The great Game 第4回。
バーツでのモリーとジムとシャーロック、ジョン。四者面談w。
そして靴をめぐる推理、カールパワーズ。
赤文字:意味や文法がわからないところ
青文字:(私にとっての)新出単語
間違ってるところのご指摘、ご意見など切望してます。
どうぞ、お気軽にコメント欄にてご指摘ください。
なお、英語脳育成のため(?)できるだけ前から順に直訳してるので、日本語はちょっと変です。
M: Any luck?
ツキがあった?(ツイてた?、上手くいった?)
SH: Oh, yes.
バッチリ!
J: Oh, sorry, I didn’t
あ、ごめん、僕別に...
M: Jim, hi. Come in. come in. Jim, this is Sherlock Holmes. And, er Sorry,
ジム!ハイ!入って、入って!ジム、こちらがシャーロックホームズ。そして、ええと、ごめんなさい?
JW: John Watson. Hi.
ジョンワトスン。hi。
J: Hi, So, you’re Sherlock Holmes. Molly’s told me all about you. You on one of your cases?
Hi.じゃあ、君がシャーロックホームズなんだね。モリーがいろいろ話してくれたんだ。事件の捜査中?
M: Jim works in IT, upstairs. That’s how we met, Office romance.
ジムはITで働いてるの。上の階の。それで知り合ったのよ。職場恋愛。
SH: Gay.
ゲイ。
M: Sorry, what?
えっ、何ですって?
SH: Nothing Um,hey.
別に。ええと ヘイ。
J: Hi. Sorry. Sorry. Well, I’d better be off. I’ll see you at the Fox. About sixth?
hi。
(がらがらがっしゃーん。ジムが物を落とす)
ごめん、ごめん。もう僕行ったほうがよさそうだな。じゃあ、FOXで会おう。6時ごろ?
sixth:6時ごろ
M: Yeah. Bye.
うん、そうね。バイ。
J: Bye. It was nice to meet you.
バイ。
(シャーロックに向かって)会えてよかったよ。
JW: you too,
こちらも。
M: What do you mean, gay? We’re together.
どういう意味?ゲイって。私たち付き合ってるのに。
SH: And domestic bliss must suit you. Molly. You’ve put on three pounds since I last saw you.
家庭的な幸せは君に向いているに違いない。モリー。3ポンド太ったね、前に会った時から。
bliss:幸せ。非常な幸せ。
M: Two and a half.
2ポンド半よ。
SH: No. three.
いや3ポンドだ。
※ここのモリーとの会話、正典では「ボヘミアの醜聞」で新婚のワトスンに言ってる台詞ですね。ワトスンとは7ポンドか7ポンド半かで言い合ってましたが^^
JW: Sherlock,
シャーロック。
M: He’s not gay. Why do you have to spoil? He’s not.
彼はゲイじゃないわ。どうしてだめにしようとするの? 彼は違うわ。
SH: With that level of personal grooming?
あのレベルの身だしなみで?
※身だしなみだと普通過ぎますね。あのレベルの「おしゃれぶり」で?とか?
JW: Because he puts a bit of product in his hair? I put product in my hair.
ヤツが髪にちょっと何かつけてたからってなんだ?僕だって髪につけてるさ。
SH: You wash your hair, there’s a difference. No, no tinted eyelashes.. clear signs of taurine cream around the frown lines. Those tired, clubber’s eyes. Then there’s his underwear.
君のは髪を洗ってつけるやつだろ。(直訳:君は髪を洗う)違いがある。全然違う。染めたまつげ。
(眉毛じゃないのかな?)眉間のしわまわりに、はっきりとタウリンクリームのあと。あの疲れた、クラバーの目。そして、やつの下着がある。
frown lines:眉間のしわ
※タウリンクリーム・・健康ドリンクに入ってるタウリンですね。
アミノ酸の一種で疲労回復などに効果があるそうですが、化粧品に入ってるのあまり印象になかったです。化粧品の仕事してるのに。はずかしー!たぶん、日本ではあまり人気がない成分かと思われます。(調べたら日本でも使われてはいるようです)
でもこのシーンでは、一般名詞みたいに使ってるわけだから、めっちゃメジャーってことでしょうね。しわの回りに使うならしわとりクリームのイメージかな?
