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第6回:8回目のお正月
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平成最後のお正月、この年末年始は初めて帰省しました。
この時期は交通費が高くついたり、混雑したりするのじゃないかな、
という漠然とした理由でこれまで高知で過ごしていました。
これまでもおよそ年に一度は東京へ帰っていたのですが、
最近は長い休みには子どもたちの予定もあるし、
夏休みには逆に東京から高知へ遊びに来てくれる家族や友人たちも多い。
よく考えてみたら、お正月の帰省は好都合なのですね。
おばあちゃんやいとこたちに会いたいという子どもたちの希望もあって、東京行きを決めました。
わが家といえば夫婦ともに東京出身でお互い一人暮らしの経験もなく、
結婚しても双方の実家に近い所に住んでいたので、
年末年始やお盆に帰省するということがピンと来ていなかったのかもしれません。
というわけで、体調に気をつけながら、直前に荷物をどっさり送って、
大掃除も料理もせず、家族全員元気に飛行機に乗り込んだらお正月の準備は完了!
という具合で、思ったより楽できました。
東京では夫の実家に滞在し、家族や親類、友人たちに会い、
8年ぶりのお墓参りをして、のんびりと過ごしました。
そして、諸事情あって20年あまり会っていなかった実父と再会もしました。
高知物部がルーツの父からは、「いざなぎ流の研究」という
小松和彦先生の本を読むようにともらいました。
人生何が起こるかわからないけれど、目の前のことを一つひとつやっていこう、
そんなことを感じた新年でした。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2019年3月号より転載しました。