ベジブロスというのは、「野菜のだし」という意味。
野菜塾の内田悟先生のベジブロスは、
旬の野菜をそのまま煮込んでいきますが、
先日、朝の情報番組で野菜の皮や切れ端・・・
つまり、いつもは「生ごみ」として捨てられる部分を使った
ベジブロスが紹介されていました。
野菜も植物。
紫外線や害虫から自分自身を守るために、
色素や香り、苦みなどの成分を身にまといます。
これらの成分が「フィトケミカル」と言われるもので、
私たち人間も、それを取り入れることによって
免疫力UPにつながります。
そして、そのフィトケミカルは、野菜の皮や茎、根などに
ふんだんに含まれています。
ですから、野菜の切れ端でだしを取ることにより、
野菜の持つ健康成分を余すところなくいただける・・・
ということだそうです。
さっそくやってみました。
両手1杯分の野菜の切れ端を、
1.3リットルの水の中に入れ、
料理酒小さじ1を加えて20~30分煮込んでいきます。
ザルで漉すと、こんなだしが取れました。
その時に使う野菜の切れ端によって、
だしの色には差が出ますが、
こんなお料理に使いました。
●カレー
●鍋のだし
野菜のうま味、甘みが感じられ、
お料理の味がやさしく、まろやかになるのがわかります。
それに、これこそ本当に野菜を最後まで
無駄なく、丸ごといただくことになりますね。 (*^_^*)
「でも、だしを取ったあとの野菜は捨てなきゃいけないから、
生ごみの量は変わらないね。」
と言う私に対して、
「生ごみじゃないだろう。煮たごみだよ。」
という夫の返事が聞こえてきました。 ^^;