今回取り上げるネタは、無線受信家、放送マニアの類には
結構大事なことになる。
Eスポ受信シーズンでもあることだし、取り上げてみる。
受信できた音声(テレビなら映像)、どうやって発信放送局を
確認すればよいのだろうか?
もちろん一番良いのはIDの放送を確認すること。
簡単に書くと「こちらは○○放送です」といったたぐいの放送。
しかし、こういったID放送、NHKラジオですら回数は少ない。
民放とNHKでどちらが局確認が困難かというとNHKだと思う。
NHK-R1の場合は受信した周波数に加えて、
正時前の気象情報、交通情報、ローカルニュースで
放送局を絞っていく。
なお、NHK-R1のID放送は朝5時前、昼12時前、夜19時前となる。
民放ラジオの場合、受信周波数のほか、日中ならばワイド番組の
ジングルやローカルCM。
あとはローカルニュース、交通情報で地域を絞るのは
NHKと同様。
Eスポ時の受信確認の時使われることがあるようだが、
番組進行役のアナウンス(生のID)というのもある。
(例 「時刻は〇時〇分、TBSラジオ・スタンバイをお送りしています」といった具合)
日本国内局なら聞き取りに問題はないが、
海外の局(中国の局など)の場合は語学力(リスニング)は必要になります。
余談ですが、
PDFのTV-FM受信ガイドを読むと、録音IDと生IDで区別するようです。
私の考えは、基本的に録音IDのほうに信頼性を置いています。
特に日本国内局などは録音IDのほうが正確性が高いと思いますね。
オープニング、クロージングという特別な録音IDがありますから。
今回は、放送局確認とID放送について考えてみた。