「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

新勝寺といえば 成田山 Long Good-bye 2023・01・27

2023-01-27 05:27:00 | Weblog




   今日の「 お気に入り 」は 、さる女性誌のサイトで見掛けた 、

  Q&A形式のインタビュー記事 。

    テープ起こしをすれば 、それがそのまま記事になる 、ライ

  ター interviewer にとっては 、とても有り難い interviewee

  なんだろーな 。 なまじ編集しちゃいけない例 。

   ムダなく 、ソツなく 、コスパよし 、ナリタ助教授の人生

  相談 。

   以下に 、いくつか引用します 。備忘のため 。結構ために

  なるかも 。

   引用はじめ 。

  「 Q. 日本は本当に終わってるんでしょうか?

   A. 実はそんなに終わってないと思ってます。
     日本もふつうの衰弱先進国になったという
    くらいの話だと思います。
     たぶんだんだん貧しくなって辛いっちゃ辛
    いけど 、生活が苦しくなる辛さであって 、
    生存が脅かされたり地の底まで落ちていく
    ような終わりではないかなと 。

     唯一の懸念は地震ですかね 。首都直下型
    地震がここ数十年の間に高確率で来ると言
    われていて 、東京圏の経済活動が数カ月
    単位で終わると数百兆単位でダメージが来る
    可能性があります 。コロナの比じゃない
    打撃が来るかもしれない 。それが引き金で
    生活が終わってしまう人が大量に出て 、暴
    動が起きたり 、治安や衛生という今の日本
    人がごく普通に享受できているものが壊れて
    いくというシナリオがなくはない


     ただ 、その点を除くと 、老いていく先進国
    が若くて勢いのあるアジアやアフリカ諸国に
    追い抜かれていくという 、欧米で起きている
    ことが日本にも起きているだけ
なのかなと思
    います 。 」

   「 Q. 英語教育、どのくらい真剣にやるべきですか?

     A. 世界でガチで闘うか 、日本でゆるく生きる
     かの2択 。どちらを選ぶかはっきりさせる
     のが大事かなぁと


      英語教育や海外留学に関しては2択かなと
     思ってます 。一つは 、ちゃんと英語ができて 、
     いざとなれば日本の外に出て稼げるグローバル
     人材(笑)を目指す生き方 。もう一つは 、
     日本ってなんだかんだ安全で綺麗で 、お風呂や
     サウナでも入って公園でピクニックか缶チュー
     ハイとコンビニ飯で家族で乾杯すればそこそこ
     整える社会じゃないですか 。だから 、日本の
     中でゆるゆると 、豊かではないけど楽しい生活
     をするおじさんおばさんとして生きていくこと 。
     その両方をうまく達成している人ってほとんど
     いない印象なんですよね


      経済的に余裕のある意識高めの家庭は 、英語を
     やって留学して帰国子女にという選択肢をとりが
     ちで 、上手くいくと私が教えているイェール大学
     や世界のトップ大卒になったりする 。ただ 、その
     人たちがその後大活躍しているかというとそうでも
     ないんですよね 。

      本当に世界のトップで闘うとなると 、起業でも
     研究でもサラリーマンでもスポーツ選手でもそれは
     それは厳しい世界で 、宝くじを引くみたいなもの
     です 。それ以前に 、そもそも有名海外大を出ても
     ビザの関係で卒業後は日本に帰国する人がほとんど
     です 。学歴は立派だけど 、専門領域で本当にグロ
     ーバルな競争力があるというわけでもない 。その
     割に海外経験が長いので日本社会ではちょっと浮く 。
     世界でも日本でも中途半端になる人が多い印象なん
     ですよね


      要は 、ガチで世界で生きるか 、ゆるく日本の中で
     生きていくか 、どちらかはっきりしていた方がいい
     かもという気がします 。それが英語教育や留学の話
     とも関係していて 、英語をやるのは日本の外で活躍
     するためなのか 、それとも日本人の中では相対的に
     できますということなのか 。後者だとするとあまり
     意味がないのかなと 。

      もし本気でやるなら 、日本にいようと海外にいよ
     うと 、インプットもアウトプットもすべて英語で
     やらなきゃいけない英語没入環境を作ること 。
     やるなら徹底的にやる 、そうじゃないならあまり
     考えてもしょうがないんじゃないでしょうか 。
     いざとなれば外国で生存できる英語くらいすぐに
     身につきますし 。私も24歳くらいまでは英語で
     話しかけられただけでフリーズする感じでしたが(笑)、
     ギリギリどうにかなってます 。」

   「 Q. 不登校の娘の未来が不安です 。

     A. まずは〝 不登校 〟という言葉を忘れてください 。
      登校という言葉がよくないですよね 。登校することが
     デフォルトで 、それができない人たちというネガティブ
     な雰囲気をまとってしまうので 、ネガティブに捉えない
     ことが大事ですね 。

      言葉なんて無責任なもので 、不登校をギフテッドと言い
     換えると途端にポジティブな方向に針が振れる気がする
     じゃないですか 。だから 、不登校というラベルには捉
     われずに 、学校に適応できない性格や個性を武器に変え
     る努力をするのがいいのかなと 。

