「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

嗅球(きゅうきゅう) 2016・06・27

2016-06-27 07:07:00 | Weblog


  今日の「お気に入り」。


  「脳は食べるものに敏感である。」

       ("Our brains are sensitive to what we eat.")






   ラジオ放送で耳にした「嗅球(きゅうきゅう)」という言葉をフリー百科事典「ウィキペディア」で検索してみました。


  「 嗅球(きゅうきゅう、英: olfactory bulb、羅: bulbus olfactorius)は、嗅神経入力を受け、嗅覚情報処理に

     関わる、脊椎動物の脳の組織。終脳の先端に位置する。」


   この説明文の意味するところはこうです。


   「嗅球」は、われわれの脳の「神経細胞」の中で、唯一体の外に露出している「神経細胞」だということ、

  鼻の孔(あな)の奥の方で、ひっそりと。



   においに敏感なひとは、この部分の脳の「神経細胞」のはたらきが、犬並みとまではいかないまでも、冴えている

  ということでしょうか。


   においに鈍感になってきたら、脳が弱ってきた兆しかもしれませんね。

   
   食べるものに気を遣うだけでなく、嗅覚にはたらきかけるのも大事なようです、脳に直接届きますものね。






コメント
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