高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

うちの畑にようこそ 7月8日記

2016-07-24 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
香美市 わたなべ農園の渡邉志津江です。

コンコンコン!叩ケヨ!サラバ開カレン。

困ったときは思いきって声を挙げてみることだ。
頼んでみる勇気を出すことだ。
高知県南国市のコールドプレスジュースのお店《It Juice♯205》の
宗我部さんへのお願いメールは、実のところ、
収穫し洗浄したばかりのニンジンの山を見ながらのことだった。
6コンテナ、およそ100キロ。
収穫適期を迎えたニンジンを
どうしても売りに出さねばならぬ一心で打ったメール。
すぐに来た返信がどれだけ心強かったかわからない。

やはり同業者の福岡県久留米市《キミーズパンチ》石井さんへと繋げていただいたバトンは
すぐに東京の《ORGANIC WORKS》葉石さんへと手渡されることになった。
キミーズさんには早速ご注文いただいたのだが、
ニンジンの梱包中に連絡をいただき興味のある友人にもと追加してくださった上、
忙しい中、東京のお知り合いに連絡してくださったのだ。

「まだお品物(ニンジン)届いてないのに、いいんですか・・
ご紹介していただいて・・」と少し遠慮気味に話す私に
「わたし、直感で分かるんですよ! いいのかわるいのか。」
この言葉には正直参ったな~と。
この方、大物! 肝っ玉太い!!
希実さんのパンチは直球だ。
屋号の由来がわかる気がした。
繋いでいただいたご縁は有難く本当に不思議なものだと思う。

そういえば、東京に営業に行く前にネットで「コールドプレスジュース」を検索し、
《It Juice♯205》宗我部さんの記事を見つけたのも不思議なご縁の始まりだったと思う。

あー、高知にもあるんだ~、
ん? 南国市サニーアクシスの近く?
えー! 近くにあるんなら連絡してみよー。
宗我部さんとはこんな感じで出会うことになる。
ところが、よくよく聞いてみると、20年来の知人のいとこの奥さまだった。
ホント不思議なご縁で結ばれていたというわけだ。

小規模だが大きな会社には決して引けを取ってはいない
大志を持った経営者は大勢いる。
ベクトルが同じ方向を向いているもの同志、
連携し、いいものづくりに励んでいきたいと思う。

それこそ、会のモットーと重なることだ。
【小さいことはいいことだ!小さいからこそできる!】
本当にいい言葉だと思う。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2016年8月号より転載しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする