ジュリエットオスカー634受信ブログ

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ようやく視聴終了 新解釈・三國志

2022年01月26日 19時22分38秒 | 中国語・韓国語・漢字ネタ・三国志関連
ここ数日、録画していた「新解釈・三國志」を見終わりました。

貂蝉のくだり、どうしても「絶世の美女」という演義の設定なので、
容姿いじりの笑いになるところがあるんだよな。
ここ近年は容姿いじりもかなり世間的に厳しい演出ですからね~。
広瀬すずさん出演のくだり、見ました。
見てない人のためにあまり書かないけど、そう来たかと思いました。
しかし、その割には「時代考証的美女」の設定が徹底していなく、
小喬(山本美月さん)のくだりでは「時代考証的美女」になっておらんわけですよ。
まあ、黄夫人の配役(橋本環奈さん)はあの設定(「時代考証的美女」)
ではそうなるわな。
正史三国志では、親父の黄承彦に「醜い」言われているからね。
個人的には糜夫人やっていた人がだれなのか気になる。

曹操軍の腹を出していて疫病という設定もどうかと思うけど、
正史三国志では曹操軍に疫病がはやったという記述はある。
ちょうどこの新型コロナ感染話題ととシンクロするのも皮肉なことだ。

見ていない人のためにあまり書きたくないが、
まあ、見方によっては黄夫人がヒーロー(いやヒロイン)みたいなものだ。
孔明は奥さんである黄夫人に助けをもらっていたという描き方であった。

私が一番受け入れられなかった描写はやはり三顧の礼。
孔明のほうから自分をセールスするということはあったのだろうか?

三国志に詳しければ、どこを笑いにいじっているのか分かる。
なのでこの前書いた通り、三国志入門者向けではない。
知っている人が楽しむ向けかな。

(使用した画像の本は 中華書局の正史・三國志全5巻)

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