ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

アナログテレビ時代の電波経路を調べてみる 東京ー長野県飯田 間

2018年12月02日 19時17分18秒 | テレビ・ラジオ受信関係
先日の電波受験界の話題の続きですね。
アナログテレビのときは、飯田で在京波が
再送信されているということは、
2000年初めごろ受信愛好家同志のネット情報交換で
耳にしていました。

現在では、いろいろなツールがネット上にあって、
一般人でも検証できるようになっています。

そこで、今回はグーグルマップの衛星画像と
シミュレーションツール「Radio mobile」を使って
調べてみましょう。


こちら、グーグルマップの衛星画像。
東京タワーと飯田市中心部を直線で結んでみる。
すると奇跡が見えてくる。
山梨の御坂山塊あたりまで、国道20号とほぼ同じ電波経路になっているのだ。
つまり、山に邪魔されないということですよね。
甲府盆地は盆地南部をかすめるような経路になっています。


こちらは「Radio mobile」で表示した断面図。
最後に南アルプスの山が立ちはだかります。


山の名称等を入れてみました。

こうしてみると、高尾山も電波の経路。
山梨県内では御坂山地(大栃山付近)が一つ目の障害。
甲府盆地を抜けると、西山温泉郷に達し、
そこから2つ目の障害、南アルプス越えとなる。
たぶん小河内岳で電波は回折していたんだろうな~
と私は思いました。


過去の電波経路の研究記事

東京-山梨県甲府間
https://blog.goo.ne.jp/tvdx5/e/b7026fb7f37724bcd2cfe66f2214d7f6


東京-新潟県上越間
https://blog.goo.ne.jp/tvdx5/e/2ad27913409d1edde82d71161b716415


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