ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

国際放送の中継局

2021年05月17日 19時50分36秒 | テレビ・ラジオ受信関係
短波放送の話題が続きます。
先日の記事でBBCの電波を受信した旨を書きましたが、
これは英国から飛んできている電波ではなく
シンガポール中継局の電波。

参考

9410kHzはシンガポールから出ています。
シンガポールから東京までは5300kmほど。

短波放送は世界をカバーできるといっても、
中継局でカバーしています。

我が国NHKの国際放送も例外でなく、
すべてが茨城の八俣から送信しているわけではない。

最新の資料が見つからなかったので現在と違うかもしれないが、
平成24年と平成26年の送信イメージ図があった。


H24年


H26年

NHKでは、放送スケジュール見る限り、UAEのほかウズベキスタンなどから中継している
プログラムがあります。
なお、外国在住邦人向け日本語放送(R1の中継)はアフリカ大陸・中米へはフランスの中継局から、
中東と北アフリカはドイツ中継局から、
アジア全般と極東ロシア、大洋州は八俣本局が出しています。
一番凄いのは南米向けで、これも八俣本局からの電波なのだけど、指向性はつけていると思うが、
日本のほぼ裏側になるわけで、(東京から約18000km)電波届いているのかな?とは思う。
(平成24年と26年では南米への電波の出し方違う)
NHKが置く中継局の位置から考えても、短波のサービスエリアって
4000~6000kmぐらいなんでしょうか。

短波の伝搬状況もいろいろ考察してみると面白いですね。

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