昨日のブログの続きになります。
あの記事のままだと、天竜二俣の印象が悪くなってしまうので、
とてもすてきな街だということを書かせていただきます。
二俣は古いものをとても大切にしています。
昔の蔵を活かして、地域の物産や作家さんの作品の
展示販売を行っています。
ここマルカワの蔵もそのひとつ。
ここは140年前に建てられた呉服屋さんでした。
呉服屋さんを閉めた後は、お酒屋さんとして使われていました。
3階建ての古い建物です。
1階の店舗奥の部屋では、手作り小物の展示販売が行われていました。
店舗と蔵をつなぐスペースには、昔の道具が飾られていました。
この丸いものは何かわかりますか?
昔の洗濯機だそうですよ。
昔の商家は、店舗の裏にお蔵があり、別々の建物でした。
それを、渡り廊下を付けることによって、つなげています。
長持(ながもち)という衣類などをしまう昔の箱の上も
趣のある展示スペースになっています。
階段箪笥があるのも商家の証しです。
階段を上った部屋では、箪笥の引き出しを活かした
展示ので仕方が面白かったです。
思わず手に取りたくなるストールや、洋服もすべて作家さんの手作り。
蔵の中は、時間の流れがとてもゆるやかに感じました。
この蔵を守り、活用し、多くの人たちの出会いの場を作ってきた
NPO法人 元気里山の皆さんのパワーは素晴らしいです。
これから暖かくなるので、今度は、二俣をゆっくり散歩したいです。(#^.^#)