5月1日より、袋井市のどまんなかセンターで
被災した写真の洗浄ボランティアに参加させていただいた。
6月に入ると、参加者が急増した。
老朽化した旧洋裁学校の建物に、
多くの人が押し寄せることは、決して良いとは思わなかった。
最初から活動に関わらせていただいた者の一人として、
洗浄作業をスムーズに行うためには、
一人でも参加者を減らすことではないかと考え、
私は6月いっぱいで、どまんなかセンターに通うのを止めた。
しかし、何でも最後までやり通す性格なので、
このような事情で活動を止めなければならないことが
残念でならなかった。
が、今日から県内某所(いずれバレてしまうけど・・・)で
再び、洗浄ボランティアに参加させていただけることになった。
【こちらは、有名な発明家が考案された写真乾燥マシン】
どまんなかセンター参加者に比べたら、平均年齢は高いけれど、
穏やかな時間が戻ってきたことと
活動を続けられることに心から感謝している。
東日本大震災では、写真洗浄だけでなく
多種多様なボランティアが大活躍している。
そして、ボランティアに参加される方のお気持ちも様々だろう。
しかし、これだけは言える。
「ボランティアをやりたい!」
と
「ボランティア体験をしたい!」とは全く違う。
それは、
「農業をやりたい!」
と
「農業体験をしたい!」
が全く違うのをみればわかることである。