6%、完済するまで(※固定金利の場合は、固定期間終了後から完済するまで)店頭表示から住宅ローン金利を割り引く優遇金利を提供
- Webと店舗の両方で、住宅ローンに関する相談・申し込みに対応
金利 ※2025年1月実行金利
変動 | 年0.53%(物件価格の80%以内での借り入れの場合)
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変動 | 年0.53%(物件価格の80%以内での借り入れの場合)
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