M: His underwear?
下着?
SH: Visible above the waistline. Very visible. Very particular brand. Plus the extremely suggestive fact that he just left his number under this dish. I’d say you’d better break if off now and save yourself the pain.
見えてたよ。腰のラインの上に。はっきり見えてた。すごく独特のブランドだ。
その上に、非常に暗示的な事実は、彼が電話番号をこの皿の下に残していったことだ。言わせてもらうよ。すぐに彼と別れたほうがいい。そうすれば傷が浅くてすむから。
※ゲイの人の好きな下着ブランドがあるのですか?
JW: Charming, well done.
素敵だ。上出来だな。
SH: Just saving her time. Isn’t that kinder?
彼女の時間を節約してやったんだ。そのほうが親切だろ?
JW: Kinder? No, no, Sherlock, that wasn’t kind.
親切?ちがうよ、シャーロック。あれは親切というものじゃなかった。
SH: Go on, then. You know what I do, off you go.
じゃあ、続けて。僕のやり方を知ってるだろ。
やってみろよ。
※Go on は今までシャーロックが調べていたのを受けて、今度はジョンが引き継いで見せろって言うニュアンスかな?
JW: Oh, No.
とんでもないよ。
SH: Go on.
やれよ。
JW: I’m not going to stand here so you can humiliate me while I try and disseminate.
僕はここに立つつもりはない。
僕に恥をかかせるだろ?
僕が挑戦して広めている間に。
humiliate:恥をかかせる
disseminate:宣教する、広める
※ここもよくわからない。
ジョンはそんなことやりたくないって思ってるんですよね。
恥をかくだけだから。。と。
ここの so ってどういう意味?
「君が僕に恥をかかせるようなところに立つつもりは無い」かな
SH: An outside eye, a second opinion. It’s very useful to me.
外部からの視点、セカンドオピニオンだよ。僕にはとても有益なんだ。
JW: Yeah, right.
そうかもな。
SH: Really.
そうなんだよ。
JW: Fine. Oh, they’re just a pair of shoes. Trainers.
わかった。
うーん、これは一足の靴だ。運動靴。
SH: Good.
いいね。
JW: They’re in good nick. I’d say they were pretty new except the sole has been well worn. So the owner must have had them for a while. Er, very 80s. Probably one of those retro designs.
状態はいい。かなり新しかったといえるけど、ソールはかなり使い込まれてる。ということは、持ち主は一定の期間履いていたってことだ。それと、、すごく80年代っぽい。おそらく復刻デザインだろう。
in good nick:よい状態
worn:着古した
SH: You’re on sparking form. What else?
きらめくような調子のよさだな。ほかには?
on form:調子がいい
JW: They’re quite big. A man’s.
かなり大きなサイズ。男のだ。
SH: But,
しかし?
JW; But there’s traces of a name inside in felt-tip. Adults don’t write their names inside their shoes. So these belong to a kid.
しかし、内側にフェルトペンで名前を書いてたあとがある。大人なら靴の内側に自分の名前を書いたりしない。だから子供のだ。
felt-tip:フェルトペン
SH: Excellent, What else?
素晴らしい。ほかには?
JW: That’s it.
それだけだ。
SH: That’s it?
それだけ?
JW: How did I do?
(僕の推理は)どうだったんだ?
SH: Well, John.. really well. I mean, you missed almost everything of importance, but you know. The owner loved these. Scrubbed them clean. Whitened them where they got discoloured. Changed the laces three, no four times. Even so, there are traces of his flaky skin where his fingers have come into contact with them. So he suffered from eczema. The shoes are well worn, more so on the inner side which means the owner had weak arches. British made. 20 years old.
では、ジョン...実によかったよ。
というのは、君は重要なことのほとんど全てを見逃していた。持ち主はこの靴が好きだった。こすってきれいにしている。色落ちした部分を白く塗りなおしてる。靴紐は3回取り替えてる、いや4回だ。たとえそうでも、彼のかさかさした皮膚のあとがのこっている。彼の指があたったところに。それで彼が湿疹に悩んでたとわかる。
靴は磨り減っている。内側のほうがよりそうだ。ということは、持ち主は偏平足気味だ。英国製。20年はたっている。
Even so:たとえそうでも
eczema:湿疹
lace:ひも
but you know:ここは意味がある言葉でしょうか?それとも you know って口癖みたいに言う人いるけど、そのようなものかな?
