みつとみ俊郎のダイアリー

音楽家みつとみ俊郎の日記です。伊豆高原の自宅で、脳出血で半身麻痺の妻の介護をしながら暮らしています。

数日前にパソコンが

2007-02-15 01:13:37 | Weblog
一気にクラッシュしてしまったおかげで生活がかなりふりまわされてしまった。
たかがパソコン一台のために仕事や生活に支障がきたされるというのもなさけない話しだけれども、これが現実なのだナと自分自身の生活の仕方をちょっぴり反省する。
一番困ったのがメールというツールの喪失。携帯は生き残っているので、そのツ-ルを使って失ってしまったパソコンのメルアドを一人一人に尋ねて復活させるというちょっと道のりの長い作業をここ数日やっている。でも、これが案外楽しい。携帯やハガキなどで、残っている住所録からパソコンの方に空メールを送ってくださいと伝えるとけっこうみんなが反応してくれる。
みんながお見舞いのメールをくれるのだ。さも、私が病気で入院でもしているかのように「大丈夫ですか?」「大変ですね。お大事に」と心配のメールをくれる。これって、やっぱり私の置かれている状況は病気になったような状況なのだろうか?と思ってしまう。たかが、人様のメールアドレスをなくしてしまっただけのことなのに、人の生き死にのようにみんなが心配してくれる。メールというのは、きっと現代人にとって本当になくてはならないインフラなんだろうな?

というよう騒ぎの間にも、私のまわりのいろんなことはしっかり進行している。1月の末に私の新刊『41歳からのクラシック(新潮社)』と同時発売の同タイトルCD(東芝EMI)も無事発売されたし、フルフルも新宿でまた路上ゲリラライブをやって、目の前置いていたフルートケースの中を千円札で一杯にしたし(3月には渋谷DESEOでのライブに2本も営業仕事がある)、私は私で東京FMの営業仕事(演奏もしたけれど、一緒にゲストで出たお笑いたちのテンションの高さには参った)に精を出し、一方でロレーヌの来日の準備と、毎日いろいろ動いている。
これではしばらく伊豆に行けそうもないが、その間にきっと庭の河津桜は散ってしまうだろうなと思うと、それがちょっと悔しい(河津桜は、例年3月半ばには咲くのだが、今年のこの暖かさだともっと早いような気がする)。
植えて5年目のけっこう大きくなった庭の河津桜のきれいなピンク色の花を今年こそゆっくりとおがみたかったのに(昨年はまったく見れなかった)。

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