      私に連絡してくる10代の子たちの中でも 、学校には
     行けないけれど自分なりの興味を見つけて学校以外のオン
     ラインのコミュニティで学び 、ウェブから自分の作品や
     表現を発信して活躍し始めてる人たちが何人もいます 。
     何十年か後には 、今学校と呼んでいるものに通ってるの
     は変わり者という社会が来るかもしれないので 、そうい
     う未来を先駆けてると思って 、自分の人生や生活を開拓
     していくのがいいんじゃないでしょうか 。

      ただ 、一点保守的なことを付け加えると 、もしお子さ
     んがたまたま勉強や試験が得意だったら 、学校に行かな
     くてもいいので 、受験勉強だけちょっとして学歴をゲッ
     トしておくとお得かもしれません 。試験が得意な人に
     とっては 、日本の学歴競争はすごくコスパがいいので 。」

    「 Q. 専業主婦の私 。女性活躍についていけず 、孤独を感じます 。

      A. 気にしない 。比べない 。羨まない 。

       バリバリ働く友達や活躍している女性が住んでいる星と 、
      専業主婦が住む星を中途半端につながない 、比較しない
      ことが大事なのかなと思います 。女性という括りで2つ
      の星を一緒に語るから 、女性の社会進出という議論をす
      ると 、進出していない女性が引け目を感じなきゃいけな
      いんだと思うんです


       その結果 、たとえば政治経済の世界で女性の進出が一向
      に進まない理由の一つとして 、女性がリーダー的ポジシ
      ョンに就くことを 、男性だけでなく女性も嬉しく思って
      いないんじゃないかという問題があって 。

       つまり 、女性活躍が進むほど孤独感や疎外感をもっと
      感じなきゃいけない女性たちが日本にはたくさんいて 、
      この人たちがガンガン出ていきたい女性を支持できない 、
      場合によっては嫌がらせをしたくなってしまうというこ
      とが問題であるんじゃないかって勘繰ってます 。

       専業主婦的に生きたい女性たちと 、国会議員になりた
      いと思う女性たちがいがみ合ったりギクシャクせずに
      共存できる世界を作り出すのがすごく大事だと思うので 、
      まずは比べないことですね 。女性活躍が進んでいるか
      らといって 、すべての女性が『 活躍 』しなくちゃい
      けないわけではありません
。」

    「 Q. ジェンダーレスな社会ってどういうことですか?

      A. ジェンダーレスの行き着く先は 、人間も猿も猫もゴキ
       ブリも平等な社会です


       日本はまだいい方で 、アメリカでは大学や企業の採用
      でも 、ある枠に男性を1人面接したら女性も必ず面接し
      ないといけなくなってますし 、極端な人はトイレを男女
      で分けることすら差別だと主張したりしています 。生物
      学的な性別というものが確固として存在していることを
      忘れる 、あるいは意識的に壊していくくらい極端なこと
      が一部の国では起きています


       これまでの歴史を見ると 、その流れが今後止まることは
      あっても逆走することはないと思うので 、行き着くところ
      は 、人間も猿も猫もゴキブリもみんな平等という社会かも
      しれませんね 。性別だけでなく 、人種や年齢 、肌色など
      の属性で区別すべきではない 、これを突き詰めると人間と
      ゴリラを区別すべきではないという話になるんじゃないか
      って思うんです 。今の人類からしたら理解不可能ですよね 。

       だから 、理解しようとするのを諦めるのはどうでしょうか ? 
      生きにくいと感じる時点で旧人類なので 、旧人類は旧人類
      らしく新時代を理解するのは諦めて滅びていきましょう 。
      あ 、私も仲よく旧人類です(笑)。」

    引用おわり 。

    我笑う 、ゆえに我あり 。( ^ω^)・・・

    いよっ 、成田山 ⁉ ( ^ω^)・・・ ( ^ω^)・・・

   ( ついでながらの
    筆者註:「 成田山新勝寺( なりたさん しんしょうじ )は 、

         日本の千葉県成田市成田にある真言宗智山派の

         仏教寺院であり 、同派の大本山の一つである 。

          山号は成田山 。本尊は不動明王で 、当寺は

         不動明王信仰の一大中心地である 。

          そのため 、成田不動 、お不動さまなどといっ

         た通称でも広く親しまれてきた 。

          開山は平安時代中期の天慶3年( 940年 )と

         伝えられる 。寺紋は葉牡丹 。

          参詣者数において関東地方屈指の寺である 。

          初詣の参拝客数は 、2006年に約275万人 、

         2007年に約290万人を数えており 、社寺とし

         ては明治神宮に次ぐ全国第2位( 千葉県内第

         1位 )、寺院に限れば全国第1位の参拝客数で

         ある 。今も昔も加持祈祷のために訪れる人が

         多いことでも知られる 。成田国際空港に近い

         ことから 、外国人観光客にも人気がある 。」

         以上ウィキ情報 。)

   ( ^ω^)・・・( ^ω^)・・・ ( ^ω^)・・・



      

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