周智郡森町三倉にある
三鞍の山荘オーナーシェフ 今井克弘氏による
「プロに学ぼう!今井シェフの食育講座」を拝聴しました。
●日本とフランスの食に対する意識の差
日本では「食事を済ませる」と言いますが、
フランスでは「食事を食べる」と表現します。
これは、フランス人が「楽しく食べること」を
大切にしているからであり、
食卓での会話も十分に楽しみます。
●フランス語には「まずい!」という言葉がない。
フランス人の食に対する思いを象徴するかのように、
フランス語には「まずい」に当たる言葉がありません。
pas mal 「悪くない」という言い方はありますが、
これは「悪くはない」のですから、褒め言葉になります。
しかし、お客様から「pas mal」と言われると、
レストランの厨房では、
「何か不都合なことがあったのではないか?」
と大騒ぎになるそうです。 (^^)
●毎日、朝ご飯を食べるために
子供が毎日、朝ご飯を食べるようにするために実行すること。
その視点がすごく面白かったので書かせていただきますね。
お母さんは音を立てて料理をする。(野菜を刻む音など)
↓
その音で子供は食欲が刺激される。
↓
出来上がったお味噌汁の匂いを嗅ぐ。
↓
ますます食欲が刺激される。
↓
「おいしい!」と母親に言葉で伝える。
↓
毎日、朝ご飯を食べるようになる。
つまり、五感をフル活用させ、
食卓で会話を持つことを続けることにより、
毎日朝ご飯が食べられるようになるというわけです。
皆さま、朝ご飯はしっかり召し上がりましたか?
今日も、pas mal な一日をお過ごしください。 (^^♪