私にはお野菜の先生が2人います。
お2人とも70代で、一人は男性、もう一人は女性の方です。
このお赤飯は、男性の先生が作られました。
私も夫も、この方の作るおこわが大好きで、
その季節ごとに、お赤飯や栗おこわを届けてくださいます。
せいろで蒸して丁寧に作られたお赤飯。
この上にかけられたごま塩も、生のごまを煎り器で煎り、
それと同時に、「かわらけ」とおっしゃっていたので、たぶん焙烙だと思われますが、
焙烙で煎った塩を合わせたものです。
なぜ、生ごまと塩をひとつの煎り器で煎らないのかというと、
一緒に煎ってしまうと、塩だけが焦げ付いてしまうからだそう…。
ごま塩まで丁寧に作られたお赤飯。
本当においしくいただきました。
こういう素晴らしい方が近くにいてくださるからこそ、
自分の手抜きとか雑な暮らし方を反省し、
できるだけ、この丁寧な暮らしに近づきたいと願います。
下を見たら切りがない。
手を抜くこと、楽をすることばかり考えて、
自分に都合のいい言い訳を考えることは簡単。
やはり私は上を見て、
素晴らしい人生の先輩を見習って努力しようと思います。
こういう方々が近くにいてくださって、本当によかった!!