今日の「お気に入り」。
”Maintaining order rather than correcting disorder is
the ultimate principle of wisdom.
To cure disease after it has appeared is like digging
a well when one feels thirsty, or forging weapons
after the war has already begun. ”
( Huangdi Neijing , 2nd century BC )
筆者註:出典である " Huangdi Neijing " は 、中国語表記では
「 黄帝内経 」(黄帝内剄 、こうていだいけい 、こうてい
だいきょう 、こうていないけい )。現存する中国最古
の医学書だそうです 。
この「 黄帝内経 」という書物 ( 一部写本のみ現存 )の
中に「 聖人は 既病 ( きびょう ) を治すのではなく 、
未病 ( みびょう ) を治す 」という表現があるそうです 。
既病( きびょう )は 、既に症状が出ている状態をさす
用語で 、未病( みびょう )は 、病気( 病原体 )は体
内にあるのに、 症状が体表面に出ていない 、しかし治
療しなければ早晩発症が必至な状態をさす用語だそう 。
( フリー百科事典「 ウィキペディア 」)
上記の英文の大意は「 治療を必要とする状態になる前に 、日頃から
心身の健康を維持するのが究極の賢者の知恵 。
病気の症状があらわれてからそれを治すというのは 、のどの渇 ( かわ )
きを覚えてから井戸を掘ったり 、戦争が始まってから武器を鍛錬したり