ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

考えてみたが・・・

2013年03月03日 20時39分09秒 | その他
スカイツリーの受信障害の原因とされているのには3つあり、
一つは送信アンテナが移転することにより、
新たに障害物ができて電波が弱くなる。
一つに送信アンテナが移転することにより
今までの八木アンテナの方角が違って受信できなくなる。
一つにブースターを使っている場合、
増幅レベルが過大になり障害を起こすものがある。

そのうち、送信所の方向に障害物があるのかどうか、
電波が届いているのか目で確かめる方法というものはないのか?
足りない脳で考えてみた。

電波は目に見えない。当たり前だ。これを何とか擬似的に
見える方法はないのか?
たどり着くのは太陽の光である。
太陽光も電磁波の一種である。人が目で確認できる。



ところで、東京スカイツリーから電波が出た場合、
どれくらいの角度(高さ)になるのか。
当地川越の場合、距離は36kmある。
送信アンテナ高を600mとすると
三角関数を使いタンジェントを求めることで
角Aのθが分かるはずだ。
調べてみると角度は0.95~0.96と1度にも満たない。
地平線から水平に電波が到来すると考えてよい。

次に方角だ。当地川越から東京スカイツリーは123度
(北を0度として東回り・・・つまり東が90度)

日の出、もしくは日の入りがこの方角で起これば
その時の太陽光が擬似的なスカイツリーの電波
発射状態であろう。

建物などの障害があれば、日の出(日の入り)の太陽は見えない。
見えないという事はつまり、
少なくとも直接波は届いていないという
目安にはなるのではないか?


暦の計算できるサイトがある

http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi

これで日の出・日の入りを調べてみた。
しかし、当地川越では該当する日はない。
なぜなら太陽の動きは次のメモの通り

日の出が119度より南になることはないのです。
冬至の日の出を調べたとしても
4度の誤差が出てしまします。

私の調べたところ、川越の隣の日高市や狭山市なら
スカイツリーの方角はちょうど118度ですので、
この手法は使えそうです。

衛星のパラボラ設置でもよく春分や秋分の昼間の太陽を
参考に設置するような指南もありますよね。
そう考えれば地上波に応用できなくないのでは?とか思います。

弱点は送信位置が真南や真北の方角に寄っている場合
(メモの画像見れば明白ですが)
この方法は使えません・・・南(南中)の太陽高は高いので
方角がOKでも、水平に電波が出ている模擬になりません。残念。

かなり長文になり、失礼しました。
※投稿後文を加筆しております。

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