”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

ときめき女性研修でだし講座

2018-01-19 20:10:31 | だし

中遠地区農山漁村ときめき女性の研修会があり、講師を務めました。

テーマは、だし。

まず、だしに親しみ、楽しんでもらうことを目標にしました。

そこで

 ・野菜の栄養を丸ごと ベジブロス

 ・基本のだしを体験しよう

 ・市販のだしパックや顆粒だしをチェック

という3本柱で講座を進めていきました。

  

野菜の切れ端や皮、種など普段棄ててしまう部分でとるベジブロスは

驚きのおいしさだったようです。

 

今朝、5時からとっただしがカップに並べられました。

  

  

テイスティングに挑戦する皆さん。

「昆布としいたけはすぐにわかったけど・・・。」

「何? これ魚介系だよね?」

色々な声が飛び交います。

  

 

だしのブレンドにも挑戦し、うまみの相乗効果を実感していただきました。

一番人気があった組み合わせは、やはり「かつお節+昆布」

 

 

かつお節と昆布でだしをとることも体験してもらいました。

温かなかつお昆布だしに淡口醤油を加えて飲むと、

「料亭の味だね!」と驚きの声が!!

  

 

最後に、食品表示について説明し、

市販のだしパックや顆粒だしの中で、

本当に「だし」と呼べるものがどのくらいあるのかチェックしてもらいました。

  

 

だしはお料理のベースであり、

和食という文化を支えてきたものなのにも関わらず、

これまできちんと語られてこなかったように思います。

「いまさら聞けない」と思っていたことが、次々に熱い質問となり、

私にとっても、大変実りの多い研修となりました。

 

素晴らしい機会を与えてくださった農山漁村ときめき女性の皆さま、

中遠農林事務所 ご担当者さま、

ありがとうございました。

  

コメント (2)
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