昨日のかけがわ女性農業者のつどいの続きです。
この研修会の中で、中国茶セミナーも開催されました。
講師は、Tea Time Createrの後藤暢先生です。
凍頂烏龍茶を淹れていただきました。
器は2つ用意されていますが、先に長い方にお茶が注がれます。
そのお茶を平たい方に移したら、
長い方に残った香りを楽しみます。
そう、長い方は香りを楽しむための器で聞香杯(もんこうはい)と呼ばれます。
平たい方は、お茶を飲むための器で飲杯(いんはい)と呼ばれます。
【右:乾燥した凍頂烏龍茶の茶葉 左:淹れた後の茶葉】
中国茶は、その時々のニーズに合ったものが作られます。
同じ品種のお茶でも、色や香りが大きく変わることもあります。
14憶の人が暮らす中国では、今、求められているものを作っていきます。
変化を恐れないのが中国茶。
そこが、味と香りを守り伝えていく日本のお茶と違うところだというお話、
とても興味深く拝聴しました。
二つの器で香りと味を確かめながらいただいていくと、
一煎目、二煎目、三煎目と変化していくのがわかります。
私は、ちょっと渋みが加わった二煎目の味わいが好きです。
後藤先生のセミナーの様子を、
田辺エミさんがグラフィックレコーディングで表現すると…。
製菓衛生士の資格もお持ちの後藤先生が作られた塩パウンドケーキ、
絶品でした!ヽ(^o^)丿
コロナ禍の中、久々にゆったりとお茶をいただきました。
この時間が大切なんですね。
今度は、中国茶の歴史的背景なども含めて、じっくりお話を伺ってみたいです。
後藤先生、ありがとうございました。(^-^)