信濃の国を替歌（歌詞かえ）してみた

この記事は信州の方は気分を害される可能性があります。
初めからお断りしておきます。

信濃の国は長野県の愛唱歌であり、
ラ・テのオープニング・クロージングでも
インストが使われる。

信濃国は甲斐国と似てる点が多い。
そのなかの一つが海なし県である。
信濃の国の1番にも「海こそなけれ」という
部分があるがこれは甲斐国（山梨）にも言える。

信濃の国の歌詞を見てみるとちょっと変えれば
甲斐の国としても歌えるのではないか？

というわけで、1番2番を山梨県・甲斐の国ヴァージョンで
歌詞を変えてみた。

甲斐の国は四州に　境連ぬる国にして
そびゆる山はいや高く　流るる川はいや遠し
国中　郡内　河内　三つの平は肥沃の地
海こそなけれもの沢に　万足らわぬ事ぞなき

※さすがに接する国は武州・相模・駿河・信濃の4つ
　で数は少ない。
　山梨は特に盆地のことを「平」とは言わない。
　国中は甲府盆地、郡内は富士吉田・都留・大月のこと
　河内は富士川流域のこと。


四方にそびゆる山々は　北岳　間ノ岳　八ヶ岳
富士はことに活火山　いずれも国の鎮めなり
流れ淀まず行く水は　東に丹波川　桂川
南に笛吹　釜無川　これまた国の固めなり

※山梨も四方が山なので結構替えやすい。
　富士山・北岳・間ノ岳と標高のベスト１・２・４を
　出してみました。そしてこれからの季節「おろし」が吹く
　八ヶ岳は外せない。夏の山の天気で取り上げる
　川は北に流れる川が無いので東に流れる川。
　丹波川は多摩川源流。桂川は相模川源流。　
　笛吹・釜無は合流して富士川に・・・。

3番以降も歌詞を替えてみたいが大幅に変わってしまうかも。

3番は諏訪湖は富士五湖に置き換えられるし、
「真木茂り」多摩源流方面や富士の樹海には木がたくさん。
「蚕飼い」についても甲斐絹・郡内織に似ている。

4番は名所がたくさん歌われていて、替歌が難しい。
山梨の名所に替えてみる

強いてあげると「奈良田」とか旅の宿り「温泉」
温泉は西山・石和・湯村・増富・下部など
たくさんありすぎる。
「久米路橋」・・・橋で有名なのは「猿橋」かな？
「姨捨山」・・・・これは「大菩薩」かな？
なかなか難しい。

5番人材について歌われている。
まあ、ここは武田信玄ということになる。
それしか思い浮かばない。他に偉人があれば
替歌できるかも。

6番　碓氷山についてだが、これを変えるとなれば
御坂・笹子あたりになるだろう。
元の詩ではトンネルの数が歌われている。
笹子ならトンネルの長さを歌えるかな？といったところ
やはり替歌難しい。

このように同じ山国のため置き換えられる部分が
多数ある。　　

最後に長野のみなさま、すいませんでした。