SBS学苑 イーラde沼津校で開催された
稲垣栄洋先生の「ビックリ!野菜の色の秘密」
という講座に出席させていただきました。
先生の「キャベツにだって花が咲く」という本を
読ませていただいて以来、
ずっとお目にかかりたいと思っておりましたが、
タイミングが合わず、4度目の正直?で出席することができました。
私は、野菜の色が持つパワーに大変興味があるのですが、
一番おもしろかったのは、「どうして野菜は体にいいの?」
というお話を、野菜と人間を比較して説明された所。
野菜(植物)は、病原菌がやってくると、
活性酸素を出して、病原菌をやっつけます。
しかし、病原菌退治に使われなかった残りの活性酸素が
植物をさびつかせてしまいます。
そこで、植物は抗酸化物質(色素、香り、苦味など)を作って
活性酸素を除去しようとします。
人間も、植物同様、病原菌に対抗するために、
活性酸素を出し、またそれを除去する能力を持っています。
しかし、植物に比べればその力は弱く、
また加齢とともにその力は弱まります。
そこで、野菜を食べることによって、
野菜の抗酸化力をいただこう・・・というわけです。
講座終了後、先生とお話をさせていただき、
本にサインまでしていただきました。
稲垣先生の講座で学んだことを
今後の食育活動に活かして参ります。
ありがとうございました。