みつとみ俊郎のダイアリー

音楽家みつとみ俊郎の日記です。伊豆高原の自宅で、脳出血で半身麻痺の妻の介護をしながら暮らしています。

もうすっかり

2007-01-04 11:00:52 | Weblog
仕事モードに頭が切り替わってしまっている。
昨日の夜に伊豆から車で帰宅したが、思ったより、というか、まったく渋滞もなく(向こうを出発したのが、夜の9時過ぎだからだろうが)、アッという間に東京に戻ってきてしまった。途中、FMを聞きながらも、頭の中はすっかり仕事モードに切り替わり、知らないアーティストの歌が聞こえてきたりすると、頭の中で「誰だ、誰だ?アレンジ、ちょっと面白いゾ」といった具合になっている自分を発見する。あんまりいいことではないような気もするが、これも職業病の一種なのかもしれない(長い間にこういう習慣が身についてしまったんだろうナ)。

今日は、これから銀行(年末に払い忘れたものがけっこうある)に行き、ちょっと調子の悪い楽器の調整に秋山フルートに出かける。明日からレコーディングなので、今日中に調整しておかなければと思って、あわてて秋山くんに電話した。まあ、今回のレコーディングはプロデューサーなので、あまり演奏する楽曲は多くないけれど、それでも3曲ぐらいは吹かなければならないので、調整が必須だ。楽器というのは、身体と一体みたいなものだから、ちょっとでもひっかかる所があると思い通りの演奏ができなくなってしまう(というか、呼吸ができなくなると言った方が正しいだろう。演奏というのは呼吸そのものだから)。まあ、これも因果なものとつきあっているナという気がする(楽器の演奏を仕事にしている人はみなそうだろうが)。

伊豆で作っているバラたちもそろそろ10種類ぐらいになるだろうか。季節はずれに咲いたクリムゾン・グローリー(赤)とマダム・シャルル・ソバージュ(黄)。どちらもとろけるような芳香を持ったバラだ。花屋さんで売られているバラは、ほとんどハイブリッド系だけれども、私の作っているバラはすべてオールドローズ系。オールドローズ系の方が匂いが強いものが多い。その中でも特に香りのいいものばかりを育てている。この赤いクリムゾン・グローリーの香りは、ちょっと奥深過ぎて、形容することばが見つからない。数百種類はある赤いバラの中でも一、二を争うバラかもしれない。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