ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

反射板で放送サービス

2011年08月18日 19時55分56秒 | その他
反射板の中継といえば、三つ峠の反射板はたびたび話題にしているが
北海道では、無給電中継用反射板でサービスしていた。
室蘭テレビ放送所からの電波は洞爺湖温泉街では
直接受信が難しかった。
そこでNHKは北海道の電波監理局(今の総合通信局)と合同で
反射板による受信実験をした。

洞爺湖中ノ島の山腹に大型反射板を設置しNHK室蘭放送所からの
放送電波(VHF9ch)とHBC・STVの電波(VHF11chおよび7ch)を



洞爺湖温泉街に向けて反射させた。
この反射板による放送サービスは昭和41年10月に
洞爺中継局ができるまで続けられた。ということだ


反射の電波は馬鹿にできないことがありますからねえ~。
以前、栃木の岩舟近辺だったと思うが、
岩肌に八木アンテナ向けている家を多数見た記憶があります。

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アナログテレビ7・8chの謎

2011年08月18日 19時50分13秒 | その他
アナログテレビのVHF7chと8chは2MHz重なりあっていた。
なぜそのような周波数配分になったのかの記述を見つけたので
紹介します。

もともとテレビのチャンネルは6ch制でした。
しかし、これでは全国普及にはチャンネル不足で
支障をきたすのでチャンネルを11に増やす措置がとられた。

その時に取られたのが7・8chのオーバーラップ。
当時、放送用周波数上限は216MHz。
第6チャンネルの上限が188MHz。
ここから5ch分取ると、帯域6MHz×5chで30MHz。
188+30=218となり2MHzオーバーすることがわかる。
でもどうして、7と8の間になったのか?

それは受信機のせいであった。当時受信機の
中間周波数は27MHz前後(26.75MHz)であり、
4chを受信すると、局発周波数の上側は
171.25+26.25=198となり、
オーバーラップを行わない場合の8ch(194~200MHz)の
中間に落ち込み、同一地域に第4と第8の割り当てが困難に
なる。

2MHzずらすことにより、198MHzが8と9chの境となる。
このような事情があったらしい。

しかし、現在のテレビの中間周波数は58.75MHzを使用している。

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