JW: 20 years?
20年?
SH: They’re not retro. They’re original. Limited edition. Two blue stripes 1989.
これは復刻じゃない。当時のオリジナルだよ。限定品。2本の青線、1989年だ。
JW; There’s still mud on them, They look new.
まだ泥がついている。新しくみえるよ。
SH: Someone’s kept them that way. Quite a bit of mud caked on the soles. Analysis shows it’s from Sussex with London mud overlaying it.
誰かが
そうやって保管してたんだ。ほんの少しだけ泥の塊がソールに付着している。分析によるとサセックスから来たものだ、その上にロンドンの土が重なっている。
JW: How do you know?
なぜわかる?
SH: Pollen. Clear as a map reference to me. South of the river, too. So, the kid who owned these trainers came to London from Sussex 20 years ago. And left them behind.
花粉だ。僕にとって地図案内のように明確だ。そして川の南側でもある。だから、この運動靴の持ち主の子供は
サセックスからロンドンにやってきた。20年前に。そして靴を残していった。
JW: So, what happened to him?
じゃ、彼に何が起きたんだ?
SH: Something bad. He loved those shoes. Remember. He’d never leave them filthy. Wouldn’t let them go unless he had to. So, a child with big feet gets
何か悪いことだ。彼はこの靴が好きだった。覚えてるか。彼は決してこの靴を
汚く残して行ったりしなかった筈だ。そう強いられない限りは手放すことはなかった。だから、この足の大きな子供は・・・
filthy:汚い。不潔、非常に
JW: What?
何だ?
SH: Carl Powers.
カールパワーズ。
JW: Sorry, who?
えっ、誰?
SH: Carl Powers, John.
カール・パワーズだ。ジョン。
JW: What is it?
何だ?
SH: It’s where I began. 1989, young kid, champion swimmer came up from Brighton for a school sports tournament, drowned in the pool. Tragic accident, You wouldn’t remember it. Why should you?
それは僕の出発点。1989年、水泳の優勝選手の少年が、ブライトンから学校の競技会のためにやってきて、プールで溺死した。悲劇的事故だった。君は覚えていないだろうな。覚えてるはずがない。
drown:溺死する
JW: But you remember.
でも君は覚えていた。
SH: Yes.
そうだ。
JW: Something fishy about it?
何か怪しいところがあったのか?
fishy:怪しい。胡散臭い。魚くさい。
SH: Nobody thought so. Nobody except me. I was only a kid myself. I read about it in the papers.
誰もそうは思わなかった。僕を除いては誰も。僕もまだ子供だった。新聞で読んだんだ。
JW: You started young. Didn’t you?
子供のころにはじまったんだな。違うか?
※ここの意味は、子供のころから推理の才能があったんだな?ってことでしょうか。それとも探偵家業をそんなに早くから始めてたんだなって事かな?
SH: The boy, Carl Powers had some kind of fit in the water but by the time they got him out, it was too late. There was something wrong. Somewhere and I couldn’t get it out of my head.
その少年、カール・パワーズは、水中でなんらかの発作を起こした。でも、引き上げられたときにはすでに遅かった。何かがおかしかった。どこかが、そして僕はそのことがずっと頭から離れなかった。
fit:発作、ひきつけ
JW: What?
何だ?
SH: His shoes.
彼の靴だ。
JW: What about them?
それがどうかしたのか?
SH: They weren’t there. I made a fuss. I tried to get the police interested. But nobody seemed to think it was important. He’d left all the rest of his clothes in his locker. But there was no sign of his shoes. Until now.
靴がなかった。それが妙に気になった。警察が興味を持つように試みてみた。でも誰もそのことを重要だとは思わなかったようだった。彼は、ロッカーに全ての服を残していた。でも靴だけがなかった。今までは。
a fuss:から騒ぎ、つまらないことでいらいら