キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

グラナダ版ホームズ『入院患者』

2012年10月31日 | ☆グラナダ版ホームズ
The Resident Patient

(英語音声のみでの鑑賞記録)
内容かなりわかってない状態です。
また後日、ちゃんと日本語字幕で見る予定です。

オープニングから怖い。
棺おけに入ってる人が助けを求めている・・・
と思ったら、自分だったって。怖い夢です。
子供のころに見たら、トラウマになってそう。

打って変わって、床屋のシーン。
これもこのドラマのオリジナルですね。
床屋で理髪してもらいながら、なにやらホームズについて推理するワトスン先生。
いったん「どうしてわかった?すばらしい」とかホームズに言われて得意げな顔になり、そのあとことごとく推理が間違ってると一刀両断にされるというのはお約束のパターン。

ホームズちょっと性格悪いよね。
正典では、10月の雨の日夜の散歩に出かけて3時間ばかりうろうろして夜10時ごろにベーカー街に戻ってくるという話になっています。
で、この散歩のくだりのシドニーパジェットの挿絵がいいんです(上の画像)。

当時の英国紳士は紳士同士で連れ立って歩く際でも腕を組んでいたそうですね。

ドラマでは昼間ですが、まさにこういう姿で、床屋からベーカー街に帰ってきます。ホームズがワトスン先生の腕に手をかけているのも全く同じです。


部屋で待っていたトレベリヤン先生は、正典の描写よりぐっとハンサムで生き生きとした人物です。環境の悪いぼろい部屋に住んでいたのとグレッグ街の新しい医院の対比がくっきり。本で読んでいたときにはなかなか頭の中でイメージできなかったのですが、映像化ってこういうところがすばらしいですね!

ブレッシントン氏の用意してくれた家はとても素敵で、「ここが待合室、ここが診察室」って案内されるところが好きです。こちらもワクワクします。
家具調度品だけでもものすごくお金かかってるんでしょうね。
壁に絵もたくさんかかっていました。


依頼を受けて、グレッグ街を訪れるも、ブレッシントン氏が真実を話していないといって結局依頼を断って帰ってきてしまいます。これもよく使われるパターンですね。
真実を話さない=信頼されてない というのは、ホームズの自尊心をいたく傷つけるんですよね。その反面、全面的に信頼して頼ってもらえると、ビジネス以上の働きをしてくれるのがホームズクオリティーです。


翌朝、寝ているワトスンをホームズが起こしにきます。
ワトスン先生、帆船模型作ってるのかな?
えらく明るい部屋ですが、ワトスン先生が寝坊して日が高くなってるってことでしょうか?


ホームズの生活のだらしなさは周りがすべて認めるところですが・・・
今回の散らかし方はすごいですね!足の踏み場も無いとはまさにこのこと!!



ハドスン夫人が片付けることになるのでしょうか?
紙が散らかってるだけだから、まだ可愛いものかも。


どうでもいいことですけど、
毛糸の手袋の指先が無いタイプ、このドラマでよく見かける気がします。
あれって、昔からあるんですね。
最近のアイディア商品だと思っていました。

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