以前、NHKの番組で、山梨県の勝沼の農家が、
かぼちゃをブドウ棚で栽培している様子が取り上げられました。
これは、農家の高齢化で増えた遊休地のブドウ棚を再利用しよう
という試みでした。
そうしたら、なんとご近所さんが、
同じようにしてかぼちゃを作っているではありませんか!
「テレビを見て、まねしてみようと思ったの。」とのこと。
さて、このかぼちゃの空中栽培、どんなメリットがあるのかというと
・汚れや傷がつきにくい。
・色が濃く、美しい緑色に仕上がり、色ムラが出ない。
・高ミネラルで、食味が安定している。
・糖度が高い。
つまり、地栽培よりも太陽をいっぱい浴びているということが
メリットにつながっています。
また、地栽培に比べると耕地面積が少なくて済みますので、
中山間地での栽培にも向いています。
この空中栽培のかぼちゃですが、山梨では
「甲州天空かぼちゃ」 「空中かぼちゃ」 「空飛ぶかぼちゃ」
などの商品名で売られています。
そういえば、私のお友達夫婦は、
山梨県に暮らすようになってから、天体観測が趣味になり、
ついに清里に「星見専用の別荘」まで建ててしまいました。
山梨は天空がきれいなんだろうな・・・。