「かけがわ女性農業者のつどい」が、とうもんの里で開催されました。
講師はとうもんの里の前理事でいらした名倉光子さん。
「農業×SDGs」というテーマでお話しされるということを伺い、
すぐに申し込みました。
私は、以前、SDGsについての研修会で講師を務めたことがありましたが、
農業に対する掘り下げ方が足りなかったことを反省していました。
ここは、しっかり学ばせていただかないと!!
何と言っても驚いたのは、SDGsの切り口!!
七草粥なんですよ。
七草粥を作る時に、七草を叩きながら歌う歌があります。
「七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン」
この「唐土の鳥」とは何を示しているのか?
中国からの渡り鳥という意味ですが、これは疫病を指しています。
野山の草からパワーをいただいて
病に負けない体を作ろうという願いが込められています。
また、昨年はウンカが早い時期にやって来て、
稲の芽が被害を受け、お米が不作でした。
この原因な何なのか?
これらの身近な話題から、世界がつながっていることを説明してくださいました。
さあ、ここからは自分がSDGsの目標達成のために出来そうなことを
付箋に書いて、それが17の目標のどれに当たるのか各自で貼っていきました。
文字で表すことで、自分の目標や行動も明白になりますね。
「気候変動に具体的な対策を」を目標にする人が多かったように思います。
この研修会の内容は、田辺エミさんがグラフィックレコーディングという手法で
表現してくださいました。
これを見れば、お話の内容を文字とイラスト両方から理解することができます。
お昼は、掛川市横須賀の割烹旅館「かねきや」のお弁当をいただきました。
地産地消のお弁当。
これも大切なSDGsですね。
名倉さんのお話を伺って、
私も個人レベルでできるSDGsから一歩進んだ活動ができるように、
努力していこうと思いました。
名倉光子さん、楽しく、深いお話をありがとうございました。
また、掛川市民でもなく、農業者でもない私を参加させてくださった
「かけがわ女性農業者のつどい」実行委員の皆さま、
心から感謝申し上げます。