キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

SHERLOCKで英語 ピンク色の研究-18(終)

2012年10月18日 |   └─和訳「ピンク色の研究」
いよいよラスト、エピローグです。
事件解決でご飯を食べに行こうとしたら、例のナゾの男が・・・。
このシーンも好きです。
結局、マイクロフトが好きなんだなぁ。私。
ここまで訳してきて発見しました。

赤文字:意味や文法がわからないところ
青文字:(私にとっての)新出単語

例により、英語的思考を身につけようと思って、できるだけ前から訳してるので、日本語はちょっと変です。




JW: Sherlock... That's him, that's the man I was talking to you about.
シャーロック...彼だ。ほら、前に話した男だよ。



SH: I know exactly who that is.

誰だかよーく知っている。

MH: So... Another case cracked. How very public-spirited. Though that's never really your motivation, is it?
それで...またひとつ難問解決したな。なんと公共心のあることか。決してそれがお前の本当の動機でなかったとしても。なぁ。


crack:難問を解く
public-spirited:公共心のある




SH: What are you doing here?

ここで何をしてるんだ?


MH: As ever, I'm concerned about you.

いつもと同じだ。お前を心配しているのだよ。


SH: Yes, I've been hearing about your "concern".
そうだな、あんたの「心配」については聞き及んでるよ。


MH: Always so aggressive. Did it never occur to you that you and I belong on the same side?
いつも何とも攻撃的だな。一度も思いあたったことはないのか?お前と私が同じ側にあるということを。

occur to:思い浮かぶ、思い当たる。

SH: Oddly enough - no.
それは奇妙だ....ない。

Oddly enough:おかしなことに、奇妙なことに

MH: We have more in common than you'd like to believe. This petty feud between us is simply childish. People will suffer. And you know how it always upset Mummy.
我々には共通するものがもっとあるんだ。お前がそう信じたいと思うよりも。
この我々の間にあるささやかな確執は単に子供じみたものだ。みんな苦しむことになる。それに知ってるだろう、このことでママがいつも心配してる。

in common:共通して
petty:取るに足らない、ささやかな
feud:確執、反目


SH: I upset her? Me? It wasn't me that upset her, Mycroft.
僕が心配させてるって?僕が?心配させてるのは僕じゃない、マイクロフト。

JW: No. No, wait...Mummy? Who's Mummy?
ちょっと、まて...ママ?誰のママ???

SH: Mother. Our mother. This is my brother, Mycroft. Putting on weight again?
母だ。僕らの母親。これは僕の兄のマイクロフト。また太ってるのか?

MH: Losing it, in fact.
やせているところだ。正確には。


JW: He's your brother?

彼は君のお兄さん?


SH: Course he's my brother.

そう、兄だ。

※Course...of course?



JW: So he's not...

じゃあ、彼は違うのか...

SH: Not what?
違うって何が?

JW: I don't know... Criminal mastermind?
さあね...悪の黒幕とか?

SH: Close enough.
ほぼそんなところだ。

MH: For goodness' sake. I occupy a minor position in the British government.
よしてくれ。わたしは英国政府の小さな地位をつとめているのだ。


SH: He IS the British government, when he's not too busy being the British secret service or the CIA on a freelance basis. Good evening, Mycroft. Try not to start a war before I get home, you know what it does for the traffic.

彼が英国政府そのものだ。英国秘密情報部の仕事やフリーでやってるCIAの仕事で忙しすぎるとき以外はね。失礼するよ、マイクロフト。戦争を始めないようにしろよ、僕が家に着くまでは。それが交通に与える影響を知っているだろう?

JW: So, when you say you're concerned about him - you actually are concerned?
ということは、彼を心配してると言うときは、ほんとに心配してるってコト?

MH: Yes, of course.
そうだ、もちろん。

JW: I mean, it actually is a childish feud?
つまり、ほんとにそれって子供っぽい確執なんだ。

MH: He's always been so resentful. You can imagine the Christmas dinners.
彼は常に怒っているんだ。クリスマスディナーが想像つくだろう?

resentful:怒った、憤慨した。

JW: Yeah...No... God, no. I'd better erm...Hello again.
確かに...いや、全然。僕は...ええと..また会ったね。

Anthea: Hello.
どうも。

JW: We met earlier on this evening.
僕たち今日の夜早くに会ったよ。


Anthea: Oh!
ああ!


JW: OK. Goodnight.

じゃ、おやすみなさい。


MH: Goodnight, Dr Watson.

お休み、ドクターワトスン。


JW: So, dim sum. Mmm!
で、飲茶だね。

SH: I can always predict the fortune cookies.
僕はいつもおみくじクッキー(の言葉)を当てられるんだ。

predict:予言する

JW: No, you can't.
そんなことできるもんか。

SH: Almost can. You did get shot, though.
だいたいあたるよ。
撃たれたことは撃たれたんだろ?

JW: Sorry?
何だって?

SH: In Afghanistan. There was an actual wound.
アフガニスタンで。実際に怪我をしたはずだ。


JW: Oh. Yeah, shoulder.

ああ、そうだ。肩をね。


SH: Shoulder! I thought so.

肩!そうだと思った。

JW: No, you didn't.
うそつけ。

SH: The left one.
左肩だろ?

JW: Lucky guess.
あて推量が当たったな。(まぐれ当たりだね)

SH: I never guess.
あて推量なんてしない。

JW: Yes, you do. What are you so happy about?
いや、してるさ。
なにをそんなに嬉しそうにしてるんだ?


SH: Moriarty.

モリアーティ。

JW: What's Moriarty?
モリアーティって何だ?

SH: I've absolutely no idea.
皆目わからない。


Anthea: Sir, shall we go?
そろそろ行きましょうか。

MH: Interesting, that soldier fellow. He could be the making of my brother...or make him worse than ever. Either way, we'd better upgrade their surveillance status. Grade three active.

面白い。あの軍人の男。彼はもしかすると弟を進歩させるかもしれない...もしくは今より悪くなるか。いずれにしても、彼らの監視のステータスを上げたほうがよさそうだ。第3グレード、監視中に。


the making of:成功の手段、進歩の方法


Anthea: Sorry, sir - whose status?
すみません、誰のステータスをですか?

MH: Sherlock Holmes, and Dr Watson.
シャーロックホームズとドクターワトスンだ。


※2時まで開いてる中華やさんに間に合うのかな?

この長い夜がやっと終わろうとしてます。
でもこのあと中華食べに行くんですよね?

ちょっと振り返ります。
午後7時にベーカー街で待ち合わせして、部屋を見て。タクシーでブリクストンまで行き、2分でw現場検証して、シャーロックはゴミ置き場へピンクのケース探しに、ジョンは黒塗りの車で謎の男と対決に出かけました。
ここまでで、どう見ても1時間以上はかかってますよね?
ベーカー街からブリクストンまでも結構時間かかるのでは?

でジョンが部屋に戻ってくるニコチンパッチの時点で早くても8時半ごろ?
それから徒歩5分のアンジェロの店で、ジョンはなにか食べてたから15分はたってるとして、さらにカーチェイスして戻って、何だかんだで10時近いんじゃ?

それからヤクのガサ入れで、レイチェルが解って、犯人に連れ去られて・・・
ジョンが撃つまでに1時間近くはたってるでしょうっと。

どんなに早く進行してても、このシーンは12時くらいか。
じゃ、2時まで開いてる中華やさんに間に合うかもね。





やっとおわりました! 
長かった!けど、楽しかった~~。
いろいろコメントをつけてくださった皆様、ありがとうございます。
生まれて初めてこんなことをやりました。
「好き」ってすごいエネルギーですよね。






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