昨年末に醤油麹を仕込みました。
その様子はこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/ume724/d/20130201
もうすぐ4か月経つというのに、
麹の粒々は残ったままです・・・(?_?)
でも、香りは芳醇になり、
まるで八丁味噌のような風情になってきたので、
料理に使ってみることに・・・。
アスパラと豚肉の炒め物と
醤油麹ドレッシングを作りました。
加熱すれば、粒は軟らかくなるので、気になりません。
ドレッシングには生のまま入れたので、
粒々が主張していますが、
味と香りは良いので、よしとしましょう。 (^^)
2月1日の記事には、
「この醤油麹が完成したら、本当の春が来る。」
と書きましたが、
このままじゃ、いつまでたっても春が来ないので、
無理やり春にしてしまったような・・・ ^^;
あの頃、醤油麹を仕込んでいた皆さま、
あなたの春は来ましたか? (^_-)-☆
周智郡森町三倉にある
三鞍の山荘オーナーシェフ 今井克弘氏による
「プロに学ぼう!今井シェフの食育講座」を拝聴しました。
●日本とフランスの食に対する意識の差
日本では「食事を済ませる」と言いますが、
フランスでは「食事を食べる」と表現します。
これは、フランス人が「楽しく食べること」を
大切にしているからであり、
食卓での会話も十分に楽しみます。
●フランス語には「まずい!」という言葉がない。
フランス人の食に対する思いを象徴するかのように、
フランス語には「まずい」に当たる言葉がありません。
pas mal 「悪くない」という言い方はありますが、
これは「悪くはない」のですから、褒め言葉になります。
しかし、お客様から「pas mal」と言われると、
レストランの厨房では、
「何か不都合なことがあったのではないか?」
と大騒ぎになるそうです。 (^^)
●毎日、朝ご飯を食べるために
子供が毎日、朝ご飯を食べるようにするために実行すること。
その視点がすごく面白かったので書かせていただきますね。
お母さんは音を立てて料理をする。(野菜を刻む音など)
↓
その音で子供は食欲が刺激される。
↓
出来上がったお味噌汁の匂いを嗅ぐ。
↓
ますます食欲が刺激される。
↓
「おいしい!」と母親に言葉で伝える。
↓
毎日、朝ご飯を食べるようになる。
つまり、五感をフル活用させ、
食卓で会話を持つことを続けることにより、
毎日朝ご飯が食べられるようになるというわけです。
皆さま、朝ご飯はしっかり召し上がりましたか?
今日も、pas mal な一日をお過ごしください。 (^^♪
先日、野菜のだし、ベジブロスについて
記事を書かせていただきました。
http://blog.goo.ne.jp/ume724/d/20130416
ベジブロスを作りながら、
「このだしを干し野菜で取ってみたらどうなるのか?」
という疑問が沸いてきました。
そこで、実験開始!
●ためておいた野菜の切れ端を、
重さや種類が等しくなるように2つに分けました。
●一方だけ1日干しました。
●2種類のベジブロスを作りました。
左が、干した野菜の切れ端で作ったもの。
右が、生の野菜の切れ端で作ったもの。
(以下、簡単に「干しベジブロス」、「生ベジブロス」と
表記させていただきます。)
色は、明らかに干しベジブロスの方が濃いです。
味は、生ベジブロスの方が甘みがあるのに対し、
干しベジブロスの方は舌にえぐみが残りました。
野菜は干すことによって、甘みやうま味が凝縮されますが、
苦みやえぐみが強くなるもののあります。
今回はこのような結果になりましたが、
野菜の種類が変われば(例えば、きのこ類が多い場合など)、
また違った結果が得られると思います。
何でもやってみないと始まりませんね。 (^^)v